多くのサロンで発行されるショップカード。開業する上では「発行した方が良いのだろうか」と、悩む方も多いのではないでしょうか。
結論からお話しすると、ショップカードは発行した方が良いです。今回はネイルサロンにショップカードが必要な理由と作成によるメリット、作成するコツを紹介します。
ショップカードを発行するべき理由にあわせて、多くのお客様に大事にされるカードの作成方法を押さえておきましょう。
まずは資料をご覧ください
目次
ネイルサロンにショップカードはなぜ必要?
ネイルサロンにショップカードが必要な理由は名刺代わりになるためです。サロンの正式名称をはじめ、住所や電話番号といった詳細情報が明記されているので、使い方によっては多くのお客様にサロンを知ってもらうきっかけにつながります。
例えば新規で来店されたお客様がサロンを大変気に入り、誰かに紹介したいと思ってくれた場合に便利です。ショップカードを配布しておけば紹介したい人に気軽に見せることができるので、思いがけないところで集客につながる可能性があります。
これは一例に過ぎませんが、このようにショップカードの発行には、使い方によっては様々なメリットがあると考えられます。
ネイルサロンがショップカードを作成する5つのメリットとは?
ネイルサロンがショップカードを作ると5つのメリットがあります。ここではメリットの内容を具体的に解説するので、発行に悩む方はぜひ参考にしてください。
1. サロンの認知度が上がる
お会計時に配布することの多いショップカードですが、配布するという行動によってサロン情報を不特定多数の人に伝えることができます。
不特定多数の人に配布すれば、その分だけサロンの情報は多くの人に知れ渡り、認知度を高めるきっかけにつながります。
2. リピート率向上にも役立つ
ショップカードの配布によって、お客様はいつでもサロンを思い出しやすくなります。
例えばショップカードに来店日を記載できるタイプなら、「前回の来店からこんなに時間が経過しているんだ」と気付くとともに、前回来店したときのことを思い出すきっかけになるでしょう。ネイルのケアや気分転換を求めていたお客様であれば来店予約につながるかもしれません。
ショップカードの存在によって、意外なところでリピート率向上が見込めるのもメリットと言えるでしょう。
3. 新規の集客にも利用できる
定期的に来店してくれるお客様のなかには、サロンを友人や家族に紹介したいと思ってくれる人も。ショップカードを発行・配布することでお客様の知人や家族にサロンを紹介するきっかけになり、結果として新規の集客にも期待できます。
4. サロンの情報にアクセスしやすくなる
ショップカードにはサロンの情報を明記するので、興味を持ってくれた方がアクセスしやすくなる可能性も。
サロンでしか手には入らないショップカードを最寄りの駅やコンビニエンスストアなどに設置させてもらうことで、興味はあったものの利用を迷っていたといったお客様にサロンを知ってもらうきっかけになります。
ホームページのURLやSNSアカウントを記載しておくと、お客様もサロンの雰囲気や自分に合ったサロンであるかを判断しやすくなり、新規の集客に期待が持てるでしょう。
5. SNS集客にも役立つ
ショップカードのデザインにこだわると、あらゆるシーンで注目を集めるきっかけにつながることも。
例えばデザイン性の高いショップカードを作ると、サロンを気に入ってくれたお客様がショップカードと一緒に来店時の感想をSNSに投稿してくれる可能性があります。
SNSを使って自分に合ったサロンを探すユーザーも一定数いることから、ショップカードの存在はSNS集客に期待できる点もメリットと言えるでしょう。
ネイルサロンがショップカードに掲載すべき情報とは?
ショップカードには以下の情報を記載しましょう。
- 店名
- 住所
- 営業時間
- 連絡先
- 定休日
- SNSアカウントのQRコードやホームページのURLなど
英語表記の店名であれば誰でも読めるようにフリガナを、住所には「〇〇駅から徒歩〇分」「〇〇ビルのとなり」とサロン周辺の情報を記載しておくと親切です。
なお自宅をネイルサロンにする、あるいはしている場合、自宅の住所を記載することに抵抗がある人もいるでしょう。このようなときはSNSアカウントのQRコードやホームページのURLまでに留め、それぞれからサロンの所在地が分かるように工夫すると良いでしょう。
ネイルサロンがショップカードを作成する6つのコツとは?
ネイルサロンがショップカードを作るべき理由を押さえた後は、作成時にポイントとなるコツを理解しておきましょう。
1. コンセプトを決める
まずはショップカードのコンセプトを決めましょう。サロンコンセプトがすでに決まっているのであれば、統一性を意識するとサロンの雰囲気をカードで伝えることができます。
もし、サロンコンセプトが決まっていないのであれば、なにを強みにしたネイルサロンなのかを洗い出しましょう。キャラクターデザインが得意であったりトレンドを先取りしたデザインができたりするなど、サロンの強みがアピールできるものをピックアップしましょう。
2. 目的を決める
次にショップカードの目的を決めましょう。サロンの基本情報を広めるためなのか、またはホームページやSNSにアクセスしてもらいたいのかなどショップカードの役割を明確にすることで、カードデザインや記載すべき情報が決めやすくなります。
3. サロンの雰囲気に合うデザインにする
続いてカードのデザイン決めです。サロンコンセプトやショップカードの目的から、どのようなデザインが適しているかを決めましょう。
サロンの内観・外観・看板等に近いデザインを選ぶと、初めて来店するお客様もサロンを見つけやすいです。また、おしゃれさとあわせて独自性の高いデザインにすることで、SNSに投稿した際に拡散されやすく、集客にも期待できるでしょう。
4. 色や紙質にもこだわる
次にショップカードの色・紙質です。当然のことながら、ショップカードだけでもサロンコンセプトが伝わるよう、色に統一性を持たせましょう。ピンクや赤を基調とした華やかな印象のサロンなのに、青や黒を使用したカードでは違和感を持つはずです。
また紙質を選ぶときも、高級感のある紙質は持っているだけで特別感がありますが、サロンコンセプトとマッチしていないと違和感につながります。
色や紙質はサロンの雰囲気やイメージが伝わるものを選ぶことが大切です。
5. キャッチコピーで分かりやすく
続いてキャッチコピーの記載です。サロンの雰囲気や仕上がり、強みなどはキャッチコピーですぐに印象づけることができます。
例えば夜遅くまで営業していることが強みなら「〇〇駅から5分 23時まで営業」、トレンドを意識した施術が得意なら「流行をその日のうちに」など、サロンコンセプトや特徴を表す一文を考えましょう。
6. ポイント・クーポンをつける
最後にポイント・クーポンの発行です。新規の集客だけでなくリピート率の向上も視野に入れるなら、ショップカードの裏面や内側にポイント欄やクーポンを付随しましょう。
ショップカードを持つメリットが明確になるので、競合へ流れてしまうといった可能性を最小限に減らすきっかけに期待できます。
ショップカードはどうやって作る?どこで頼める?
ショップカードの目的が明確に決まったら、次は実際に作成しましょう。ここではショップカードの作り方を紹介します。
自分でデザインして印刷する・印刷会社に注文する
自宅やサロンにパソコンやプリンターがあるのであれば、自分でデザインして印刷しましょう。この方法は安価で済むので、コストを抑えたいときに有効です。
ただし、パソコンやプリンター操作、過去に名刺を作成したもののうまくできなかったといったときは、デザインしたものを印刷会社に渡し、印刷だけを依頼するのも方法の一つです。
無料テンプレートを利用する
検索エンジンで「ショップカード テンプレート 無料」などと検索すると無料で使えるショップカードのデザインが表示されます。無料で利用できるテンプレートをそのまま使用し、印刷する方法もおすすめです。
例えば「グラフィック」というサイトであれば、「ネイルサロン ショップカード」と入力するだけでさまざまなテンプレートから選びショップカードを作成することが可能。自分でデザインを作成したいときの参考にもなるので、気になる方は以下リンクからチェックしてみてください。
デザイナー・デザイン会社に依頼する
理想に近いデザインが無料では利用できない、あるいはサロンコンセプトにちなんだデザインを作成してほしいといったときは、プロのデザイナーやデザイン会社に依頼しましょう。
コストはかかりますが、サロンコンセプトに近いデザイン性の高いショップカードを作ることができます。
集客に力を入れたいならリザービアがおすすめ
ショップカードが必要とお話ししたものの、たくさんのカードをお財布に入れておきたくない、といったお客様も一定数います。その部分を懸念し、作成を迷う方には、予約システム リザービアのサロンカードがおすすめです。
サロンカードはリザービアが提供するサロン用アプリで、かんたんに予約したりお友達を紹介していただいたりできるのでショップカードの代わりとして使えます。また、スタンプカード機能が搭載されており、紙のスタンプカードを発行しなくてもアプリ上でスタンプを貯められるので、カードを持つことに抵抗があるお客様も気軽にスタンプを貯めることが可能です。
リピーター限定クーポンも発行できるので、リピート率向上に期待できることはもちろん、お客様にとってもアプリをインストールすることにさまざまなメリットがあります。
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さらにリザービアには、集客に力を入れたいサロンにとっておすすめの機能が満載。ここではほんの一部ですが集客に有効なリザービアの機能を3つ紹介します。
LINE連携予約
LINE連携予約とは、LINE公式アカウントとリザービアを連携させ、LINE上で予約の受付ができる機能のことです。
日常的にLINEを活用するユーザーにとってはサロンへの予約がしやすいほか、LINE上でコミュニケーションが取れるので、サロンをより身近に感じてもらえるといったメリットがあります。
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Googleで予約
Googleで予約とは、Googleビジネスプロフィールの登録・利用によってGoogle検索からの予約が可能になる機能のことです。
日本のGoogle利用者は約77%と言われていることから、検索結果からすぐに予約ができるのは、予約のハードルが下がりユーザーの利便性につなげられるといったメリットがあります。
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BMS
BMSとは「ビューティーマネジメントシステム」のことで、リザービアの導入によってLINE公式アカウントやGoogle、大手クーポンサイトやホームページといったさまざまな間口からの予約を一元管理できるシステムです。
BMSではお客様の入力した個人情報が随時登録される仕組みなので、個人情報を管理する手間が省ける、予約・顧客情報の管理ミスが防げる、スタッフの労力を施術に充てられるといったメリットがあります。
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リザービアはネイルサロンの運営を強力にサポート
ネイルサロンにショップカードが必要な理由は、サロンの認知度を広めるきっかけになるほか、お客様からの紹介によって新規客の集客効果が見込めるといったメリットがあるからです。
SNSやホームページを運用・運営することも大切ですが、サロンをより多くの人に知ってもらいたい方は、この機会にショップカードを作成してみてはいかがでしょうか。
また、ショップカードを作成するコストを別の集客方法に使いたいといった方は予約システム「リザービア」を導入し、豊富な集客機能を活用して集客につなげましょう。
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