アロママッサージを仕事にしたいと考えたとき、何らかの資格が必要なのか気になる人も多いのではないでしょうか。必要な場合は、どんな資格を取るべきかも知りたいはず。
そこで、アロママッサージの施術に関する資格について知識をつけましょう。また、アロマの資格を取った後に活躍できる職場・業界にはどんなところがあるのかもお伝えします。
まずは資料をご覧ください
目次
アロママッサージをするのに必要な資格はある？
アロママッサージを仕事にしたいと考えた場合、気になるのが資格です。アロマの施術に資格は必要なのでしょうか。
なお、本来「マッサージ」は医業類似行為であり、国家資格（あん摩マッサージ指圧師）を持った人にしかできないものなので、以後は「トリートメント」や「ケア」という言葉を使用します。
引用元
あん摩マツサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律 | e-Gov法令検索
無資格者によるあん摩マッサージ指圧業等の防止について｜厚生労働省
医業類似行為に対する取扱いについて｜厚生労働省
必須の資格はないが資格取得がおすすめ
実は、アロマトリートメントの施術をする際に必ず持っていなければならない資格はありません。しかし、専門的な知識や技術を学ぶことでお客様の信頼感を得られ、安心して施術を受けてもらいやすいです。
アロマオイルに関する知識・技術だけでなく、トリートメントを行うためには体の構造や心理的な知識などもあったほうがよいでしょう。
アロマ資格の種類
ここでは、アロマを学ぶのにおすすめの資格を紹介します。
AEAJ｜アロマテラピー検定
AEAJ（日本アロマ環境協会）は、アロマ関連の唯一の公益法人として、資格認定やイベント活動などを通じてアロマテラピーの普及に向けた活動や研究を行っている団体です。
近年アロマテラピーは、家庭・医療・ビジネスなど多彩なシーンで注目されるようになり、安全に実践するための知識が求められています。
AEAJが認定する「アロマテラピー検定」は、アロマの専門知識を習得でき、植物が持つ香りを多様なシーンで活用できるようになる資格です。
引用元
AEAJ（日本アロマ環境協会）
検定・資格｜AEAJ
アロマテラピー検定｜AEAJ
JAA｜アロマコーディネーター
JAA（日本アロマコーディネーター協会）は、アロマセラピーや関連するリラクゼーションにおいて、健全な普及と発展を目指す団体です。年間を通じてライセンスの認定や検定試験を実施しています。
JAAの「アロマコーディネーター」は、アロマセラピーの基礎知識を持ち、アロマを安全に取り扱えることを認める資格。精油の扱い方やブレンド方法、作用などを習得できます。所定のスクールで学び、試験に合格することが必要です。
引用元
JAA（日本アロマコーディネーター協会）
認定試験の実施とライセンス発行｜JAA
アロマコーディネーター｜JAA
IBCA｜アロマリンパセラピスト
IBCA（国際ボディトリートメント技術認定協会）は、リラクゼーションやセラピーの分野において安心安全なサービスを提供できるよう、知識や技術がある人を認定するために発足した協会です。協会が認定するスクールで、資格取得のための学習ができます。
認定校のうち、JAM（日本アロママイスタースクール）では、通学・通信いずれの形式でも受講可能。解剖生理学・リンパ概論・精油学といった理論面と、アロマリンパの実技を学べます。自分に合ったスタイルで学習し、取得してみてはいかがでしょうか。
引用元
IBCA（一般社団法人国際ボディトリートメント技術認定協会）
協会について｜IBCA
資格について｜IBCA
アロマリンパセラピスト（自宅サロン開業）コース｜JAM
アロマリンパセラピスト通信講座（WEB+DVD）｜JAM
IFA｜国際アロマセラピスト
IFA（国際アロマセラピスト連盟）は、アロマセラピー初の運営組織として1985年に設立された国際団体です。ロンドンに拠点を持ち、歴史と権威ある世界的なアロマ団体の資格を、日本でも取得できます。
たとえば、「アクトインターナショナルスクール」という認定校では、IFAの「国際アロマセラピスト」資格取得のためのコースがあります。
「IFA基礎」では、理論3つと実技1つの4つのカリキュラムが組まれており、理論はオンラインでの受講が可能。12日間にわたる実技は、東京校または静岡校での受講が必要です。
引用元
IFA（国際アロマセラピスト連盟）
私たちについて｜IFA
IFA国際アロマセラピストコース｜アクトインターナショナルスクール
アロマ資格を勉強するには
つづいて、上記のようなアロマ資格を取るためにはどうやって勉強すればいいのかを解説します。
協会認定校などのスクールに通学する
まずは、資格認定を行っている団体の認定校など、アロマの資格取得を目指せるスクールに通って講師からの指導を受ける方法です。とくに認定校の所定のコースであれば、資格取得に特化した内容のため、比較的短期間で取得を目指せます。
プロから直接学べるため、正確な知識や技術を習得でき、わからないところもすぐに解決しやすいでしょう。
通信講座で学ぶ
資格によっては通信講座で学ぶ方法もあります。送られてくるテキストやDVDなどを使ったり、オンライン講座を活用したりして自分のペースで勉強できるので、仕事をしながら資格取得を目指したい人でも学びやすいことがメリット。
短期間で学びやすく、費用も比較的抑えられることが多いです。
独学での資格取得は可能？
資格によっては、公式テキストなどを使って自主学習で資格を取れるものもあります。しかし、多くの資格は所定のカリキュラムを学ばないと受験できない、または合格が難しいので、通学や通信で勉強するのがおすすめです。
とくにアロマトリートメントを仕事としてやりたい人は、専門のスクールや講座を利用したほうが安心でしょう。
アロマの資格を取ったあとはどんな職場や場面で働ける？
ここからは、前章のような方法でアロマの資格を取得した後の働き方を見ていきましょう。
アロマセラピーを提供するサロン
アロマセラピーの専門店やリラクゼーションサロン、エステサロンなど、アロマ施術を提供しているサロンでアロマセラピストとして働く道です。お客様の悩みをヒアリングし、適切なアロマオイルを使用してケアを行います。
資格取得のために身につけた知識や技術を存分に発揮しましょう。
アロマ商品販売店・アロマ関連企業
アロマ用の精油などを販売する店でアドバイザーとして働く、またはアロマのイベントを行う企業などに就職する方法。
資格を持っているので専門知識や技術が備わっており、アロマ商品を求める人に適切な提案や販売を行ったり、イベントの企画や仕入れなどに関わったりする職業です。
アロマ講師として働く
アロマインストラクターの資格を取り、講師としてスクールなどで教える立場になることも可能です。高度な知識や技術が要求される仕事ですが、身につけたスキルが役に立つのでやりがいも大きいでしょう。
医療・介護業界
近年は、医療や介護福祉の現場でもアロマを取り入れているところがあります。入院患者や入所者の心身のケアに役立ちます。すでに働いている看護師や介護士が、スキルアップと仕事への活用のためにアロマの資格を取るケースもあるようです。
独立して自分の店を開業する
資格を取ってすぐというわけにはいかないかもしれませんが、サロンなどである程度経験を積んだのち、アロマ施術師として独立開業する道もあります。自分の理想の店作りができ、収入アップにも期待できるでしょう。
アロマの独立開業には「リザービア」の活用を
自分でアロマの店を開業すると、予約管理や顧客管理が必要になります。そこで、予約システム「リザービア」の導入がおすすめです。アロマサロンの経営に役立つ、リザービアの機能の一部を見ていきましょう。
見やすい予約台帳で管理が楽
リザービアの予約台帳は、直感的に操作しやすい設計。機械操作が苦手な人でも、比較的スムーズに使えるように作られています。予約が入ったときやキャンセル・変更があったときにシステム内で自動管理されるので、紙台帳のような手間もかかりません。
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顧客データも自動蓄積
顧客の氏名や電話番号、施術履歴、写真などを電子カルテのように保存できる「顧客管理」機能もあります。施術時のメモを残せるので、次回の施術やスタッフ間の引き継ぎ時に役立てられて便利です。ひとりひとりの顧客データの呼び出しも、検索でかんたんに行えます。
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クーポンの設定も可能
新規のみやお得意様限定など、対象を絞ったクーポンを発行できます。利益とのバランスも考えつつ、予約サイトやSNSなどでアピールして集客にうまく活用しましょう。
魅力的なクーポンを提供することで「クーポンがあるならこのメニューも追加してみよう」という顧客が現れれば、客単価アップにも期待できます。
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アロマの資格を取って人気アロマセラピストを目指そう
アロマの施術を行うのに資格は必須ではありません。しかし、資格取得によって顧客からの信頼を得られ、自分も自信を持って接客できるでしょう。多種多様なアロマの民間資格があるので、自分に合った資格を取り、アロマセラピストとして活躍していってください。
アロマの店舗を開業するなら、リザービアの利用もおすすめです。予約や顧客管理の手間が省けるほか、集客・マーケティングをサポートする機能も備わっています。
