美容サロンの売上アップのために、クーポンをどのように利用したらよいか悩んでいる美容室やサロンも多いのではないでしょうか。
クーポンはただ発行すればよいわけではなく、目的やターゲットを明確にして、計画を立てることが大切です。ここでは、美容サロンの売上アップにつながるクーポンの利用方法をくわしくご紹介します。
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目次
クーポンの発行・配布で見込める効果は?
美容サロンがクーポンを発行、配布することでさまざまな効果が見込めます。新規やリピーターを増やしたいとお考えの美容室やサロンは、クーポンを有意義に活用しましょう。
ここでは、美容サロンがクーポンを採用することで、どのような効果を得られるのかをくわしくご紹介します。
新規顧客の来店のきっかけ
美容サロンがクーポンを採用することで、新規顧客の来店を促します。クーポンは「施術を受けるなら、少しでも安く」という顧客の心理に働きかけ、初回限定クーポンのような割引の恩恵が受けられるなら、行ってみようという気持ちが生まれるからです。
このようにクーポンを活用し、初回来店での割引クーポンを用意しておくと、スムーズに新規顧客を取り込めます。顧客を増やしたい、新規を取り込みたい美容サロンは、新規向けのクーポンを用意してみるのもよいでしょう。
リピーターの獲得
美容サロンが再来店の顧客向けのクーポンを採用することによって、新規顧客をリピーターにつなげやすくなります。
美容業界において、新規向けのクーポンの定着により、次々にサロンを渡り歩く顧客も少なくありません。新規向けのクーポンを使いたいとサロンを次々に回る顧客も珍しくなく、リピーターにできないと悩むところも多いはずです。
再来店で使えるクーポンがあれば、他店に顧客が移るリスクを減らせますし、リピーターとして来店するきっかけにもなるでしょう。
客単価の向上が見込める
美容サロンがクーポンを採用することで、客単価アップも期待できます。美容サロンの売り上げを伸ばすには、客数だけでなく、客単価を向上させることが重要です。どんなに多くの客を呼び込んでも客単価が上がらなければ、売上を大きく伸ばせません。
クーポンによって施術の設定額を上げやすく、割引でお得感を打ち出せば、顧客一人あたりが施術に対して支払う総額を自然に増やせます。「〇〇円以上」などクーポンを利用できる総額を設定すると、効率よく客単価向上が見込めるでしょう。
リピーターから新規顧客紹介の機会が得られる
美容サロンがクーポンを採用することで、リピーターからの紹介で新規顧客を増やしやすくなります。なかでも「友達紹介クーポン」は、お互いの信頼関係があってこそ活用できるサービスです。
リピーター本人が満足しているからこそ、友達にサービスのよさを知ってもらいたいという思いから使えます。友達紹介クーポンは紹介者と紹介された側どちらにもメリットがあり、上手に活用できれば確かなルートで、新規顧客獲得を目指せるでしょう。
クーポンの発行・配布で売上アップの効果が見込める
美容サロンがクーポンを賢く上手に活用することによって、客数、客単価ともに向上させやすく、総じて売上アップを目指せます。
しかし、実際にクーポンを打ち出していても、集客に結び付いていないと感じるサロンも多いでしょう。クーポンを賢く活用するには、まずクーポンの存在を知ってもらうことが大切です。
次に見出しでは、売上アップのためのクーポンの上手な利用方法について具体的なポイントを踏まえて、くわしくご紹介します。
クーポンを効果的に活用するための3つのポイント
美容サロンがクーポンを有効に活用するためには、いくつかポイントを押さえておくことが大切です。
無計画に発行してしまうと、リピーター離れや売上減少など逆効果になる場合があります。ここでは、サロンが知っておきたい、クーポンの発行の仕方について確認しておきましょう。
1. 配布対象や目的を明確にする
美容サロンが有効にクーポンを発行するには、配布するターゲットや目的を明確にすることが重要です。
新規顧客やリピーターの獲得、客単価の向上、施術回数の増加などクーポンを発行する目的をまずはっきりさせます。そして新規来店限定、再来店限定など各目的を達成するためにどのようなクーポンを発行すればよいのかを検討しましょう。
目的やターゲットを明確にすることで、クーポン1枚あたりどの程度の売上が見込めるのかを決めやすく、配布効果を測定しやすくなります。ただ発行するのではなく、意図や狙いをはっきりさせた上で設定をおこなうことがポイントです。
2. お客様にとって使いやすい形式にする
美容サロンにおける有効なクーポン発行の仕方として、使いやすい形式にする点が挙げられます。使いたいときにすぐに使えないなど、勝手が悪いのは顧客にとってストレスです。
仕組みがわかりにくければ、使うという行動にたどり着かない可能性もあります。そのため、顧客にとって使いやすい形式を選択することが重要です。
たとえば、ターゲット層の年齢が高い場合には、アナログな形式でチラシ配布やスタンプカード式を検討するのもよいでしょう。スマートフォン操作に手慣れている若年層は、デジタルクーポンが使いやすいかもしれません。
3. 有効期限や回数を設定するのもよい
美容サロンにおける有効なクーポン発行の仕方として、クーポンに有効期限や回数を設定する方法が挙げられます。無期限で使えるクーポンは、いつ来店しても使えるため、顧客がその間にほかの店舗に乗り換える可能性もあるでしょう。
期限を設けておけば、「過ぎてしまうと損をする」という考えを促し、期限内での再来店につなげられます。また、回数も「1回のみ」などと上限を設ければ、顧客の再来店を促すきっかけになるはずです。
クーポンを発行する際に気をつけたい注意点
美容サロンにおいてクーポンの発行を慎重におこなわないと、店舗にとってマイナスな効果をもたらす場合があります。
また、知らずに法律に抵触する場合もあるため注意が必要です。ここでは、クーポン発行の注意点についてご紹介します。
闇雲に発行しない
美容サロンにおいて、クーポンをただ発行すればよいという考えのもとで利用するのは要注意です。
ただクーポンを発行しても、サロン側にとっては割引後の利益しか生じず、クーポン目当ての顧客が来店し、離れるという流れの繰り返しになってしまいます。新規来店はできても、その後固定でリピーターにつなげることは簡単ではありません。
クーポンはあくまでも集客の手段であり、どのように活用するかは美容サロンの手腕にかかっています。クーポン発行は、目的やターゲットを明瞭にし、計画的に実行することが重要です。
値引きのしすぎやお得すぎるクーポンは逆効果
美容サロンがクーポンを発行する際には、過度な割引に注意が必要です。新規顧客を多く獲得したいために、ほかの店舗よりも割引率を高く設定しようと考えるサロンもあるでしょう。
しかし、割引率が高いと客単価が落ち込むので、売上はなかなか伸びません。また、クーポンによる値引きが定着してしまうと、顧客は定価を高く感じてしまい、サロンから足が遠のいてしまいます。
一度クーポンで値引きをしてしまうと、元に戻すことはかんたんではありません。価格設定は慎重におこないましょう。
法律を遵守する
美容サロンがクーポンを発行する際には、景品表示法を遵守することが重要です。不当表示や景品類の規制範囲を超える商品やサービスに該当する場合には、法律違反とみなされます。知らずに違反することのないよう、法律を熟知したうえでクーポンの設定をおこないましょう。
アフターサービスやサンプル品などは景品規制の対象とはならないため、上手にクーポンと組み合わせることが可能です。また、割引や有効期限、利用条件についても法律にもとづき設定する必要があります。
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クーポンはどんな配布方法がある?
美容サロンは、クーポンを実際にどのように配布すればよいのでしょうか。ここでは、クーポンの配布方法をご紹介します。
チラシやフリーペーパー、雑誌で配布する
チラシやフリーペーパー、広告紙、雑誌で配布する方法が挙げられます。チラシなどの紙媒体に目を通す習慣を持つ、主婦層やファミリー層、中高年層にもターゲティングしやすく、幅広い世代に訴求できるのが魅力です。
サロンの認知度を高めるのに効率的で、切り取って持参するだけなので、シンプルで使い勝手がよいのもメリットといえます。チラシやフリーペーパーは配布地域が限定されるため、店舗周辺の人々に広く知ってもらうには、便利なツールです。
店頭で配布する
店頭で配布する方法もあります。不特定多数の人に対して、チラシやフリーペーパーを配るよりも、店頭であれば、新規顧客に限定して、確実にクーポンの案内することが可能です。次回来店につなげられるよう、リピーター向けのクーポンを用意しておくとよいでしょう。
また、説明時のやりとりが顧客との大切なコミュニケーションの場にもなります。店頭での案内を顧客が忘れてしまう可能性もあるため、メルマガなどと併用して活用するのもおすすめです。
SNSやホームページでデジタルクーポンを配布する
デジタルクーポンを配布する方法もおすすめです。デジタルクーポンとは、スマートフォンなどで提示できるクーポンのこと。
紙媒体のクーポンは忘れる、紛失するということも多いですが、デジタルクーポンはスマートフォンを当日持参し提示すればよいため、利用できないというリスクを減らせます。
また、デジタルクーポンはSNS公式アカウントやホームページを使っての配布が可能です。スマートフォン操作に慣れている若年層をターゲットにできるでしょう。
外部ポータルサイトを利用する
外部ポータルサイトを利用する方法もあります。外部ポータルサイトは美容サロン関連の情報を一括検索でき、顧客にとっては必要な情報を一カ所でまとめて調べられ、サロン側にとっては店名を知らない顧客にも広く周知してもらえるという点がメリットです。
また、施術の種類、エリアからおすすめのクーポンを選べるような仕組みを備えたポータルサイトも存在し、サイトの利用者をターゲットにしてクーポンを知ってもらうのに適しています。
「リザービア」ならクーポンの配布・使用もかんたん!
美容サロンがクーポンを配布する方法でおすすめのサービスが、美容業界に特化した予約システム「リザービア」です。リザービアはデジタルクーポンとの相性がよく、スムーズに発行できます。
クーポン名、カテゴリ、内容説明、提示条件、利用条件、期間限定などこまかな設定が可能なので、新規やリピーターなどターゲットの特性に応じたクーポンの選定が可能。
また、リザービアはサロンカードというアプリを提供しており、クーポンなどお得な特典が集約され、顧客にとって使い勝手のよさがメリットです。メッセージの自動送信機能でフォローメールを送り、クーポンの通知で再来店を促せます。
さらに会員の属性の設定もでき、各会員に応じたクーポンの設定も実現可能。個別性を重視した戦略によって、スムーズな集客をおこなえます。
美容サロンはクーポンをうまく利用すれば売上アップにつながる!
クーポンは配布するターゲットや目的を明確にすれば、集客に大いに活用できるおすすめのツールです。リザービアを活用すれば充実した予約機能やデータ管理機能で美容サロンの業務負担を軽減し、サロンワークに集中できる環境を整えやすくなります。
デジタルクーポンの導入をご検討の方は、ぜひ集客のできる予約システム「リザービア」を活用してみてはいかがでしょうか。
引用元:
景品に関するQ&A-消費者庁