美容室の施工実績950件以上。
設計、施工だけでなく実績を活かしたサポートで、融資や物件探しまで安心して相談できるというesprit design。推奨パートナー企業もあり、美容室を開業するオーナー様を1からサポートしていくesprit designとは一体どんな会社なのか?
取締役社長・新保博章さんにインタビューしました!
esprit design取締役社長 新保博章さん
店舗内装デザイン、美容室内装デザイン、美容室の開業プロデュースを行う。
特に美容室は950件以上の施工実績。美容室も5店舗運営。
奥様は美容師。弟さんはシザーケース専門店「CHAOTIC ORIGIN DUB」のオーナー様という美容業界一家!
esprit designのコンセプトとは…
esprit(機知・才知)+ design(設計・計画)
私たちはそのお客様一人一人のお悩みに対しハイクオリティーな店舗を具現化させます。
常にお客様に寄添いデザインを提案します。
https://esprit-design.jp/
現在会社って何名くらいで運営してらっしゃるんでしょうか?
うちは今デザインスタッフが4人ですね。僕もデザイナーとしてやってます。
実際お客様はデザインのパンフレットのようなもので内装を依頼するんでしょうか?
ありますよ!
ですけど元々あったかっこいい美容室の写真でもいいですし、服屋さんとか、食べ物屋さんとかでピンときたところでもOKです。
画像頂ければそこからイメージを合わせて組み立ててご提案できます。
やっぱり木が嫌いな人にフローリング提案してもダメじゃないですか。
なので好きなイメージを見せて下さい、となって写真何枚か頂くと、「この人、石とかタイル好きなんだな」とか。「暖色好きだな」とか。「寒色好きだな」とか。
写真を5、6枚頂ければ、それがすぐわかっちゃうんです。
最初の打ち合わせは新保さんが行かれるんですか?
だいたい僕が行きますね。
打ち合わせが終わってデザインが決まってきたら、次にうちのスタッフが行って実際に工事の手配をしたり、予算の中でどういうことをするのかというのを進めていきます。
あとうちの場合、往復の数が他社さんより全然少ないんですよ。
1回行って内容を聞いて、持って帰って。その間に好みなども聞いて。
SNSで好きな店舗の画像を貰って。そうしたら、もうその後に図面を提出するので。
美容師さんってなかなかお時間取れなかったりしますもんね…!
はい、なのでお客様の前で絵を描いて見せちゃいます。
「こういうのどうですか?」とか。簡単なのは大体すぐ描けちゃいますしね。
あとは、帰りの電車で描いたりしていると、その間にスタッフが電子化してくれるんです。
…
打合せではラフでプランして。
その次、まず平面図。全部フリクションで描いているんですよ。
次にこの立体図。これは大体30分くらいで描けます。
これを45度、斜めにして立ち上げていくんです。
それでお客様が「いいね!」ってなったら3 Dにして、という感じでやってます。
ここで、新保さんが考える『成功するサロン内装のポイント5つ』
- 外から中の様子が分かる
- 明るい雰囲気
- 活気のあるスタッフ
- 作業とコミュニケーションの空間分離
- 待ちやすい客待ち
消費者は活気のある店作りを心がけているサロンに入店する。
成功するサロン内装「待ちやすい客待ち」ってどういうことですか?
「待つ時間が分からなくなっちゃう。」
待つ時間を忘れられるような客待ちを志しているんですよね。
待たされてるとお客様怒っちゃうじゃないですか。
それで、一番効果的なのは鏡だと思うんですよ。
アメリカのショッピングモールで常に渋滞のエレベーターが常に渋滞のところがあって、クレームだらけのショッピングモールがあったんですね。そこをエレベーターは何も変えずに鏡を貼っただけでクレームがゼロになったんですよ 。
要はエレベーターのスピードは変わらないのに、人間が自分の身なりとか顔を見ている時間が一番ゆっくりだったんです。あっという間に時間がたっちゃっうんです。
なので客待ちに鏡を置いておくとお客様が自然に見ているし、お会計後にお客様がヘアスタイルと自分の服装のバランスをチェックしたりとかもできるので、極力客待ちには鏡をつけてあげたりとかしてますね。
内装で予算なくても「後で置いとくといいですよー」と声を掛けたりもしてます。
確かに鏡を置くのは全然後からでもできますもんね。
できますできます。
それが「待つ時間が気にならないような客待ち作り」ですね。
保健所でも客待ちづくりって必須化されてるんですよ。どこの県でも待合スペースは絶対ありますね。
昔は作業スペースに対してどれくらいの大きさっていうのが決まってたんです。
今はそこにパーテーションなり、しきってないといけないとかあるんですが、ある程度あればOKです。
外から中の様子が見える作りもよく美容室で見かけますね。
そうですね、実はこれも色々とあるんですよ。
1階のお店で中が見えるって言うのはもちろんそのままなんですけど、例えば5階でも6階でも意味があるんです。
置き看板でも、HPでもいいですから「店内のイメージ」。
更に店内のイメージに伝えるのにプラスしてスタイリストが笑顔で仕事をしている様子を見せられると一番いいですね。
そうすると新規のお客様が安心して入ってこれるんですよ。
確かに。内装の写真がない所って少し不安になっちゃいますね。
そう、ちょっと怖いと思うんですよ。
なんか思ったのと違ったら嫌だなって思っちゃいます。
美容室って冷やかしができないので特に、ですね。
洋服屋さん入って試着5、6着してまた今度にしますって帰れるじゃないですか。美容室はこれできないんですよね。
入り口入ったらサービス始まっちゃうので、だから予約システムって重要です。
色々聞いていると、中の様子が分からないとか予約のイメージがつかないっていう状態だと人は臆病になって入らないっていう傾向が多いです。やっぱり中の様子があるのと、予約がスムーズっていうのはすごく大切ですね。
現在は予約して来店するのが普通になってきていますからね!
他にも新保さんはコンサルティング的なこともされているんですよね。
コンサルティングなどもやってますけど、本当に簡単なことばっかりです。
アシスタントの子が予約を電話で取る、と。
そのあと15秒とかでもいいから担当者が出て「待ってますね」と伝えるだけでお客さん離れないですよー、とかそのくらいしか言ってないです。予約を取っている時点でほとんどの美容室では担当者が喋らないと思うので。
それだったら「ちょっと待ってください」って言って、
そのままでいいからアシスタントさんに電話を向けてもらって「○○さん待ってますね」と言ってもらえるだけで、お客様また行きたくてしょうがなくなっちゃいますから。
今までの経験からそのような成功例を色々持ってるのでお伝えするようにしています。
で、やっぱりリザービアさんの良いところはそういうのを抜きにお客さんが一方的に欲しいものを組み立てることができるから、結構強気になってきてくれるんですけど、電話予約だと絶対そういうことってないので。
そういうお客様心理みたいなのをネット予約に特化してる、リザービアさんが言うことはすごく良いと思うんですよね。
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