ピラティスに興味があり、これから資格を取りたい、インストラクターになりたいと考えている人も多いのではないでしょうか。しかし、ピラティスにはどんな資格があり、インストラクターになるにはどうすればいいのか、理解できていないかもしれません。
そこで、ピラティスの資格や取得方法などを解説するとともに、インストラクターになる方法をお伝えします。さらに、将来的にフリーランスやオーナーになりたい人向けのおすすめシステムも紹介するので、最後までじっくりご覧ください。
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目次
ピラティスの資格にはどんな種類があるの?
ピラティスは、ドイツで同じ名前の従軍看護師によって考案されました。当初は負傷兵のリハビリのために利用されていましたが、次第に健康な肉体づくりをサポートするエクササイズとして広まっていきまいた。
動きが似ているため混同されやすいですが、ヨガは呼吸法を重視しており心の安定を目指すもの。一方のピラティスは、体を鍛えてインナーマッスルを強化するトレーニングとして行われます。
ピラティスには大きく分けて2つの種類があり、それぞれ資格が異なるので、どんな種類があるのかを見ていきましょう。なお、具体的な資格については後述します。
マットピラティス
マットピラティスとは、ヨガと同様にマットの上で行うもの。自分の体重で負荷をかけます。ボールやバンドなどを使用することもあり、鍛えたい部分に集中的にアプローチすることが可能です。
マシンピラティス
マシンピラティスとは、マットピラティスとは異なり、ピラティス専用の器具を使って行うピラティスです。
器具には、ベッド型の「リフォーマー」や、横になってスプリングを利用しながら負荷をかける「キャデラック」、腰かけて安定した体勢で利用できる「チェアー」などの種類があります。
マシンを設置するためのスペースが必要ですが、負荷を調整しながら使えるため、リハビリなどでも用いられることが特徴です。
マットピラティスとマシンピラティスの両方の資格を所持する「コンプリヘンシブ」という資格もあります。
ピラティスインストラクターの仕事内容と活躍の場は?
つづいては、ピラティスを指導するインストラクターの仕事内容と、活躍できる場所について解説します。
フィットネススタジオ・ジム
まず挙げられるのが、フィットネススタジオやジムです。ピラティスのレッスン指導者として、会員に対して指導やアドバイスを行います。日中に時間のある主婦層や仕事帰りにリフレッシュしたい人々など、比較的需要が高いです。
オンラインレッスン
オンラインレッスンのインストラクターとして、フリーランスで活躍することも可能です。スタジオなどの勤務先に出向かなくても、生徒たちに対してインターネット動画でピラティスを教えることができます。
自分でスタジオを構えるのに比べて初期費用も抑えられ、動画配信のための設備投資のみで比較的手軽に始められるのがメリットです。
独立開業|オーナー
独立開業してオーナーになる方法もあります。開業にあたってまとまった資金が必要なことと、経営者なので、ピラティスの指導以外にも経理などの仕事が必要ですが、うまくいけば高収入を期待できるでしょう。
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ピラティス教室を開業するまでの流れとは? 開業を失敗させない3つのポイントを紹介
ピラティスのインストラクターに向いているのはどんな人?
ここからは、ピラティスのインストラクターに向いている人を紹介します。
1. ピラティスが好き|ボディメイクに興味がある人
当然のことながら、ピラティスが好きでピラティスの魅力を広めたいという気持ちが重要です。ボディメイクに興味があり、スキル磨きに余念がない、向上心のある人であることも大切といえるでしょう。
さらに、健康や美容に関する情報は変化が激しいため、常にアンテナを張って情報収集を行うことも求められます。
2. 人と接するのが好きな人
受講生と深くかかわる仕事のため、コミュニケーション能力が高く、人と接するのが好きというのもポイントです。生徒とのコミュニケーションが上手に取れ、指導が苦にならない人は、ピラティスのインストラクターに向いているといえます。
3. 理学療法士の資格を取得している人
ピラティスはもともとリハビリに利用されていたことを前述しました。そのため、ピラティスインストラクターは理学療法士の資格を取得している人にもおすすめです。
実際に、海外にはピラティスインストラクターの資格を所持する理学療法士もたくさんいます。人体への理解がより深まり、仕事の幅を広げられるでしょう。
ピラティスのインストラクターになるにはどうすればいいの?
いざピラティスのインストラクターになろうと思っても、知識も経験もなくどうしたらいいのかわからない人も多いことでしょう。まずは資格を取るのがおすすめです。ここでは、ピラティスのインストラクターになるための資格取得方法をお伝えします。
養成スクールへ通って資格取得する
ひとつは、インストラクターの養成スクールへ通う方法です。ピラティスについて学べるスクールにもいろいろなところがあるので、自分の希望する資格が取得できるスクールを選びましょう。
オンライン講座を受講して資格を取得する
ピラティスに関するさまざまなオンライン講座も実施されています。大きく分けると、ライブ形式でリアルタイムで受講できるものと、通信形式で自分の好きなときに勉強できるものの2パターン。その講座を受講して、自分が求める資格を取る方法もあります。
ピラティスのインストラクターを目指そう! おすすめスクール・資格を紹介
学び方がわかったところで、次に、ピラティスインストラクターを目指す人におすすめのスクールと資格を紹介します。
balanced body
balanced bodyピラティスインストラクター資格養成スクールは、ピラティスマシンのメーカーによって展開されている教育プログラムを学べるスクールです。日本に居ながらにして、アメリカの教育を受けることができます。
マットのみ・マシン(リフォーマー)のみ・コンプリヘンシブなどのコースがあり、受講後の課題や試験に合格することで、認定資格を取得することが可能です。
引用元:
Balanced Body
コース・料金 | Balanced Body
資格取得の流れ | Balanced Body
BASI
BASIは、30年以上ものピラティス教育歴を持つ名門スクール。アメリカのPMAというピラティス団体に加盟しており、国際基準のピラティスを学べます。
コンプリヘンシブやメディカルなどのコースに分かれており、みっちりと学びながら、課題と試験を経て資格取得を目指せます。内容は厳しいながらも、レベルの高い教育を受けられることが魅力です。
引用元:
BASIピラティス
コース | BASIピラティス
コンプリヘンシブ(マット+マシン)コース | BASIピラティスインストラクター資格養成スクール
BESJ
BESJでは、日本人の体格に合わせた日本流のピラティスを学ぶことができます。マットの資格コースやマシンの資格コースなど、さまざまなカリキュラムがあり、全国各地で開催されていることが魅力です。
国内で活躍したい人は、ぜひ受講して資格取得を目指してみてください。
引用元:
BESJ(body element system japan)
スケジュール | body element system japan
IBMA
IBMAは、アメリカニューヨークに本拠地を置く、美容・健康に寄与する団体です。ピラティスジャンルでは、1~3級のインストラクター資格を目指せるコースが開講されています。3級は最短27時間での資格取得が可能です。
引用元:
IBMA(国際ボディメンテナンス協会)
PILATESピラティスインストラクター 資格取得コース|IBMA
JIA|ピラティスインストラクター
JIAは、教える力や技術のレベルが一定以上あることを認定する団体です。ジャンルは食・園芸・占いなど多岐にわたり、ピラティスインストラクター資格の認定も行っています。
資格取得により、体の構造や動き、エクササイズの種類などを理解し、実践できると認められ、講師としての活動が可能です。
引用元:
JIA(日本インストラクター技術協会)
ピラティスインストラクター資格|JIA
ピラティスの資格を取得するメリットとは?
ここでは、ピラティスの資格を取得するメリットを押さえましょう。
1. インストラクターとして信頼される
実は、資格がなくてもピラティスのインストラクターになることは可能です。しかし、資格を取得することにより体や技術への理解が深まる上、資格はスキルの証明にもなります。その結果、インストラクターとしての信頼度が高まり、いっそう活躍できるでしょう。
2. 給与アップに繋がることも
ピラティスの資格を取得することで、無資格者と比べて給与が高くなる可能性も期待できます。前項で解説したように、資格は信用に繋がるもののため、資格手当がつくなど給与がアップしやすいでしょう。
3. 転職や独立開業の際に役立つ
ピラティスの資格は、就職や転職するときにも優遇されやすいです。また、独立開業する・フリーランスになる際にも役立ってくれるでしょう。
なお、独立開業・フリーランスのピラティスインストラクターには、次章で紹介するシステムの導入もおすすめです。つづけて見ていきましょう。
予約システム「リザービア」とは? フリーランス・独立開業におすすめの理由
自分のスタジオを持つオーナーやフリーランスのインストラクターとして、自分でピラティスのレッスンを開講する場合、予約制にすることも多いでしょう。
受講生が増えてくると、予約の状況や生徒の情報などの管理が大変になります。そこで、予約を管理するシステムの導入がおすすめです。
ここでは、予約システム「リザービア」の便利な機能や導入のメリットを紹介します。
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予約システムとは?機能や導入のメリット・注意点などを紹介
1. 予約管理機能が充実|予約の一元化も可能
リザービアの予約管理を行う「予約台帳」では、インターネットで自動で予約の受付やデータ更新が行われます。複数の予約経路がある場合は、「BMS」というオプションをつけることで予約の一元化も可能です。
充実した管理機能により、予約ミスを防げる・手動で行う手間が減るなどのメリットがあります。
2. 集客も強力にサポート|LINE連携予約
リザービアには、LINE連携予約の機能もあります。集客に役立つ機能で、日々の投稿からそのまま予約に繋げられる・日常的に使うアプリから予約できてレッスン予約までのハードルを下げられる点がメリットです。
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3. 導入後も手厚くサポート
リザービアは、導入前のご相談を受け付けているだけでなく、導入後も充実したサポート体制を整えています。店舗運営でのリザービア活用に向けた研修のほか、電話やメールなどでの相談も可能です。さらに、導入店向けに集客などのセミナーも実施しています。
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リザービアは開業時からの導入がおすすめです!
ピラティスの資格にはさまざまな種類があり、取得することによってインストラクターをする際にも役立ちます。ピラティスが好き、人に教えたいという人は、ぜひ資格を手に入れて活躍の幅を広げてください。
なお、ピラティスの道でフリーランスや独立開業を目指すなら、開業時からのリザービア導入がおすすめです。前章で紹介したもの以外にも、運営や集客を強力にサポートする機能が充実しており、全国5,000店舗以上もの導入店から喜んでいただいています。