脱毛サロンの看板に必要なこととは?作る時のポイントや注意したい法律を紹介

脱毛サロンの看板に必要なこととは?作る時のポイントや注意したい法律を紹介
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脱毛サロンでは、看板を設置することによって、お店の存在を知らせることができたり、はじめて来店した顧客が場所を見つけやすかったりするため、ぜひ看板を用意しましょう。

しかし、看板を作るにあたっては、ポイントや気をつけなければならない点もあります。知らずに作ってしまうと、トラブルや法律違反などにつながる恐れもあるので、制作の前に知識をつけておきましょう。

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脱毛サロンの看板に必要な情報

脱毛サロンの看板に必要な情報
脱毛サロンの看板を作るときはどのような内容を記載すればいいのでしょうか。必要な情報を見ていきましょう。

サロンの基本的な情報

まず載せたいのが、お店の基本情報です。店名(読み方)・営業時間・定休日・サービス業態(「脱毛サロン」であること)など、見た人がまず知りたくなるような、どんなお店かという基本的な項目を記載しましょう。

サロンの特徴や魅力

さらに、スタッフや店内の紹介、お店のコンセプト、メニュー価格、キャンペーン情報など、サロンの特徴を伝える情報も入れられるとベターです。自店の魅力を看板でしっかりアピールして、他店との差別化をはかりましょう。

ただし、内容が多すぎてゴチャゴチャするとわかりづらい看板になってしまうため、看板のサイズや設置するスペース、見やすさなども考慮しながらバランスを取ります。

看板にも種類がある

看板にも種類がある
一言で「看板」といっても、さまざまな形状や設置方法のものがあります。そこで、看板の種類を5つ紹介します。

スタンド看板

スタンド看板とは、自立できる立てるタイプの看板です。街中でよく見かけるスタンダードなタイプの看板で、出したり片づけたり位置を変えたりと、かんたんに移動させることができます。

お店の前を通りがかった人の目に入りやすいように、サロンの入口付近に設置されることが多いです。チラシやクーポンを一緒に設置できるタイプもあります。

ウィンドウサイン

ウィンドウサインとは、窓やお店の入口ドアなどに貼るシートタイプの看板です。使い方によっては、店内の目隠しや日よけとしても活躍します。場所を取らず、倒れたり壊れたりする心配もありません。

のぼり旗

のぼり旗は、情報を書いた布を棒にくくりつけたタイプの看板です。比較的低コストで導入しやすいため、活用シーンが多く、飲食店の前やイベント会場、神社などでもよく見られます。

風でなびくため人の目が行きやすく、見てもらう機会は多いものの、細かい情報の記載には向いていません。また、強い風が吹くと飛ばされてしまう恐れがあるため、設置に注意が必要です。

垂れ幕

垂れ幕は、布に情報を書くという点ではのぼり旗と似ていますが、四辺を壁面に固定するタイプの看板です。壁に幕を張れるだけのスペースは必要ですが、のぼり旗ほど風でなびかないので情報が読みやすく、布のため奥行きも取りません。

突き出し看板

突き出し看板は、建物の壁面の高い位置から道路面に突き出るような形で設置される看板です。高いところにあるため、遠くからでも視認性が高く、車で移動しているときにも目に入りやすいという特徴があります。

高い位置に設置するため場所を取らず、通行人などの邪魔にもなりませんが、メンテナンスは大変という一面もあります。

脱毛サロンをアピールできる看板のポイント

脱毛サロンをアピールできる看板のポイント
つづいて、脱毛サロンの存在をアピールできる看板を制作するポイントをチェックしましょう。

サロンのコンセプトに合わせたデザインにしよう

看板に書く内容をグループ化して整理し、優先順位をつけて重要な内容から書きます。色や形、素材などにもこだわりましょう。

また、看板のイメージと実際のサロンの様子がちぐはぐにならないよう、看板のデザインをサロンの印象に合わせることも大切です。

明るい印象を与えたいならオレンジや黄色を使う、かわいい印象を出したいなら丸みのある形にする、ナチュラルな印象を出したいなら看板の周囲に花などをあしらう、といったように、サロンのコンセプトやサービス内容が伝わりやすいデザインにするとよいでしょう。

写真を使ってアピールしよう

サロンの店内やスタッフの顔など、文字では伝わらないこともあります。そのため、写真を貼って伝える方法も有効です。

サロン内や施術時の様子、ビフォーアフターなどの写真でお店やサービスのイメージを伝えましょう。文字よりも直感的に伝わりやすいうえ、インパクトがあって記憶に残りやすいです。

迷わず入店できるようにしよう

看板を見てお店のことが気になった人がいても、今営業しているのか・入口や駐車場はどこなのか・予約なし(飛び込み)でもいいのかなど、疑問があると来店しづらいです。

せっかくの見込み客を逃さないように、かつ迷わず入店してもらえるように、必要な情報を載せて適切に案内しましょう。

脱毛サロンの看板を作る時は法律に注意しよう!

脱毛サロンの看板を作る時は法律に注意しよう!
脱毛サロンの看板を作るにあたって、他店との差別化をはかろうと、つい過剰な謳い文句を載せたくなるかもしれません。しかし、掲載する文言には注意が必要な内容があるので、違反しないために関連する法律やガイドラインを知っておきましょう。

なお、違反した場合は懲役や罰金刑を課されることもあります。安全にサロン運営をおこなうためにも、たかが看板とあなどらず、しっかりと内容を守ることが大切です。

景品表示法

景品表示法とは、実際よりもよく見せようとする表示や過大な景品の提供などにより、消費者がつられて質の低い商品・サービスを購入して不利益を被ることを防ぐための法律。消費者庁の管轄で、正式名称は「不当景品類及び不当表示防止法」といいます。

優良誤認表示 |「日本初」「日本一」など

優良誤認表示とは、商品やサービスを実際より著しくすぐれたものであると誤解させる表示の仕方です。集客のためについインパクトのあるキャッチコピーを使いたくなりますが、裏付けがなく実証できないような表示をしてはいけません。

そのため、「日本初」「日本一」「満足度〇%」などの情報を看板に書く場合は、あわせて根拠になる調査内容を表示する必要があります。

また、施術写真やビフォーアフターの写真を載せる場合にも、「これだけツルツルになって二度と生えなくなった」などの誇大広告にならないように注意が必要です。

有利誤認表示|「初回限定価格」「今だけ○○円」など

有利誤認表示とは、商品やサービスを実際よりも著しく有利であると誤って認識させる表示の仕方です。

たとえば、初回限定や期間限定で料金を安くする場合、客寄せのためにその旨を大きく掲載したくなるかもしれません。

しかし、有利誤認表示はNGのため、その金額でサービスを受けるための条件(会員登録など)がある場合は条件内容、また1回のみの特別価格の場合は2回目以降の料金(期間限定の場合は通常料金)など、有利ではない部分も明記する必要があります。

また、期間が決まっていないにもかかわらず「今だけ○○円」というような、今しか受けられないと誤解を招く表示をおこなうのもNGです。

薬機法

薬機法とは、医薬品・医療機器・化粧品などの有効性や安全性、保健衛生に関する法律です。厚生労働省の管轄で、正式名称を「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」といいます。

脱毛サロンなどの美容系サロンも、薬機法に基づいて誇大広告や虚偽の広告などへの規制がおこなわれています。どのような内容があるか、以下で例を見てみましょう。

医療行為や医療機器と誤認させる内容は禁止

脱毛サロンでは医療機器を使った脱毛はできないため、いくら高い効果を得られやすい場合でも、「医療脱毛と同じ効果が得られる」「医療機器と同程度の脱毛力」というような謳い文句は禁止されています。

また、「細胞レベルでの若返り」「アンチエイジング」「肌トラブル改善」など、医療行為と受け取れるような表現もしてはいけません。

根拠なく具体的な数字を使った表現などは禁止

「わずか10分でツルツル」「たった1回で毛がなくなる」のように「短期間で効果が出る」と感じさせる内容など、根拠がないのに具体的な数値を出して表現するのも、立証が難しいためNGです。

その他の法律|エステティック業振興協議会が定めるガイドライン

そのほかにも脱毛サロンや消費者に関連する法律はたくさんあるため、看板の表記には十分気をつける必要があります。

有料で広告表現をチェックするための外部機関(サイト)などもあるので、予算があるサロンはぜひ利用してみてください。

また、「一般社団法人日本エステティック振興協議会(JEPA)」が発刊している「エステティック業統一自主基準」というガイドラインもあります。関連する法律と絡めながらわかりやすく詳しく記載されているので、購入してセルフチェックする方法もあります。

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広告のガイドラインを確認して、分かりやすい脱毛サロンの看板を作ろう

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脱毛サロンの看板を作るときには、載せる情報・看板の種類・デザイン・わかりやすさなど、さまざまなポイントを押さえて制作することが大切です。さらに、使用する文言によっては法律に抵触・違反する恐れがあるため、慎重に表現を選ばなければなりません。

お客様がわかりやすく、かつ安心して来店したくなるようなすてきな看板を作り、人気店を目指して日々の業務に励みましょう。

引用元
消費者庁:事例でわかる景品表示法
厚生労働省:医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律
一般社団法人日本エステティック振興協議会:統一自主基準改訂版発刊

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