土日忙しいことが多い美容室ですが、平日はお客さんがあまり来なくて悩んでいるという美容師さんは多いのではないでしょうか。実は土日と平日はねらうべきお客さんの層が違うことも多いことから、効果的に集客することが大切です。
そこで本記事では平日の集客に悩んでいる方に向けて、来客を増やす効果的な4つのステップとアイデアについて詳しく解説します。
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目次
平日の集客は美容室の経営基盤を安定させるために欠かせない
平日の集客は美容室の経営基盤を安定させるために欠かせません。営業する日数で考えれば、1か月のうち休日は10日ほどしかないのに対して、平日は20日ほどあるからです。
また厚生労働省が調査した調査では、平日の平均客数は56.6%の美容室で10人未満だったのに対して、休日の平均来客数は55.3%の美容室で10人以上だったことが明らかにされています。
つまり平日と土日で来客数に差があることが多く、平日のほうが来客数が少ないことから売上が低くなってしまっているといえます。そのため美容室の売上を増やすためには、平日の集客が大切なポイントになります。
平日の美容室にお客さんが来ない2つの理由
平日の美容室にお客さんが来ない理由にはどのようなことがあるのでしょうか。ここでは大きく2つに分けて、平日の美容室にお客さんが来ない理由について解説します。
平日と土日でターゲット層が違う
平日の美容室にお客さんが来ない理由の一つとして、平日と土日で時間の融通が利くターゲット層が違うことがあげられます。平日は仕事や学校などに行っている方も多く、多くの社会人や学生は平日美容室にいけない方も多いでしょう。
一方で土日は社会人や学生が美容室に行きやすくなる一方、主婦で子育てをしている方や平日に仕事が休みの場合の方は美容室に行きづらくなってしまいます。
このように、ターゲット層によって平日と土日のライフスタイルに違いがあるため、土日と同じサービスでは平日に時間の余裕があるお客さんに興味を持ってもらえず、平日の来店数が伸びないということが起きてしまいます。
平日と土日でターゲット層のニーズが違う
平日の美容室にお客さんが来ない理由の2つ目として平日と土日でターゲット層のニーズが違うことがあげられます。
ターゲット層が違えばニーズが異なるのは当然で、同じ社会人だったとしても、髪の毛にお金をかけたいと思っている人もいれば、できるだけ安く済ませたいという人も多いでしょう。中には、施術以外のサービスを求めている人もいるかもしれません。
このように平日と土日で来るお客さんが違うことから、ニーズも異なることが平日の集客における悩みの原因の1つになります。
平日の美容室で集客を効果的にする4つのステップ
平日の美容室で集客をするためにはどのようにしたらよいのでしょうか。ここでは、平日の集客を効果的に行うための4つのステップについて詳しく解説します。
ステップ①平日に集客できているお客さんの分析を実施する
平日の美容院で集客を効果的に行うためには、すでに平日に来てくれているお客さんを分析することが大切です。お客さんがどんなターゲット層なのかを知ることで、ニーズを絞り込むことができるからです。
お客さんを分析するためには、年齢・性別・職業・推定年収などを明らかにすることでどんなお客さんかが明確になるので集客に効果的です。お客さんの層が明らかになったら、ステップ2が進めやすくなります。
ステップ②平日に来るお客さんが頻繁にオーダーするメニューを明確にする
平日に来てくれているお客さんのターゲット層が明確になったら、そのお客さんが頻繁にオーダーするメニューは何か明確にすると良いでしょう。オーダーするメニューを明確にする際には、「サービスによってお客さんが受け取る価値は何か」を突き詰められるとよいでしょう。
例えば、主婦の人で午前中に忙しいお客さんが朝の髪の手入れが簡単になるカットをサービスとしたときに、お客さんが受け取る価値は朝の準備時間を短くできるということになります。
このように、
- 平日に来てくれているお客さんが頻繁にオーダーするメニューは何か
- お客さんが受け取る価値は何か
を明確にしておくことで、運営している美容室で平日売れやすいサービスは何かが分かるので情報発信もしやすくなります。
平日美容室に来てくれているお客さんに似たようなお客さんへ情報発信ができることによって、新規のお客さんが美容院のことを認知しやすくなるでしょう。
ステップ③平日に来るお客さんが実際に使った金額と時間はどのくらいか明らかにする
平日に来るお客さんが実際に使った金額と時間はどのくらいか明らかにすることは、平日にどのくらいの金額で施術に時間かかるのかを把握するのに役立ちます。
平日に売れやすい金額の設定ができると平日のターゲットが予算としているコストに見合ったサービス価格になりやすいです。平日のお客さんが施術にどのくらいの時間を要していて、予算としてどのくらい使うのかを把握しておくと、どんなサービスが売れやすいかが把握できます。
このように平日にきてくれるお客さんの予算と期待している施術時間を、実際に来てくれているお客さんを分析しておくことでどんなサービスを提供したらよいかが明確になりやすいでしょう。
ステップ④平日の美容室への集客戦略を考える
上記3つのステップを踏んだうえで、集客するためにはどうしたらよいか考えることが大切です。ターゲット層が明確になって、どんなサービスをどのくらいの金額・時間で提供するのかが明らかになったら狙うべきターゲット層に対して情報を発信する必要があります。
しかし、ターゲット層が普段どのような媒体で美容室の情報を知りえているかはターゲット層によって大きくことなります。例えばSNSで情報を見ることが多いのか、Googleマップなどで見ることが多いのか、美容室の看板などを見ることが多いのかなどがあります。
平日の美容室に来てくれているお客さんがどのようなターゲットで、普段どのような媒体を見ることが多いのかを考えて集客戦略を考えましょう。
平日の美容室への集客に役立つ2つのアイデア
平日の美容室への集客に役立てるためにはどのようなアイデアがあるのでしょうか。ここでは大きくわけて2つのアイデアについて詳しく解説します。
施策①日中来店できる人に魅力的なサービスを作る
平日の美容室への集客に役立つアイデアとして、日中来店できる人に魅力的なサービスをつくることがあります。
どんなターゲット層の人が平日美容室に来てくれているかは美容室のコンセプトなどによってことなりますが、ターゲットとしているお客さんに魅力的なサービスが作れると平日にお客さんが来やすくなるでしょう。
必ずしも特別なサービスである必要はありませんが、ドリンクサービスをつけたり頭皮や肩のマッサージなどプラスアルファのサービスを実施してもよいでしょう。他にもメイク直しのブースを作ったりハンドクリームのサービスなどを取り入れるのもおすすめです。
このように平日の日中だからこそ来店できる方向けに魅力的なサービスを用意できると、集客効果も高まりやすいでしょう。
施策②遅い時間に来店できる人も狙ったサービスも作る
平日は日中だけが集客すべきタイミングであるとは限りません。遅い時間帯にも来店できる人もいるのでそういった人を狙ったサービスも考えられるとよいでしょう。
社会人や学生であれば、夕方以降に来店できる人もいるでしょうし、夜から出勤という社会人にとってはヘアケアとスタイリングをしてほしいというニーズもあるでしょう。
美容室の営業時間の遅い時間帯にどんなお客さんが来てくれそうかを分析したり想定してサービスを作ることで、平日の遅い時間帯でも集客を効果的におこなえます。
平日の美容室への集客に役立つツール「リザービア」
平日の美容室への集客に役立つツールとしてリザービアがあります。リザービアには予約しやすいシステムやDM配信機能、お得なクーポン発行機能などが備わっています。ここではリザービアについて詳しく紹介します。
平日でもお客さんが予約しやすいシステム設計
リザービアでは、平日でもお客さんが予約しやすいシステム設計を導入しています。例えば、LINEと連携していたり、GoogleやInstagramから予約もできる連携機能も備わっています。
日ごろからお客さんがよく使っているアプリで美容室を予約できることが心理的負担を減らせます。平日の予約・来店にもつながりやすくなるでしょう。
顧客管理とDM配信機能
リザービアの顧客管理機能では、名前・電話番号・来店回数・担当スタッフ名・前回のメニューなどをシステム上で管理することができます。
お客さんにDMを配信することもできます。アプリへの通知も可能です。平日に来やすいお客さんを検索するのに役立つので、平日の集客戦略を考える上で参考にできます。
曜日指定が可能なクーポン発行機能
リザービアにはクーポン発行機能も備わっています。クーポン発行機能では、WEBページやアプリ、シークレットクーポンなどさまざまな発行方法を選べて、クーポンの内容も細かく設定することができます。
例えば、クーポンを使って予約可能な曜日と時間を設定できたり、クーポンを利用できる人数を制限できたり、対応メニューを設定できたりなどがあります。
DM配信機能を使ってクーポンを発行することもできるので、平日の集客に役立つツールとなるでしょう。
まずは資料をご覧ください
平日の美容室への集客を効果的にして売れるお店を目指しましょう
平日の美容室への集客は、土日とターゲット層が違うので別の戦略を考える必要があります。集客戦略を考える上では、すでに平日に来てくれているお客さんを分析して、狙うべきターゲット層を明確にすることが大切です。
ターゲットを絞り込んだら、ターゲットに対して魅力的なサービスと情報発信を心がけることで集客効果を高めることができます。平日の美容室への集客を効果的におこない、人気のお店を目指してみましょう。
引用元:
厚生労働省「美容業 結果の概要」