エステサロンの集客方法として、チラシを活用しようと考えている店舗も多いことでしょう。ある程度コストもかかることから、できるだけ効果のあるチラシを作成したいものです。
そこで、売れるエステサロンになるためのチラシ作りのポイントを紹介し、NG例やチラシ以外の集客方法もお伝えします。是非最後までご覧ください。
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目次
売れるエステサロンのチラシとは?押さえておきたい10のポイント
チラシ作りでは、まず誰に何を伝えたいのかを明確にすることや掲載する情報の取捨選択など、いくつかのポイントがあります。
エステサロンが集客の手段としてチラシを活用する際は、これから紹介するチラシ作りで知っておくべきポイントをチェックして、チラシ作りに活かしましょう。
自宅サロンのチラシ作りのポイントは以下の記事で解説していますので、こちらも是非ご覧ください。
1.ターゲットを明確にする
チラシ作りにおいて何より大切なのは、その広告を見てほしい人、その広告を見てアクションを起こしてほしい人に向けて作ることです。
なるべくたくさんの人に見てもらいたいと思ってしまいますが、そうすると誰にも刺さらないチラシになってしまい、効果を半減させてしまう可能性があります。
「誰に」そのチラシを見てもらいたいのか、「何を」伝えたいのか、それを見てどう行動してほしいのかなどをイメージしながら作りましょう。
2.キャッチコピーで興味を持たせる
キャッチコピーとは、インパクトのある短いフレーズでズバッと心に切り込むような宣伝文句のことを言います。
エステサロンのチラシでは、キャッチコピーで潜在的な悩みや欲求への問題提起を行い、目を引きつけるというのが効果的です。
「最近たるみが気になっていませんか?」「お肌のくすみは老け顔の原因に!」など、「そういえば気になっているわ・・・」と思わせるような問題提起を短い言葉で表現することを意識するとよいでしょう。
問題の提起と解決策をのせる
キャッチコピーで目を引きつけることができたら、中身を読んでもらえる可能性が高まるため、そこで問題提起したことへの解決策を記載します。
たとえば上記のキャッチコピーに対しては、「当店のこのメニューで防ぐことができます」など、たるみやくすみにアプローチできるメニューを載せて、来店への動機づけをするのがおすすめです。
なお、薬機法ではエステサロンで「改善」や「美白」をチラシで使うことはできないので、注意しましょう。
3.目を引くメニューに絞ってのせる
チラシは新規客の来店が目的なので、あれもこれもアピールするとお客さまは何を選んでいいのかわからなくなり、面倒くさくなってしまいます。
エステサロンにはお客さまに紹介したいメニューがたくさんありますが、その中でもイチ押しのメニューに絞り込んで載せることも大切です。
値段が違う3段階のメニューを載せるのもおすすめ。3つの同じように見えるメニューがどう違うのかという興味をかき立て、松竹梅の法則で真ん中のメニューが選ばれやすいというメリットがあります。
4.写真を載せてお店の雰囲気を伝える
初めてのお店に行くのは緊張するもの。どんなお店かわからないとお客さまは不安を感じてしまいます。
そこで来店のハードルを下げるために店舗の写真を載せるのがおすすめです。
お店の雰囲気や施術の様子などを画像で見ていただくことで、お客さまが行動を起こすハードルを下げることに役立つでしょう。
5.「今だけ」など行動の後押しをする一言を入れる
お店に少しでも興味をもったお客さまの背中を押すために、期間や人数を限定するという方法もあります。
「〇日まで20%引き」「先着〇名様限定」など、急がないと損をするという心理を利用しましょう。また、期間限定のクーポンをチラシにつけるのもおすすめです。
6.口コミ効果を利用する
マーケティングに口コミが有効なのはご存じの通りでしょう。口コミは、第三者の意見に信憑性を感じる、みんなが行っているから行ってみよう、などの心理を利用してお客さまに行動を起こさせることができます。
株式会社リクルートが発表した美容センサス2022年上期「エステサロン編」でも、エステサロンに初めて来店した際に重要視したポイントとして、もっとも多いのが口コミでした。
そこで、チラシにお客さまの声を載せて、施術の感想やお店の雰囲気の良さなどをアピールすることで、チラシの効果をいっそう高めることにつながります。
7.スタッフ紹介で信頼度アップ
どんな人が施術をしてくれるのかというのは、お客さまが気になることのひとつです。そこで、スタッフの顔写真を載せることでお店への信頼度を高めることができます。
また、スタッフの保有資格や実績、仕事への意気込みなども記載することでお客さまの来店に対する不安を取り除いてくれるでしょう。
8.お店の地図をのせる
店舗情報は必ず載せましょう。住所や連絡先、予約方法も記載して、お店までの地図もあるとより親切です。お店が自宅から近いかや通勤経路にあるかなども来店動機になります。
お店が気になったのにアクセス方法がわからないのでは、大変な機会損失です。予約方法はわかりやすく、QRコードやSNSの情報を記載して、予約フォームにすぐたどり着けるようにしておくことが大切です。
9.デザインはシンプルにまとめる工夫を
チラシはあまり色を使わず、シンプルにまとめることを心がけましょう。使う色は3つまで。それ以上の色を使うと、ごちゃごちゃした印象を与え、情報が目に入りにくくなってしまいます。
全体の印象を決めるベースカラーと特に目立たせたいキャッチコピーなどに使うメインカラー、予約フォームなど見落としてほしくない情報に使うアクセントカラーを設定して、デザインをまとめるのがおすすめです。
なお、他の色を使う場合は、設定した色の濃淡を利用するなどあくまでシンプルなものを目指しましょう。
10.一度で終わらせずトライ&エラーを繰り返す
チラシは、一度配っただけでは効果がわからないこともあるかもしれません。チラシの効果を高めるには、二度三度と同じ地域に配り、その都度お客さまの反応を分析していく必要があります。
分析結果をもとにチラシに載せるキャッチコピーや写真を変えたり、デザインを再検討したりといったトライアンドエラーを繰り返して、精度を高めることが大切。
チラシの種類や配布方法は以下の記事で解説しています。是非こちらも参考にしてみてください。
チラシの効果を半減させる売れないチラシ、NG例とは?
集客の効果を高めるチラシ作りのポイントを理解したところで、チラシとしてNGな例もチェックしておきましょう。
1.情報を詰め込みすぎ
エステサロンのチラシはA4サイズよりも一回り小さいB5やA5サイズが多いです。
折りたたまずに新聞などへ折り込むことができ、コンパクトで持ち歩きがしやすいサイズでありながらそれなりに情報も載せられる大きさであるというのが理由。
そこまで紙面が大きくないため、載せる情報は選ばなければなりません。アピールしたいことが多すぎてあれもこれもと記載すると、ごちゃごちゃとした印象になり、見る気を失わせてしまいます。
2.過剰なアピール
目を引くキャッチコピーやエステの効果をアピールしたくても薬機法には気を付けましょう。
施術の効果に自信があっても、エステサロンの広告で使用すると罰則の対象となる表現があります。「治る」「シミが消える」「改善」などはNGですので、チラシ作りの際は、薬機法もチェックしておくのがおすすめです。
3..何のお店かわからない
チラシは目に入ってから数秒で、読む価値があるかないかを判断されます。興味を引くことができなければ数秒でゴミ箱行きです。
そのため何のお店のチラシか、何を伝えたいのかを一瞬で理解できるものでなければなりません。エステサロンは特に清潔感やラグジュアリー感などを重要視するお客さまも多いため、色使いが奇抜すぎたり乱雑な印象を与えるデザインはNG。
フォントが小さすぎて見にくい、エステサロンの雰囲気をイメージできないものは避けるようにしましょう。
4.伝えるべき情報が載っていない
お客さまがキャッチコピーに惹かれてチラシをじっくり見たとき、知りたい情報は何かを想像してみましょう。
それらが載っていないチラシはNGです。たとえば、お店へのアクセス方法やお店の住所、地図、クーポンの有効期限や価格などはお客さまが絶対にチェックする項目ですので、記載漏れがないように気を付ける必要があります。
エステサロンの集客にも活用できる予約システム「リザービア」
エステサロンの集客にはチラシ以外にSNSやGoogleを利用する方法も有効です。ここからは、エステサロンのさまざまな集客方法と連携して予約へつなげる予約システム「リザービア」を紹介します。
LINE連携で集客
LINEは今や国民のほとんどが利用しているといっても過言ではないアプリです。そのアプリを予約の窓口にできれば、リピータ―の囲い込みに効果を発揮するでしょう。リザービアはLINE公式アカウントと連携することで、予約アプリとして活用することが可能。
Google検索と連携で集客
エステサロンを探していたり、肌の悩み解消や癒しを求めているお客さまは、webでキーワードを打ち込みGoogleで検索をすることもあります。また、家の近くの通いやすいエステサロンをマップ検索することもあるでしょう。
その時、Googleの検索結果に店舗情報を表示させ、「予約ボタン」が設置してあれば、予約につながる確率を高めることができます。リザービアは、この「Googleで予約」とも連携可能です。
エステサロンでリザービア導入の成功事例を紹介
それでは実際にリザービアを導入したエステサロンのインタビュー記事を見てみましょう。リザービアの連携機能を活用して集客に成功しているお店の事例を紹介します。
LINE連携予約でリピート率アップ
神奈川県の武蔵小杉で人気のよもぎ蒸し専門店「美肌よもぎ蒸し もう蒸されずにはいられない。」様は、開店当初からリザービアを導入していました。導入の決め手はLINE連携機能。
リザービアのLINE連携機能をどう集客に活かしているか、また、リピート率を高めるために取り組んでいることなど、人気店の裏側を覗いてみましょう。
インターネット予約も一元管理で集客力アップ
東京都江戸川区にある完全個室・完全予約の脱毛エステサロン、Pur・Blanc【ピュール・ブラン】様は、当初のターゲットである主婦層から働く女性にターゲットを変更後、リザービアを導入して半年で連日満員の人気店に。
ポータルサイトと連携して予約を一元管理できるBMS機能[※]が集客に役立っているそうです。その他、リザービアの機能を活用して予約が埋まる秘訣をチェックしてみましょう。
※BMS機能はリザービアのオプション機能で、複数のポータルサイトやSNS、LINEからの予約を一元管理できる連携機能です。
詳しくは以下のページをご覧ください。
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チラシは見やすさとわかりやすさが重要
※売れるチラシのポイントをまとめつつ、エステサロンの集客には予約システムを活用するのもおすすめと締めてください
チラシは見やすく、伝えたい情報を簡潔にまとめ、必要な情報は余すところなく記載する必要があります。また、エステサロンのチラシでは、清潔感や安心感を与え、薬機法にも気を付けなければなりません。
チラシで集客をしつつ、さまざまな集客方法と連携できる予約システムの導入も是非ご検討ください。
魅力が伝わるチラシを作って、お客さまの新規来店を目指しましょう。