ホワイトニングサロンを自分で開業したいと考えている方も多いことでしょう。しかし、開業するなら失敗はしたくないもの。あらかじめ失敗例や予防策がわかっていると安心です。
そこで、ホワイトニングサロンの開業におけるありがちな失敗と対策をお伝えします。記事の後半では、開業のメリットや開業時にやるべきことの手順を解説するので、ぜひ最後までチェックしてください。
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目次
ホワイトニングサロンは儲からない? 開業後の失敗例と防止策を紹介
はじめに、ホワイトニングサロンを開業した際によくある失敗例と、失敗を防止するための対策方法を押さえましょう。
1. 無資格のスタッフが施術をしてしまった
ホワイトニングサロンでは、お客様自身にホワイトニングを行ってもらいます。スタッフが施術(お客様の口周りに触れる行為)してはならず、お客様を手伝うのもNG。万が一無資格で施術すると、医療行為とみなされて違法になります。
ただし、スタッフが歯科医師や歯科衛生士の資格を持っている場合は、施術を行ってもOKです。
医療行為をしないよう徹底する
無資格での違法行為を防ぐには、スタッフに対し、医療行為を行わないよう厳重に周知徹底することが重要です。
また、お客様が誤解しないように、医療を連想させる「治療」「治す」のような表現は使用しないこと。さらに、サロンは医療機関ではないことを広告や掲示物などで明確に伝え、理解してもらうようにしましょう。
2. 効果を強調しすぎてお客様とトラブルに
ホワイトニングサロンでは、宣伝のために効果を強調する広告を出してしまいがち。しかし、その広告を見て来店したお客様が想像していたような効果を得られなかった場合、クレームなどのトラブルに発展するケースもあります。
広告内容をしっかり吟味する
ホワイトニングの効果については、広告の謳い文句や使用する写真などをしっかりチェックして、適切な範囲であるかを確認しましょう。
「1回で真っ白に」「ガンコな黄ばみが消える」「歯科と同等の効果」などの誇大広告にならないよう、十分に注意を払う必要があります。
3. 予約業務でミスが多い
ホワイトニングサロンでは、予約制の店もあることでしょう。しかし、手動で予約業務を行っていると、予約日時の間違いやダブルブッキングなどのミスが発生することがあります。
わずかなミスのせいでお客様に迷惑をかけ、場合によっては二度と利用してもらえなくなることもありえるでしょう。
予約管理システムを導入する
予約管理システムとは、自動で予約の受付や管理ができるシステムのこと。予約の手動管理によるミスや業務負担にお悩みのサロンには、ぜひ導入してもらいたいものです。
なかでも「リザービア」は、美容サロンなどの予約管理に特化したシステムで、全国に5,000店以上の導入実績があります。顧客情報の管理や予約データの集計なども行えて便利です。
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4. 集客がうまくいかず来店数が少ない
集客に難航し、サロンの利用者数が伸びないというケースもあります。自店に合った集客ができていないことから、サロンの認知度がなかなか上がりません。売上も増えないので、当然経営が困難になってしまいます。
SNSやHPなどサロンに合った集客を行う
集客の対策としては、サロンに合ったやり方を実施することが重要です。ホワイトニング利用層にリーチしやすい手段として、SNSやHPなどを利用し、認知度を上げましょう。
参考までに、リザービアには「LINE連携予約」や「Instagram連携予約」というオプション機能があります。もともとお客様が利用しているLINE・Instagramアプリを使って予約の受付ができたり、サロンの情報やお知らせを掲載できたりするため便利です。
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5. 競合店と差別化できていない
ホワイトニングサロンで競合店と同じようなサービスを提供していると、差別化ができずお客様を呼び込めないという事態も起こります。
ホワイトニングサロンは参入障壁が比較的低く、どうしても競合が多いため、他店にはないサービスや接客のよさなど、自店ならではの強みが必要です。
ターゲットを明確にする
競合との差別化において、自店にどんなお客様を呼び込みたいかを明確にして、そのターゲットに響くサービスを自分たちの強みとして打ち出しましょう。インターネットを活用するなど、ターゲットに合った集客方法でアピールすることも大事です。
また、開業前にできる対策として、サロンの立地を考慮しましょう。環境をよくリサーチして、ターゲット層が多く存在し、かつ競合が少ない場所に出店することがおすすめです。
6. サービスの質がよくない
サロンの経営がうまくいかない原因として、サービスの質が問題になることも。スタッフの教育が行き届かず、ホワイトニングの説明が不十分だったり接客態度がよくなかったりすると、当然お客様は不満を感じて利用してくれなくなります。
開業してからも、お客様に満足してもらえるようなサービスを提供できているか、しっかりチェックしましょう。
スタッフ教育を徹底する
ホワイトニングサロンの運営では、スタッフの知識や使用する機械にこだわるだけでなく、接客も重要な点。サービスの質の改善に向けてスタッフ教育をしっかり行い、お客様に気持ちよく利用していただけるようなサロンを目指すことが大切です。
ホワイトニングサロンを開業するメリットとは?
ホワイトニングサロンの開業には、前章のような注意点・失敗例もありますが、下記のようなメリットもあります。
- 市場規模の拡大・需要の増加
- 利益率が高い
- 参入しやすい
比較的低リスクで参入でき、高収入を得るのも夢ではありません。
ホワイトニングサロン開業の流れを紹介
ここからは、ホワイトニングサロンの開業の流れを見ていきましょう。
1. 開業方法を選ぶ
まず、個人経営かフランチャイズかといった開業方法を決めます。その上で、どこに出店するかを選びましょう。
開業前に集客に関してできることとして前で触れたように、ターゲットが多く住んでいる、またはターゲットの往来が多いような立地を選ぶことがおすすめです。なお、営業ができる物件であるかも確認しておかなければなりません。
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講習などで技術を学ぶ
フランチャイズの場合は、本部による講習を受けられることもあります。オープンするまでに、技術や経営ノウハウなどをしっかり学んでおきましょう。
2. 開業資金を準備する
開業方法や物件のメドが立ったら、開業資金の準備が必要です。物件の取得・家賃や内装工事、必要な機材の購入など、開業にかかる費用の目安として、300~500万円程度は見ておきましょう。
3. 機材や備品の購入・内装工事
営業に使用する機材や備品も、オープンまでに揃えなければなりません。用意するものは、ホワイトニングマシン・椅子・歯ブラシ・タオル・レジ・パソコンなどさまざまです。また、必要に応じてサロンの内装工事も行います。
4. 集客を開始する|HPを作成する
開業時にお客様に来てもらえるように、準備の段階から集客を行うことも必要です。SNSの運用を開始したりサロンのHPを作成したりして、しっかり告知しましょう。
また、宣伝するだけではなく、前述した予約管理システムのように、予約に結び付けるための体制を整えておくことも大切です。
5. 開業届を出す
開業したら、開業地を管轄する税務署への開業届の提出も忘れずに行いましょう。手続きは無料です。
開業を届け出ることによって、開業費用を経費にできる・青色申告ができる・屋号名義の口座を開設できるといったメリットがあります。
リザービアがホワイトニングサロンにもおすすめな理由とは?
ホワイトニングサロンの開業にあたっては、先に登場した予約システム「リザービア」の導入がおすすめです。前述したように、SNSからの予約受付ができるため、新規集客だけでなくリピーター獲得にも役立ちます。
顧客管理機能を使い、対象を絞ってクーポンを発行する、メッセージ自動配信機能で、フォローや再来店促進のメッセージを送信するという使い方も可能。また、導入後のサポートもしっかり行っているため、機能を最大限に生かしながら運用できます。
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ホワイトニングサロンの開業には対策と準備が大切
ホワイトニングサロンの開業では、無資格での施術・効果の過剰な宣伝・来店数の伸び悩みなど、ありがちな失敗事例も存在します。しかし、適切な対策を取ることや、開業時にやるべきことをしっかり実践することにより、失敗しにくくなるでしょう。
また、予約管理システム「リザービア」についても紹介しました。ホワイトニングサロンの経営に役立つ機能が多数揃っているので、開業時にリザービアを導入したいという方は、ぜひ無料資料請求を行ってみてください。