この記事でわかること
- 土曜だけで予約の2割(20.5%)、週末で4割弱(37.7%)を占める
- 来店のピークは午前10時で、13時に第2の山がある
- キャンセル率は曜日でほとんど変わらない(14.9〜15.9%)
調査概要
リザービアに登録された予約データをもとに、来店予約が集中する曜日・時間帯を集計しました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 調査主体 | リザービア(自社データ) |
| 対象期間 | 2025年7月〜2026年6月(12か月) |
| 対象 | 現行システムを利用する全国のサロンの予約() |
| 集計方法 | 予約管理システムに登録された予約データを集計。曜日・時刻は来店予定日時基準 |
※曜日・時間帯の集計はキャンセルされた予約を除いています。キャンセル率の集計のみ、取消処理された予約を含めて算出しています。
土曜だけで予約の2割、週末で4割弱を占める
曜日別に見ると、土曜が20.5%と突出し、日曜の17.2%と合わせて週末だけで37.7%を占めました。金曜(15.0%)を加えた週末3日間で、週の予約の半分以上が動いています。

最も少ないのは月曜の9.7%です。定休日にする店舗が多いことが背景にあり、土曜と月曜では2倍以上の開きがあります。稼働の山谷がこれだけ大きいと、シフトも販促も「週単位の平均」ではなく曜日ごとの実態で設計する必要があります。
ピークは午前10時、13時に第2の山がある
時間帯で見ると、午前10時が11.1%で1日のピークです。11時(10.3%)が続き、昼休みを挟んで13時に第2の山(10.2%)ができる、ふたこぶ型の分布になっています。

曜日と時間帯を掛け合わせると、最も混み合うのは土曜の10時で、この1コマだけで週全体の予約の2.6%が集中しています。

逆に、平日の夕方以降(18時〜)は全体的に空いています。会社帰りの層を取り込めるかどうかは、この時間帯の予約導線と訴求次第と言えます。
キャンセル率は曜日でほとんど変わらない
「週末の予約は飛びやすいのでは」という感覚がありますが、データ上、キャンセル率は曜日でほとんど変わりません(14.9〜15.9%)。最も高い金曜(15.9%)と最も低い日曜(14.9%)の差は1ポイントです。
ただし率が同じでも、予約数が最多の土曜はキャンセルの件数としては週で最も多いことになります。土曜前日のリマインド配信は、件数ベースで最も効果が出やすいタイミングです。
サロン経営への示唆
土曜午前に人員と予約枠を寄せる
週の予約の2割が土曜、その中でも10時前後に集中します。土曜午前のスタイリスト配置と予約枠の設計が、機会損失を防ぐ最大のポイントです。
平日夕方・月曜の空きは「見せ方」で埋める
平日18時以降と月〜火曜は構造的に空いています。この枠に限定したクーポンやLINE配信で「空いている時間の見える化」を行うと、混雑の平準化につながります。
リマインドは土曜前日を最優先に
キャンセル率は曜日で変わらないため、対策は件数の多い曜日ほど効きます。金曜夜のリマインド配信を起点にするのが効率的です。
まとめ
サロンの来店予約は土曜(20.5%)と午前10時に集中し、最混雑は土曜10時でした。一方でキャンセル率は曜日差がほぼなく、対策は「率」ではなく「件数」の多いタイミングに合わせるのが合理的です。混雑の山に人員を、谷に販促を——曜日×時間帯のデータは、その配分の根拠になります。
本調査データの利用について
本調査の数値・グラフを掲載・引用いただく際は、出典として「リザービア調べ」および本記事URLの明記をお願いいたします。
(引用例)出典:リザービア調べ「サロン予約の曜日・時間帯調査」(https://rsvia.co.jp/report/salon_reservation_dow_hour_2026/)
