この記事でわかること
- ネット予約の7割超(72.7%)は来店1週間以内に入り、当日だけで24.4%を占める
- 当日予約の比率はLINE予約が最も高い(21.8%)
- 電話・店頭で受けた予約は31日以上先が25.3%と、長期先の比率が高い
調査概要
リザービアに登録された予約データをもとに集計しました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 調査主体 | リザービア(自社データ) |
| 対象期間 | 2025年7月〜2026年6月(12か月) |
| 対象 | 現行システムを利用する全国のサロンの予約() |
| 集計方法 | 予約管理システムに登録された予約データを集計(キャンセルされた予約を除く) |
※リードタイム=予約が入れられた日から来店予定日までの日数。「ネット予約」は店舗スタッフの手動入力以外(お客様・各連携経由)の予約です。
ネット予約の7割は来店1週間以内に入る
ネット予約のリードタイムを見ると、来店1週間以内に入った予約が72.7%を占めました。内訳は当日24.4%・前日16.3%で、前日・当日だけで4割に達します。

サロンの予約は「計画的に取るもの」というより、思い立ったタイミングで入るものになっています。直前の空き枠がそのまま予約の受け皿になるため、空き状況がリアルタイムに見えるオンラインの予約導線が機会を拾う構造です。
当日予約の比率はLINEが最も高い
経路別に見ると、当日予約の比率はLINE予約が21.8%で最も高く、クーポンサイト連携(20.4%)、WEB予約(16.0%)が続きます。前日+当日ではクーポンサイト連携38.2%・LINE37.7%が拮抗し、WEBは31.4%でした。

LINEは普段使いのアプリから数タップで予約できるため、「今日行けそう」と思った瞬間の受け皿になりやすい経路です。直前予約を取り込みたいサロンほど、LINEの予約導線が効きます。
電話・店頭の予約は長期先が中心
対照的に、店舗スタッフが手動で登録した予約(電話・店頭受付)は、31日以上先が25.3%、15〜30日前も17.3%と、長期先の比率が目立ちます。会計時に次回の予約を取る「次回予約」の運用が、この長期予約の中心にあると考えられます。
つまりサロンの予約は、「店頭で先の予定を押さえる長期型」と「ネットで直前に入れる短期型」の二層構造になっています。どちらか一方ではなく、両方の受け皿を整えることが予約数の最大化につながります。
サロン経営への示唆
直前の空き枠はネットに開放する
ネット予約の4割は前日・当日に入ります。当日の空き枠をオンラインで見えるようにしておくだけで、電話では拾えない直前需要を取り込めます。
LINEを「当日の受け皿」として設計する
当日率が最も高いLINEは、空き枠の告知やリマインドと組み合わせることで、直前のキャンセルで空いた枠を埋める再販売チャネルとしても機能します。
店頭では次回予約で先を押さえる
長期予約は店頭の次回予約が主力です。お帰り前のひと声で1か月先を押さえる運用は、来店サイクルの安定に直結します。
まとめ
ネット予約の7割は来店1週間以内、4割は前日・当日に入っています。当日予約の受け皿としてはLINEが最も強く、長期予約は店頭の次回予約が支えるという二層構造でした。直前需要はネットで、将来の来店は店頭で——経路ごとの性格に合わせた設計が、取りこぼしの少ない予約導線をつくります。
本調査データの利用について
本調査の数値・グラフを掲載・引用いただく際は、出典として「リザービア調べ」および本記事URLの明記をお願いいたします。
(引用例)出典:リザービア調べ「サロン予約のリードタイム調査」(https://rsvia.co.jp/report/salon_reservation_leadtime_2026/)
