美容サロンの予約受付・管理業務に、専門の予約サイトを活用する店舗が増えています。
その中でも、無料で導入できる予約サイトは、これから予約受付・管理業務にシステムの導入を活用してみようと検討している方にとって、非常に魅力的です。
しかし、予約サイトを導入すべきなのか迷っている方もいるのではないでしょうか?
この記事では、サロンに予約サイトを無料で導入すべき3つの理由や予約サイトを作成する3つの方法、おすすめの予約サイトやその選び方、注意点を解説します。
店舗に無料の予約サイトを導入することを検討している方は、参考にしてみてください。
- サロンのリピート率を増やしたい
- クーポンサイトを脱却したい
- LINEでの予約管理が大変
- 予約はリザービアで一元管理
目次
サロンに予約サイトを無料で導入すべき3つの理由
美容サロンの運営に予約システムを導入すると、予約受付・管理業務の利便性が向上し、その他の業務に時間的・人的リソースを割けるのが大きなメリットです。
この章では、予約サイトを美容サロンに導入する具体的なメリットについて、くわしくみていきましょう。
1.24時間365日体制で予約受付できるようになる
予約サイトを店舗の予約業務に活用することで、店舗を営業していない朝や夜の時間帯、営業日でも予約を受けられ、管理できるのがメリットです。
オフラインで電話予約をしていると、予約時間について誤って記録してしまったり、電話対応におわれて、店舗業務に時間を割けられなくなったりする可能性もあります。
接客や店内清掃など、お客様の満足度向上につながる業務に、限りある人的・時間的なリソースをより多く使えるようになる点が魅力です。
2.業務効率化に役立つさまざまな連携機能が使える
予約サイトの中には、見やすい予約管理システムや事前決済機能、お客様の予約ニーズに応える決済システムなど、店舗業務を効率化させる機能が豊富なサービスも。
予約受付・管理業務だけでなく、予約の利便性を向上させる外部サービスとの連携機能も特徴です。
3.顧客データを分析してマーケティングに活かせる
予約サイトの中には、店舗の売上データを集計し、お客様の属性ごとに細かく売上の内容を分析できるものもあります。
また、過去の売上データから、個別のお客様におすすめのサービスを知り、それぞれに最適な美容サービスの提供に活かすことができるシステムも。
顧客データを分析してマーケティングに活かしたいと考える店舗にとっては、予約システムを導入するメリットは大きいでしょう。
予約サイトを作成する3つの方法
自分の美容サロンに予約サイトを導入するためには、どのようにシステムを構築するかを考える必要があります。この章では、予約サイトを作成するための3つの方法を紹介。美容サロンに、予約サイト導入を検討している方は、参考にしてみてください。
1.自分で一から作成する
美容サロンの経営者やスタッフみずからがプログラミングを学習すれば、店舗が使用する美容サロン向けの予約サイトを作ることが可能です。自分たちに必要な機能や使いやすさを探りながら、システムを構築できる点がメリットでしょう。
ただし、プログラミング知識をゼロから学ぶのは時間と労力がかかり、今すぐに予約サイトを店舗に導入したい方にとっては不向きです。時間と金銭的に余裕がある場合には、自分自身で予約サイトを作ることを検討してみてもいいでしょう。
2.開発企業に外注する
Web開発企業に予約サイトを外注する方法もあります。店舗が必要とする機能を相談しながらサイト構築できるので、ニーズを満たしたシステムを作れる可能性が高いです。
ただし、予約サイトの完成までに長い時間と費用がかかってしまうこともあります。
サイト構築の費用はゼロから作る場合ほど高く、既存のシステムをベースに作る場合には比較的安い金額で外注できるでしょう。
3.無料の予約システムを使う
無料の予約システムを活用する方法もあります。すでに完成された予約サイトのシステムを活用して、無料で手軽に予約受付・管理が可能です。
初期費用や運用費用を無料で利用できるシステムもあり、有料のオプションに追加加入することで、予約サイトの機能性がさらに充実するものも。
とりあえず予約サイトを導入してみたいと考えている方は、無料で誰でも気軽に予約受付をはじめられる、無料の予約システムを利用してみるのがおすすめです。
【無料で使える】予約サイトのおすすめ4選
無料で使える予約サイトのおすすめは以下の4つです。
- STORES予約
- Square予約
- Air リザーブ
- tol(トル)
それぞれの予約サイトの特徴や機能性、導入するメリットをみていきましょう。
1.STORES予約
STORES予約は、無料で利用できる予約サイトです。具体的には、下記のような機能が使えます。
- ネット予約受付・管理機能
- キャッシュレス決済やPOSレジ
- ネットショップ開設
- 来店状況や売上を管理できるアプリの作成機能
STORESを導入することで、予約受付・管理だけでなく、決済やPOSレジなどの会計業務も丸ごと任せられる点が魅力です。
2.Square予約
Square予約は、SNS連携が魅力の予約システムです。具体的には、下記のような機能が使えます。
- ネット予約受付・管理機能
- キャッシュレス決済やPOSレジ
- ネットショップ開設
- Facebook,Instagram,Googleとの連携
ネット予約受付・管理機能があることに加え、ネットショップ開設や各種SNSとの連携が便利。誰でも手軽で使いやすいシステム性のサービスを探している方におすすめです。
3.Air リザーブ
Air リザーブは、無料で使える安全性が高い情報通信が特徴の無料予約システムです。具体的には、下記のような機能が使えます。
- 予約受付・管理業務の一元管理
- 予約確認用メールの送信
- 安全性の高い情報通信
予約受付・管理業務を一元的に管理でき、予約確認メールも配信されます。安全性の高い情報通信も可能なので、安心してサービスを利用可能です。
4.tol(トル)
tol(トル)は、無料で予約サイトを作成できるサービスです。具体的には、以下のような機能が使えます。
- ネット予約受付・管理
- 顧客管理機能
- キャッシュレス決済・事前ネット決済
- メール送信機能
- 自社の予約サイトを作成
無料で予約サイトを作成して、手軽に予約受付・管理システムを店舗に導入可能です。
Googleで予約
Google予約は、Googleが手数料無料で提供している予約機能です。特定の利用料金を払って、提携の予約サイトと連携することで、Google上での予約受付を可能にします。
Googleで予約の魅力は、GoogleマップやGoogle検索を利用する際に、予約サイトに移動することなく、Google経由ですぐにサービスを予約できる点です。
Googleで予約を活用できるカテゴリーには、下記のようなものがあります。
- 飲食店
- イベント・アクティビティ
- 美容サロン
- フィットネス
支払いはGoogleアカウントに紐づけられたGoogle Payでも対応できます。
予約の利便性を重視した予約体制を作るためにも、無料の予約サイトとプラスアルファで取り入れておきたい便利な機能です。
失敗しないための予約サイトの選び方
美容サロンに導入する予約サイトを選ぶ場合は、目的や他のシステムとの比較をし、まずは無料のシステムから試してみるなどの工夫が大切です。
この章では、予約サイトの選び方についてくわしく見ていきましょう。
1.導入する目的とゴールを明確にする
美容サロンに予約サイトを導入する際は、その目的を明確にしておくことが大切です。目的が明確でないと、予約サイトを導入しても効果の振り返りや改善が難しいでしょう。
また、豊富な機能性の予約システムを選んでも、システムの運用に想定外の費用がかかってしまい、後悔してしまうリスクも考えられます。
2.導入する予定のシステム同士を比較してみる
予約システムには無料のものだけでなく、有料のものもあり、それぞれの強みや機能性は異なります。いくつかの予約システムの候補を選んで、システム同士を比較してみることで、後悔のない予約システム選びができるでしょう。
3.無料のシステムからはじめてみる
美容サロンに予約システムを導入したことがない方は、まずは無料で利用できる予約サイトや、無料期間を設けている予約サイトを実際に利用してみて、自分の店舗に合ったサービスを選ぶのがおすすめです。
無料の予約サイトで不満を感じるようなら、有料の予約システムも検討しましょう。
予約サイトを選ぶ際の注意点
予約サイトを選ぶ際は、導入する目的に合わせて、必要な機能を利用でき、スタッフとお客様が利用しやすい見た目や操作性の予約システム選びをしましょう。
事前に必要な機能性について考えないと、予約サイトを導入したあとになって機能が足りないことが判明することも。また、その反対で機能が多すぎて使いこなせないことに不満を抱えてしまうこともあるでしょう。
また、スタッフやお客様が使いやすいサービスがどうかも、継続的に予約サイトを活用することを考えていく上では重要です。
店舗が必要とする機能を満たしている、使いやすいサービスを選んで、長期的に店舗の業務改善や売上アップにつなげていきましょう。
- 無料掲載のGoogleマップで集客
- 近隣店舗より目立つ予約ボタン表示
- リザービアご契約者様なら無料で利用可能
- 予約はリザービアで一元管理
サロンの予約サイトを無料で導入して、店舗の業務効率アップを目指そう!
美容サロンに無料の予約サイトを導入することで、業務効率がアップし、売上につながるマーケティング戦略の考案・実施にも役立ちます。必要な機能性を満たしている予約サイトを選択して、店舗の業務効率アップを目指していきましょう。
引用元
Googleで予約:公式ホームページ
STORES予約:公式ホームページ
Square予約:公式ホームページ
Air リザーブ:公式ホームページ
tol(トル):公式ホームページ