今現在整体師として働いている方のなかには、独立開業を目指している方もいるのではないでしょうか。しかし、独立開業するといっても、一体どのような手順を踏めばいいのかわからない方は多いかもしれません。
ここでは、整体師として独立開業するときの流れや開業資金、そして気になる整体師の平均月給や年収をくわしくご紹介します。
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そもそも整体院とは?接骨院と何が違うの?
整体院の開業について知る前に、まずは整体院とはどういうものなのかということについて、見ていきましょう。
整体院とは、機械や道具ではなく手技を用いた施術を行い、骨盤や背骨のズレを整えたり、筋肉をもみほぐしたりしてコリや疲労を軽減する施術を行うリラクゼーションサロンです。怪我の治療ではなく、体のバランスを整えて疲労の改善やリラックスすることを目的としています。
整骨院との違い
整体院と似たような施設に、整骨院があります。整体院と整骨院は、いったい何が違うのでしょうか?
一番の大きな違いは、整骨院は打撲や脱臼、捻挫のような怪我の「治療」を目的としており、各種保険も適用される点です。整体院と同じく手技を用いますが、痛みのある部分に対して、低周波機器などの治療器具を使用することもあります。
整骨院は、「接骨院」「ほねつぎ」などの名称を用いることもありますが、名称が違うだけで施術内容はほぼ同じです。なお、整骨院を開業するには、柔道整復師の資格が必要です。資格については、のちほどくわしくご紹介します。
目次
整体院を開業するのにどんな届出が必要なの?
整体院を開業するためには、どんな手続きが必要で、どんな届出書を提出する必要があるのでしょうか?整体院を開業するための手続きについて、見ていきましょう
必須の届出はない
実は、整体院を開業するのに、必須の届出はありません。今日から開業する、と決めればいつでも開業できるのです。しかし、営利目的で店舗を開業し、利益を得て確定申告を行うためには、税務署へ開業届を提出する必要があります。
また、青色申告を行うためには、開業届と一緒に青色申告申請書を税務署へ提出しなければなりません。
青色申告とは?
青色申告とは、確定申告の方法のひとつで、制度ができたころの申告用紙が青かったことから、青色申告と呼ばれています。
青色申告は、事前に手続きをした上で、複式帳簿で帳簿を作成して貸借対照表と損益計算書を確定申告書に添付する必要があり、もうひとつの白色申告と比較すると、やや複雑な対応が必要です。
しかし、青色申告を行うと、最大65万の税額控除を受けられる、家族の給与を経費として計上できる、赤字の繰越ができるなど、税制上のさまざまなメリットを受けることができます。
整骨院や鍼灸院の場合は必要な届出が増える
整体院は、必須の手続きや届出はありません。しかし、前述で整体院と比較した整骨院や、あん摩マッサージ院、鍼灸院といった治療院を開業するためには、保健所へ届出を提出し、施設の構造や備品などに設けられている基準をクリアして開業許可を得る必要があります。
整体師が独立開業するまでの流れを紹介
自分の整体院を持つことは、自分の腕一本で稼ぐという覚悟を持つことでもあり、自分の頑張り次第で収入を増やせるということです。ここでは、整体師が独立開業するにあたり、どのように進めていけばよいのかをご紹介します。
1. 事業計画を立てる|ターゲット・コンセプトを明確に
独立開業を決めたなら、まずはこれからの事業計画を立てます。ここでしっかりと計画を立てられるかが、今後の独立開業の成功につながるといっても過言ではないでしょう。
どのようなコンセプトでいくか、ターゲットとする顧客層や立地など、事前にしっかりイメージをしておくことが大切です。
また、資金繰りや開業後の資金の流れなど開業したあとの計画も綿密に立てておくことで、開業後の経営にブレが出にくくなります。多くの方は開業することばかりに気を取られてしまいがちなので、注意しましょう。
開業には資格が必要?
結論からいうと、自分の整体院を開業するためには資格は必要ありません。しかし、国家資格を持っていることで施術できる範囲が広がるだけでなく、お客様からの信頼も得やすくなるといったメリットがあるため、取得しておいて損はないでしょう。
2. 店舗物件を探す
事業計画を立てたら、次は店舗となる物件を探さなければなりません。一番大切なのは、ターゲットに合った立地の物件を探すことです。
駅近のような物件はお客様が来やすい反面、ランニングコストがかかってしまいます。一方、公共交通機関から遠いなどあまり立地のよくない場所はランニングコストを抑えられる反面、広告などの集客に工夫をしないと、お客様が来てくれないというリスクも。
これらの点を踏まえた上で、物件を探すことが大切です。
また、ランニングコストや初期コストを抑えるために自宅で開業するという選択肢もありますので、考えてみるとよいでしょう。この場合は、家族の同意や集客の工夫が必須となりますので、注意が必要です。
自宅開業のメリットとは?
自宅開業とは、自宅の一室を店舗として改装し、お客様に開放することです。この場合、自宅が店舗となりますので、初期費用として店舗を借りる費用が不要となります。
また、月々の賃貸代も不要になるため、ランニングコストの削減につながるでしょう。ここで注意しておくことは、自宅にお客様が出入りすることになるので、家族には事前に了承をもらっておかなければなりません。
3. 開業資金の準備
開業するには、最初に多くの資金が必要になるので、開業資金の準備もしておきましょう。内訳は、おもに店舗のための物件の賃貸費用や設備のための購入費用、また意外と見落としがちなのは集客のための広告費用です。
開業のためにほとんどの資金を使ってしまうケースも多く見受けられますが、開業後も賃貸費用や消耗品費用などランニングコストがかかります。このことから、開業で準備した資金をすべて使ってしまわないよう注意しましょう。
日本政策金融公庫|新規開業資金
開業には資金が必要とわかっていても、そんな大きな資金を準備できないというケースも多いでしょう。そのような場合には、融資を受けてみるのがおすすめです。
融資は返済が必要になりますので安易には手を出せないかも知れませんが、最近では新規開業のために借り入れ条件や返済条件をゆるくした融資もあります。これらをうまく使うことで、少ない元手でも開業へとこぎ着けられるでしょう。
たとえば、日本政策金融公庫が提供している新規開業資金は新規開業を検討しはじめた段階から融資を受けられるので、おすすめです。
4. スタッフの採用・技術教育
開業当初は、自分ひとりですべて行うこともあるでしょう。しかし、オーナーとして経営する、もしくはフランチャイズとして経営する場合は、開業当初からスタッフを採用する必要がでてきます。
そのような場合は、施術を担当するスタッフを採用する必要も。また、採用した場合にはそのスタッフに対する技術教育が必要です。そのため、教育に関する資金や期間についても、開業時に考慮しておくとよいでしょう。
5. 経営について学ぶ|集客スキルを身につける
整体院を独立開業した場合、施術の技術が高いだけでは安定した経営をつづけられません。整体院に限らず、経営全般についても学んでおく必要があります。
経営に関して学ぶことは多々ありますが、とくに集客スキルは身につけておくようにしましょう。いくら施術の腕がよくても、集客できなければお客様は来てくれないからです。
まずは集客に関するスキルをアップさせ、お客様を呼び込むことが安定した経営の第一歩といえます。
集客スキル・手法にはどんなものがあるの?
最近の集客スキルでは、SNSなどインターネットを活用した集客が有効ですが、使い方によってはチラシなども有効なツールとなります。
そのほかにも、整体院向けの予約管理など店舗運営をサポートするシステムが出ていますので、これらを活用することで集客できるようになるでしょう。
整体院を開業するのに必要な資金の目安は?
整体院を開業するための重要な準備のひとつに、開業資金の用意があります。整体院を開業するために、必要な資金の目安について見ていきましょう。
物件取得費
まず必要なのが、物件取得費用です。テナントやマンションの一室などを借りて開業する場合、敷金や礼金、保証金などの初期費用が必要です。立地や広さによっても異なるため、50~250万ほどと予算の目安幅は広いです。
改装・設備工事費
物件が決まったら、改装や設備の工事費が必要になります。内装や外装を整体院にふさわしいものに変えたり、配管や配線をを工事したりする費用です。物件取得費と同様に、立地などの条件で坪単価がかわり、少なくとも200万円ほどは見ておく必要があります。
改装を頼む際は、ひとつの業者に決めて依頼してしまうのではなく、複数の業者に相見積もりを出してもらって比較してから決めましょう。
備品費
施術に使用する設備や備品、消耗品といったものを購入する費用も必要です。整体院の場合、施術に用いるベッドなど、大型の備品や設備も必要です。こういった大きなものも買い揃えるため、100万円ほどは用意しておきたいところです。
広告宣伝費
開業には、物理的な準備だけでなく、宣伝も含まれます。せっかく開業しても、「新しい整体院ができた」と認知してもらわなければ、顧客は来てくれません。そのため、広告宣伝費も用意しましょう。
宣伝にはチラシやポスターの印刷、雑誌への出稿、ネット広告の出稿など、いくつかの手段があります。どの方法を取るかによって費用に幅があるため、5~50万円ほどを目安にしましょう。
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開業費用を抑えるには?
前述した開業費用の目安は最低限必要と思われる金額で、開業費用に上限はなく、こだわればこだわるほど多額の資金が必要になってしまいます。開業費用はできるだけ安く抑えたい、という人も多いでしょう。そこで、開業費用を抑えるためのポイントについてご紹介します。
自宅で開業する
テナントを借りるのではなく、自宅で開業することを選択肢にいれましょう。自宅で開業すれば、物件取得費が抑えられるため、それだけ開業費用を安く抑えられます。
また、改装工事も大掛かりなことはせず、たとえば施術室にするひと部屋だけを改装するなど、小規模にしておけば、さらに費用を抑えることができます。
レンタルサロンやシェアサロンを利用する
自分の店舗を持つのではなく、レンタルサロンやシェアサロンを利用するのもひとつの方法です。こういったサロンは備品や設備、消耗品などがすでに揃っており、自分で買い揃える必要がないことがほとんどです。
もちろんサロンのレンタル費用は必要ですが、物件取得費はかかりませんし、ひと月の利用料もテナント家賃より安いことが多いです。
自分でできるところはDIYをする
自分でできることは、業者に頼まず、自分でするのも予算を抑えるポイントです。たとえば壁紙の張替えやカーテンのかけかえ、貼るだけの床材の利用やカーペットやラグを敷く、家具を配置するなど、自分でできるところは業者に頼まず自分で済ませましょう。
備品は中古品やレンタルも考慮する
備品や設備は、新品にこだわらず、中古品やレンタルも考慮に入れましょう。とくに大きな機械や設備の場合、新品の購入費用が高額になる傾向があり、さらに入れ替えのときにも処分費用などのコストが必要です。
中古品なら購入費そのものが抑えられ、安く備品を揃えることができます。レンタルなら、メンテナンスや処分費用がレンタル料に含まれていることもあり、結果的に安くなるケースもあります。
助成金や補助金を利用する
新しく店舗を開業する際に利用できる、助成金や補助金を利用する方法もあります。国や自治体、商工会など、いくつかの公的な機関が新規開業に利用できる助成金や補助金を支給しています。
助成金や補助金については、別記事でくわしくご紹介していますのでそちらをご覧ください。
【2023年最新版】美容室やサロンで活用できるオススメの補助金や助成金とは?
店舗経営の強い味方! 整体院を開業するなら予約システム「リザービア」がおすすめ!
店舗経営や集客に悩んでいる方におすすめのツールとして、リザービアがあります。リザービアは、メインとなる予約管理機能に加え、LINEやInstagramといった主要ツールとの連携など、店舗経営になくてはならないさまざまな機能を備えているのが特徴です。
ここでは、数多あるツールのなかでもリザービアが選ばれている理由をくわしくご紹介します。
1. お客様の行きたい! を予約につなげるサービスが豊富
リザービアが選ばれる大きな理由のひとつとして、予約サービスの豊富さが挙げられます。LINEやInstagramといった主要なSNSと連携でき、お客様が「このお店にいきたい!」と思ったそのときにLINEやInstagramを利用して直接予約メニューへと飛ぶことが可能です。
この機能があることで、お客様の気持ちが冷めないうちに予約へとつなげられるので、予約の煩雑さによる機会損失を防げるでしょう。
なお、インスタグラムやLINEと連携して予約を受け付けるには、それぞれ別途オプション契約が必要です。
2. 集客力をUPする顧客管理|顧客に合わせたDM・クーポンも送付可能
さきほどご紹介した予約管理機能で、新規のお客様をしっかりと獲得できますが、安定した経営のためには、新規のお客様にリピーターになってもらうことが大切です。
リザービアでは、予約して来店してくれたお客様にリピーターになってもらうために役立つ機能も充実しています。
顧客管理はもちろん、来店してくれた方への次回の割引クーポンの配布、メッセージの自動配信などが可能です。これらを活用することで次回の来店を促せるので、売上げUPにつながるでしょう。
3.海外のお客様にも安心の多言語対応!
「リザービア」は店舗管理画面、ユーザー側画面ともに、多言語に対応しています。日本語をはじめ、英語・中国語(簡体字/繁体字)・韓国語・タイ語の5カ国語に対応しているため、海外のお客様の来店や、海外出店する際にも心強い味方です。
4. 導入後のフォローが手厚い
一般的な予約管理ツールは、導入までは手厚くても、導入したあとまでしっかりフォローしてくれるとは限りません。しかし、リザービアは、導入したらそれで終わりというわけではないのが特徴。
導入後も、メールや電話、チャットなどでの対応、経営や集客に役立つセミナーを開催するなど、手厚いサポートを行っています。そのため、店舗経営を行うオーナーや独立開業した整体師の方に寄り添ったサポートが可能です。
整体師のお給料・年収はどれくらいなの? 求人情報をチェック
整体師として独立開業する前に知っておきたいのが、一般的な整体師の月々のお給料や年収がどれくらいなのか、ということです。
ここからは、正社員の平均のお給料やパート・アルバイトの時給相場などの情報をくわしくご紹介します。
正社員|平均月給・年収はどれくらい?
正社員として働いた場合の、整体師を含む「その他の保健医療従事者」の月給を、厚生労働省が発表する「令和3年賃金構造基本統計調査」で確認したところ、平均月給は約30万円ほどとなっているようです。
この平均月給と賞与から計算すると、おおよその年収は423万円ほどになります。
これは、整体師のほかにも臨床工学技士や柔道整復師、食品衛生管理者などを含む産業の平均ですので、実際には整体院の規模や整体師の経験年数によっても異なることをご了承下さい。
また、整体院によっては、ボーナスやインセンティブがありますので、導き出された平均年収についてはあくまでも参考程度と認識しておきましょう。
引用 e-Stat:賃金構造基本統計調査 令和3年賃金構造基本統計調査 一般労働者 職種
「職種(小分類)別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)」より
アルバイト・パート|平均時給はどれくらい?
アルバイト・パートとして働いた場合の、整体師の時給をリジョブの求人情報で確認したところ、おおよそ1,000~1,500円程度の求人が多く見られました。
もちろん整体院によって若干のバラつきはあるものの、アルバイト・パートは福利厚生の差もほとんどないので、時給の差はそう大きくはないでしょう。
整体師が年収を増やすにはどうすればいいの?
整体師が年収を増やしたいと考えた場合、技術力のUPはもちろんですが、ほかにも転職や副業などさまざまな方法があるようです。
つづいては、企業などの組織に所属して雇用されている整体師が年収を増やすための方法と、開業した場合の年収の目安もご紹介します。
1. 長く勤務して昇給・昇格を狙う
年収をUPするためにできる方法としては、現在在籍している整体院に長く勤務する方法があります。長く勤務することはメリットが多く、雇用側からの信頼を得られることはもちろん、常連がつくなどお客様からの信頼にもつながるでしょう。
とくに雇用側からの信頼を得るということは、昇給もしくは昇格となる可能性が高いので、その結果年収UPが期待できます。
2. 資格を取得する|施術のスキルアップ・資格手当
長期勤続による昇給や昇格のほかに、施術に関する資格をとることで収入UPにつなげる方法も。整体師にとって有効な資格は多種ありますが、そのなかでも国家資格は自身の技術のアピールにはうってつけです。
もちろん、国家資格だけでなく、民間資格を取得することも、技術の証明になります。
整体院によっては、資格を取得したことにより手当がつくケースもあります。さらに資格の取得によりスキルアップしたことで、お客様からの指名数が増えることもあるため、結果として収入UPへとつながっていくでしょう。
つづいては、取得しておくのがおすすめの国家資格と民間資格をそれぞれご紹介します。
国家資格|柔道整復師
整体師にとっておすすめの国家資格に、柔道整復師があります。柔道整復師とは、わかりやすくいうと「接骨院」や「整骨院」で施術を行う技師のことです。この国家資格をとることで、自身の業務範囲が広がり、収入UPにつながります。
国家資格|あん摩マッサージ指圧師
あん摩マッサージ指圧師も、整体師ならば取得しておくのがおすすめの資格です。この資格を保有する人のおもな業務としては、患者さんの肩こり・腰痛といった症状をマッサージによって解消することです。
国家資格|鍼灸師
鍼灸師の資格も、整体師としての業務を広げることができる資格です。正確には「はり師」と「きゅう師」のそれぞれ別の資格で、ふたつの資格を取得することで「鍼灸師」の名称を名乗れるようになります。
「はり師」は細い鍼(はり)で刺激を与える施術を、「きゅう師」は、肌にのせたもぐさを燃やして刺激を与える施術を行います。それぞれツボや筋肉に刺激を与えることで、痛みやコリを和らげたり、血行の促進をはかったりする治療を行います。
民間資格|IHTA認定資格
ここからは、民間資格についてもご紹介します。一般社団法人国際ホリスティックセラピー協会は、整体をはじめ、アロマやヨガなど各種資格を認定しています。協会の認定校・指定校で整体の基礎知識や技術を学び、修了を認められると資格を取得できます。
整体師、メディカルトレーナーなど、スクールや講座によって取得することのできる資格が異なります。
民間資格|カイロプラクティック
カイロプラクティックは、脊椎を中心としてストレッチや圧力をかけることで、骨格の歪みや身体部位を調整し、自然治癒能力を高めることを目的とした手法で、整体院でも行われています。
世界保健機関(WHO)ガイドラインに準拠した教育プログラムを修了したカイロプラクター登録試験(JCR登録試験)の合格者は、独立組織である日本カイロプラクティック登録機構(JCR)に登録することができます。
JCR登録試験登録者の名簿は一般公開、および厚生労働省や関係省庁へ提出されているため、適性な教育を受けたカイロプラクターである証明になるでしょう。
3. 知識と経験を活かして副業で稼ぐ|セミナー講師など
整体師が収入をUPさせる方法のひとつに、副業があります。ただし、ここで注意しておくこととしては、副業をする前には、所属する整体院などの職場の就業規則で、副業が許可されているかを確認することが大切です。
整体師としての知識や経験を求めている人は多く、これまで仕事で得た知識と経験を活かして、セミナーの開催という形で公開するのもよいでしょう。
セミナー開催以外でも、最近では健康に関するサイトなどを使い、仕事で得た知識などを情報として提供するのもひとつの方法です。
4. 条件のよい整体院・整骨院などに転職する
これまでご紹介した方法でも収入UPが望めない場合には、今働いている整体院や整骨院よりも条件のよい職場へ転職するのがおすすめです。
たとえば、給料が今の職場よりも高い、福利厚生が充実しているなどの点をチェックし、比較してみるようにしましょう。そうすることで、条件がよいかどうか判断できるはずです。
高齢化社会で介護施設などでの需要も
昨今、ニュースなどで高齢化の波が押し寄せていることが話題です。このことから、介護施設やデイサービスでの整体師の需要が高まっています。
医療技術の進歩から高齢者の方も活動的になり、整体を利用することでより活動の幅を広げていける可能性もあるため、整体師のニーズは今後も高まっていくでしょう。
5. 独立開業して経営者になる|人気になれば年収1000万も
整体師としての独立開業をすることは、収入UPの方法のひとつです。とはいえ、独立開業すること、そして自分の整体院を経営していくことは容易なことではありません。開業しても、うまくいかないと、早々にたたんでしまうこともありえるからです。
しかしながら、人気が出れば年収1000万も不可能ではありません。頑張れば頑張るほど、その成果が収入として還元されるでしょう。
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整体院を開業すれば年収UPの可能性も!開業を目指してみよう
整体院の開業には、必須の手続きや届出はありませんが、営利目的で開業する場合は税務署へ開業届と青色申告申請書を提出しましょう。開業にあたっては、さまざまな費用として開業資金が必要となります。
あらかじめしっかりと計画を立て、助成金や補助金の利用も考慮に入れましょう。
整体師はニーズの高い職業ながらも、なかなか収入UPにつながりにくいことも確かです。資格取得や転職などで年収UPを目指す方法もありますが、独立開業することで年収を格段にUPさせることも夢ではないでしょう
また、リザービアでは独立開業後の集客や予約管理のサポートをする機能がたくさんありますので、独立開業するならば、ぜひ導入を検討してみてくださいね。
引用
e-Stat:賃金構造基本統計調査 令和3年賃金構造基本統計調査 一般労働者 職種
厚生労働省:令和2年賃金構造基本統計調査 | 調査票 記入要領
job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET)):はり師・きゅう師 – 職業詳細
厚生労働省:はり師国家試験の施行
厚生労働省:きゅう師国家試験の施行
厚生労働省eJIM : カイロプラクティック | 各種施術・療法 | 一般の方へ