サロンのキャンペーンを打ち出すときに「価格を低くしすぎた」逆に「高くしすぎた」なんて失敗はありませんか?
「高すぎると初めてのお客様は受けにくい」「安すぎると上質なサロンの価値を下げてしまう」「平均的な価格だと他のサロンに埋もれてイマイチぱっとしない…」
そう、価格だけに着目していては失敗のもとなんです。
ここではエステサロンにおける最適なキャンペーンの打ち出し方や特典ギフトのつけ方について解説していきます。これを参考に効果的なキャンペーンで賢く集客していきましょう。
- サロンのリピート率を増やしたい
- クーポンサイトを脱却したい
- LINEでの予約管理が大変
- 予約はリザービアで一元管理
目次
エステサロンのキャンペーンとは
キャンペーンとは、販売や集客を促すための宣伝活動のことをいいます。エステサロンにおいては主に「集客アップ」が目的になりますね。期間限定の割引やギフトや特典をつけて、新規顧客やリピーターを獲得するために行います。
エステサロンでは、キャンペーンを定期的に行い、新規顧客の獲得やリピーターの再来店を促しています。エステサロンにとってキャンペーンとは、集客や売上アップのために欠かせない施策なのです。
キャンペーンのメリット
エステサロンにとってキャンペーンとは、単なる値下げセールやギフト配布ではありません。1つのイベントになるのです。
新規獲得はもちろんのこと、エステサロンが活気づき、マンネリ化を防ぐことができるので、長年にわたるリピーターの獲得へとつながります。
エステサロンを経営するにあたって、キャンペーンには多くのメリットがあります。
メリット
- 新規顧客を獲得できる
- 新鮮さがあり顧客を飽きさせない
- リピーターに繋がる
- お店が活気づく
キャンペーンを行うことで、まだ来店されたことのない方に興味や関心を持ってもらいやすくなります。また、既存のお客様に対しては、お店に対するマンネリ化を防ぐなどのメリットがあります。
キャンペーンを打ち出す際のポイント
キャンペーンを打ち出す際には、以下のようなポイントを抑えて行いましょう。
- キャンペーンの名目…どうしてお得なのか、その理由になるもの
- ターゲット…新規を増やすのか、リピーターの再来を促すのかなどを明確にする
- 有効期限…期間限定で特別感を出す
エステサロンにおけるキャンペーンは、目的や期間などを明確にして打ち出す必要があります。計画性のないキャンペーンはお客様に伝わりづらく、売上アップに繋げることもできません。
キャンペーンを打ち出す際は、しっかりと計画を練り、期間終了後は分析を行うことで、次のキャンペーンに活かせます。
キャンペーンを打ち出す際の注意点
キャンペーンを打ち出す際は、価格の下げすぎなどに気をつけて、利益率などをしっかりと確認してから行いましょう。キャンペーンを行うことで、お客様が通常よりも多く集客できると期待して価格を下げすぎてしまうと、利益がでないということになりかねません。
お店のブランド力が落ちてしまったり、次回来店時に通常価格に戻ると再来店に繋げにくいなどの問題が生じてしまいます。お客様がお得感を感じつつも次回につながるようなキャンペーンを行うように注意する必要があります。
エステサロンでのキャンペーンによる成功事例
では具体的にどのようなキャンペーンを打ち出せば効果的なのでしょうか。実際にエステサロンでキャンペーンを行って成功した事例を確認してみましょう。
価格を下げるキャンペーンだけでなく、お客様に喜んでもらえて、会社としてもプラスになるような内容もありますので、参考にしてみてください。
口コミプレセントキャンペーン
これは、その場で口コミをお客様がしてくれたら、プレゼントをお渡ししますという内容のキャンペーンです。お客様から喜ばれつつ、口コミをたくさん集められるというメリットがあります。
この成功事例では、キャンペーンを行ったことにより、口コミをたくさん集めることができ、その後の集客に繋がりました。特に口コミがまだ集まっていないサロンにおすすめのキャンペーンです。
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具体的なキャンペーンの打ち出し方
前項で紹介した以外にも具体的にどのようにキャンペーンを打ち出せばよいか紹介していきます。季節や時間などと絡めて考えることで、お客様にもお店にもメリットがあるようなキャンペーンを行うことができます。
季節性を盛り込んだキャンペーン
キャンペーンを企画する上でとても成功しやすいのが季節性です。時季や期間が限定されるので、多くの消費者にとって「特別感」を与えることができ、「今のうちに体験してみようかな」という意欲を刺激する効果が期待できます。
「今だけ!」という特別なお得感を演出できるよう、季節を感じるワードをキャンペーン名の中に盛り込むのがポイントです。自分のサロンが求める客層と合致したターゲットを狙いましょう。
季節性を打ち出すことで定期的に魅力的なキャンペーンを行うことができます。また、母の日などに合わせることでお客様自身へのキャンペーンだけでなく、ギフトとしても喜ばれるような内容で打ち出すこともできます。
時間を区切ったキャンペーン
エステサロンでは予約の時間帯を限定して割引する手法も効果的です。
「この時間を逃すともったいない!」という顧客の心理を刺激しましょう。
自分のサロンで予約が入りにくい時間帯を検証して、そこをピンポイントに絞ってキャンペーンを打ち出します。そうすることで稼働率を上げることができます。
また、天気が悪いとどうしても当日キャンセルが増えてしまう傾向にあります。ちょっとしたキャンペーンを打ち出すだけで、キャンセル防止にも繋げられます。
お客様側としても、急にサロンに行きたくなった時にキャンペーンで安くいけるのは喜ばしいことです。
SNSやネットを活用した口コミキャンペーン
サロンの雰囲気や、施術、サービスの良さを外部にアピールする上で、口コミは欠かせません。SNSや口コミサイトなどに第三者の目線で魅力を発信してもらうことで、話題となり集客を増やすという方法です。
口コミはリアルさが重要です。今、その場で投稿してもらえるように、「今投稿したら特典がある」という仕組みをつくることがポイントです。SNSでの口コミキャンペーンは拡散力もあるのでおすすめです。
普段からSNSに慣れているお客様も増えているので、紙などに記入するよりも気軽に口コミを頼みやすいというメリットもあります。
既存客に再来を促すキャンペーン
1年以上営業しているエステサロンであれば、新規のお客様ばかりでなく、既存客にも目を向けたキャンペーンも効果的です。
既存客であれば新規よりも敷居が低く、ちょっとしたキャンペーンを打ち出すだけで好反応がきやすい傾向にあります。
一度お店を離れていたお客様が再度来店するきっかけを作ることで、また通ってくれるようになるかもしれません。その際には、新しい商品などもお客様の目に触れるようにしていくことで新鮮味を感じてもらうこともできます。
化粧品やエステをプレゼントする
値引きばかりではなく、ちょっとした化粧品をプレゼントしたり、エステをサービスするというキャンペーンも効果的です。
お得感と同時に新たな体験をしてもらえることで、売上アップやリピート獲得の効果が期待できます。新しい商品を入荷した際などに効果的なキャンペーンです。
キャンペーン後には結果の検証を
よく大手サロンでは「初回500円」や「初回無料」という破格な設定が見受けられますが、個人や小規模のサロンではあまり推奨できません。
エステサロンは顧客を徐々に増やし、リピーターを増やしていくことが大切な商売です。必ず長い目で見るようにしましょう。そのためにキャンペーン後には必ず検証を行い、どのような効果があったのかなどを分析していく必要があります。
- キャンペーンの内容、告知方法、特典の種類
- 狙ったターゲットから反応があったのか
- 獲得人数や売上
事細かに数字で残し、キャンペーンの評価を正しく行います。こうした分析や評価までしっかりできれば、今後の企画でも自分のサロンに適した販促活動が掴めるようになっていきます。
リザービアで簡単に分析できる
リザービアの予約管理システムは、顧客情報を一元管理しているため、キャンペーンを打ち出した際にも分析がしやすいという特徴があります。たとえば、どのキャンペーン、もしくはクーポンを使って来店したのかなどが一目でわかります。
キャンペーンの効果も検証しやすいので、その後の集客の施策にも活かしやすいです。予約集計でどこからの予約が多かったかを確認すると、どの施策が一番効果的だったかなどの検証が行えます。このように分析を行うことで売上げアップに繋げていくことができます。
予約比率(アプリ、店舗、新規、既存、キャンセル、削除)などがわかり、さらに、期間集計でのクーポン出数もわかります。結果の検証を行いながら、どのように改善したらよいかを考えられ、ベストな施策を打ち出していくことができます。
- メルマガを送信したい
- 電子カルテを導入したい
- iPadで管理したい
- 格安で導入したい
エステサロンでキャンペーンをうまく活用して集客や売上アップに繋げよう
エステサロンのキャンペーンは様々なメリットがあります。しかし、やり方を間違えてしまうと集客アップどころかサロンの価値を下げてしまうことにもなりかねません。
ここで紹介したキャンペーンの打ち出し方を参考に、まずは自分のサロンの集客目標を立てて、ぜひキャンペーンを企画してみてくださいね。時間ごとや季節ごとのキャンペーンは打ち出しやすく企画も考えやすいのでチャレンジしやすくおすすめです。
そして、キャンペーンの期間が終了した際には、毎回分析と評価を行いましょう。、分析した結果をもとに、さらに質のいいキャンペーンを企画できるようサロンの経営力を伸ばしていきましょう。