パーソナルジムや24時間営業のジムなど、多様化するフィットネス業界では、ジムの需要が増しています。遠出や旅行がしにくいため時間を持てあましている人、健康やボディラインの維持にジムを利用する人が増えていることも追い風となっています。
ジム開業をお考えの方や開業して間もない方など、ジムの経営を成功させるコツを知りたいという方に集客方法や成功のポイントを解説していきます。
目次
なぜジム経営が儲かるのか?
ジムの業態が多様化したことで、ジムに入会する敷居が低くなりジムのユーザーは増加傾向にあります。需要が増えているのだから儲かるだろうというのはその通りですが、そのほかにもジム経営が儲かる理由はいくつか考えられます。
ここでは、ジム経営が儲かる理由を4つご紹介していきます。
パーソナルジムの市場拡大
先にも述べたとおり、フィットネス業界は近年、市場規模が拡大しており、2019年にはおよそ5,000億円を突破。その理由は小規模なパーソナルジムや24時間・365日、系列ならどの店舗でも使用できる外資系のジムの登場など、ジムの多様化があげられます。
ジムの形態が多様化したことで、ジムに入会するハードルが下がり、利用しやすくなっています。そのため、今後も市場拡大は続くと考えられます。
お年寄りや学生の利用者が増えている
ジムを利用するのは体を鍛えたい人、というイメージは昔のこと。高齢化社会の昨今では、健康を目的とした高齢者の利用が増えています。今の60代、70代は若々しく、お金も持っています。
さらに将来的な寝たきりの予防に定期的な運動が効果的といわれ、その考えが浸透してきたこともあるでしょう。また、ジムの多様化で、会費の安いジムもあることから学生など若年層の利用も増えています。
ボディメイク欲や健康志向の高まり
ボディメイクという志向が広まり、美しい身体を筋トレで手に入れる女性が増えています。マンツーマンで指導してもらえるパーソナルジムは、ボディメイクを望むユーザーの期待に応えてくれます。
また、コロナ禍で外出の楽しみや運動する機会が減ったことで、健康のためにジムに通おうと考えるのも自然な流れといえます。
健康志向とボディメイク志向、とにかく体を鍛えたい層などターゲットを絞っても多くの顧客を集められるでしょう。
経費が少ないため利益率が高い
マンツーマンで指導する小規模なジムならワンルームでも始められます。はじめにトレーニングマシンなどの投資は必要ですが、開業してしまえば家賃や光熱費などの経費だけで、特別仕入れが必要ないため利益率が高いことがあげられます。
人員を最低限にして、自らパーソナルトレーニングするなどの工夫で人件費を押さえれば高い利益率を維持することが可能です。
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ジム開業!失敗するジムの特徴とは?
市場規模の拡大で有利に思えるジム開業ですが、失敗してしまうこともあります。うまくいかないジムには特徴があるのです。それを知っていれば失敗を最小限に抑えられるはずですので、是非参考にしてみてください。
開業する立地の選定に失敗している
一つ目は、開業する立地の選定に失敗していることがあげられます。お客さまに来ていただかないと経営は成り立ちません。アクセスの悪い場所などは家賃が安いかもしれませんが、よく考えて土地選びをしましょう。
ターゲットを絞っていない
2つ目には、ターゲット選定の甘さが考えられます。ジム開業の立地から店舗の内装など、すべての方向性を決めるためにターゲット層ありきですので、まずはここをしっかりと定めておく必要があります。
ターゲットがしっかり決まっていれば、サービスや特色に強みが出せます。
パーソナルジムかフィットネスジムか
大まかな方向性として、まず決めなければいけないのがジムの規模と形態です。そこで、ある程度会員数を増やせるフィットネスジムか少人数に絞って運営するパーソナルジムかを決めましょう。
フィットネスジムでは、ある程度大きな店舗やマシンの数が必要なこと、パーソナルジムでは会員を多く集められないなどのデメリットがあることも考慮に入れておきましょう。
集客する努力が足りない
3つ目は、集客のための行動が足りていないことが考えられます。ジムを開業すればお客さまが勝手に来てくれるとは限りません。多くの場合、自分から宣伝をして集客する必要があります。
ターゲット層に向けてターゲット層に情報を届ける努力をしているか?など、集客方法についてしっかり考えてみましょう。
ジム経営を成功させるには?
ジム経営に失敗する特徴がわかったら、今度は経営を成功させるためにどうすべきかを考えていきましょう。ここからは、ジム経営に成功するためのポイントを紹介していきます。
コンセプトを明確に
まずはジムのコンセプトを明確にしましょう。コンセプトとはそのジムにおける基本的な考え方、基本理念のことです。どんなジムにしたいのか?進むべき方向は?などを考えてみましょう。
このコンセプトが明確になることで、ターゲットの選定やサービス内容がクリアになるというメリットがあります。
自分のジムだけの強みを作る
ジム業界は、先にも述べたとおり市場規模は拡大していますが、外資の参入もあり、競争は激しくなっています。そこで、選ばれるジムになるためには独自の強みを作る必要があります。
独自の特色を出すために、自分の強みは何か?従業員の特色は?などを考えてみましょう。また、トレーナーの資格をとる、大会に出るなども強みになるでしょう。
ターゲット向けに価格を設定
立地やコンセプトによって、ターゲット層は違いますよね。そのターゲット層が入会しやすい条件の設定や会費の設定をする必要があります。たとえば、じっくり向き合って1対1で指導するパーソナルジムなら、ある程度高額な価格設定ができます。
学生などを主なターゲットとする場合、価格設定を高くすると敷居が高くなり、集客に困ってしまいます。さらに家賃など経費との兼ね合いも重要です。
家賃が高いのに会費を安くしてしまうと、経営に行き詰まってしまいますのでバランスを見極めましょう。
小さく始める
経営は始めてみないとわからないことも多いため、最初に投資をしすぎないようにしましょう。最初から儲かる前提で投資をしすぎると、早く破綻してしまいます。
マシンや設備は、最初からすべて揃える必要はありません。広告費にかける金額も、最初はできるだけ押さえて、コストがかからない方法を探してみましょう。
オンラインでのパーソナルトレーニングを取り入れる
コロナ禍でジム通いを躊躇する人や意識的に控える人も多くいます。そこで、オンラインでのレッスンを取り入れるのがオススメです。オンラインであれば、立地の影響を受けることがなく、遠方のお客さまにも利用していただけるというメリットもあります。
コロナ禍で急速に成長したzoomやLINEミーティングなど、手軽にオンラインレッスンを始められるサービスもたくさんあり、顧客側もオンラインに慣れてきているというのも追い風となるでしょう。
フランチャイズに加盟する
最初からすべてを準備することに不安を感じる方は、フランチャイズに加盟するという選択肢もあります。フランチャイズに加盟すれば、運営のノウハウや開業、集客などのサポートを受けられるというメリットがあります。
また、知名度があるため顧客に知ってもらう努力が必要ないことも利点です。ただし、本部に支払うロイヤリティの負担や本部の方針に従わないといけないなどの制約がデメリットになることもあります。
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儲かるには集客が大事!ジムの効果的な集客方法とは?
ジムを経営するためにさまざまなノウハウはあれど、やはりお客さまに来ていただかないと始まりません。儲かるためには、ファンを増やしたくさんの見込み客にジムの存在を知ってもらい、来てもらうという集客が重要になってきます。
ここからはジムが集客するのにおすすめの方法を紹介していきます。
WEB検索結果で上位を狙う(Googleビジネスプロフィール)
ジムに通おうと思ってWEBで調べた際、検索結果の上位にGoogleが自動的に3~4件の店舗を表示させます。地域検索した場合も同様で、ここに表示させることができれば集客にはとても有利になります。
さらに表示されたお店の情報から、直接予約できればスムーズです。実はこれが、Googleビジネスプロフィールの利用で可能になります。
Googleビジネスプロフィールと連携できる予約システムの利用
WEB検索の結果に自動的に表示させるには、Googleビジネスプロフィールの登録が必要になります。その際、Googleのガイドラインに沿って、正しくすべての情報を入力する必要があります。
さらに表示された店舗情報に「予約」ボタンを表示させるためには、Googleと連携できる予約システムの契約が必要です。
予約システムのリザービアなら、リザービアにアカウント登録をすれば、自動的にGoogleビジネスプロフィールに表示されるため、難しい手続きの必要もありません。
Googleビジネスプロフィールに予約ボタンを設置するメリットについては、以下の記事を参考にしてみてください。
参考記事:
インスタグラムやtiktokなどSNSの利用
今やどの業界でも、集客にSNSの利用は欠かせません。インスタグラムやtiktokは動画コンテンツがあるため、ジムの魅力や強みを直接伝えられるというメリットがあります。
ただジムの風景やトレーニング動画を投稿するのではなく、たとえば「2週間で脚痩せ!」や「理想のくびれを作れるおすすめのトレーニング」など、目を引くタイトルを文字入れをしたり、特定のターゲットに響くコンテンツを作るなどの工夫で、多くのユーザーにジムを知ってもらうことができます。
ポスティング
ポスティングも有効です。ポスティングでは地域を絞った営業ができるため、そのエリアの見込み客に直接ジムの存在を知らせることができます。 また、ジムの最寄り駅などのチラシ配布なども、仕事でその駅を利用するターゲットにもアプローチすることができるためオススメです。
ホットペッパービューティーなどを利用する
ホットペッパービューティーなどポータルサイトを利用するのも集客の間口を広げるのに有効です。ホットペッパーでは、独自のクーポンやポイントもあり、会員数も多くいます。
さらにレビューも活発に書き込まれており、そのレビューを参考にするユーザーも多くいることが考えられるため、特にターゲットが女性の場合は、幅広い見込み客の目に触れる機会を増やすことができます。
リスティング広告を利用する
リスティング広告とは、Googleやyahoo!などのWEB検索結果の上位に自サイトを表示させるもので、SEOで有利となります。確実に上位表示させることができる半面、注意点もあります。
クリックされるだけで費用が発生するため広告費がかかったわりに集客に結びつかなかった・・・となることもありえるので、費用対効果をよく考えて利用する必要があります。
他店との差別化をはかり、ジム経営を成功させよう!
ジム経営を成功させるためには、下準備をしっかりすることはもちろん、集客に有利になるさまざまなものを利用していくのがおすすめです。
ジム経営と相性のいいインスタグラムやSEO・MEOに有利なGoogleビジネスプロフィールと連携できる予約システム「リザービア」がおすすめです。顧客管理も一元化でき、経営のセミナー開催や相談もできるため、ジム経営の心強いサポーターとなるでしょう。
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