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ビジネスシーンで活用されるアイテムのひとつといえば、名刺でしょう。実は、名刺はビジネスシーンだけではなく、サロンや美容室などでも最近浸透されつつあるアイテムです。
そんな名刺をスマホのアプリで、かんたんに作成できることをご存知でしょうか。今回は、豊富なデザインテンプレートや機能が搭載されているおすすめのアプリ6選をご紹介します。
目次
サロンでなぜ名刺が必要?名刺のメリットを解説
サロンや美容室を訪れたお客様に手渡すのはもちろん、同業者への挨拶などにも役立つ名刺。これらの人たちに名刺を手渡すことで、得られるメリットがあります。ここでは、名刺を用意するメリットを確認しておきましょう。
相手の印象に残りやすい
単にお店で自分の名前を名乗っただけでは、お客様に忘れられてしまうこともあるでしょう。しかし、自分の名前を伝えながら名刺を渡すことによって、音・声(聴覚)と文字(視覚)の両方で情報を伝えられます。
また、名刺はモノ(形)として手元に残るので、人間の記憶にもとどまりやすくなることも。結果的に、将来のリピートや指名へとつながることが期待できるでしょう。つまり、サロンや美容室で名刺を作成してお客様に渡すことは、営業面におけるメリットが大きいと考えられています。
コミュニケーションのきっかけになる
名刺を用意しておくことで、コミュニケーションのきかっけにもなるでしょう。たとえば、一般的に読むことがむずかしいような苗字や印象的な珍しい名前の場合には、名刺を渡すことでお客様には強い印象を与えられますし、会話の糸口にもなります。
また、自分の得意な技術・スタイル・メニューや保有している資格などを名刺に載せておくことも、さりげなくアピールできるほか、興味を持ってもらいやすくなるでしょう。
自分をPRできる
名刺には、お客様に口頭ではなかなか伝えきれないような情報を載せて自分をアピールすることも可能です。
たとえば、コンテストなどで優勝したことなど、口頭ではあまり伝えられないような場合でも、名刺に掲載することで自分の技術力や実績・経験をしっかりとピールできるようになります。
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名刺にぜひ載せたい情報
お客様に渡すことになる名刺ですが、どのような情報を載せておくとよいのでしょうか。つづいては、名刺に載せる内容として、おすすめの情報をご紹介します。
サロン・店舗の必須情報
自分が勤めているサロンや美容室に関する基本的な情報は、必ず名刺に掲載するようにしましょう。具体的には、以下のようなものが挙げられます。
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ショップ名(屋号)
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住所(所在地)
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電話番号(固定電話だけでなく、携帯電話の番号もあればなお可)
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ホームページや利用しているSNSのURL
自己PR情報
勤務先の公式な情報以外にも、自己PR情報としてプライベートでアピールしたいことも載せるとよいでしょう。
たとえば、自分自身の肩書や役職・氏名・写真や似顔絵・保有資格・得意な技術やメニューなど。これらの情報を掲載することで、インパクトのある名刺になるでしょう。
名刺作成でこだわりたいポイント
実際に名刺を作成するのであれば、作成前にいくつかのポイントを押さえておくことが大切です。つづいては、名刺作成でこだわりたいポイントをご紹介します。
デザインテンプレート|サロンのイメージを考慮
サロン・美容室のイメージや自分の性格などを踏まえて、お客様にどのような印象を持ってもらいたいかということが非常に重要です。テンプレートを使用する場合にも、シンプル・シック・エレガントなどさまざまな種類があるので、自分が考えているイメージに合っているものを選ぶようにしましょう。
たとえば、色はシックな白黒(モノクロ)タイプにするか、明るいカラーつきにするか。また、名刺の向きは縦長にするのか横長にするのかなど、細かい部分にもこだわるようにしてください。名刺は自分の美的センスが表れることになるので、慎重に決めるようにしましょう。
サイズ|一般的な大きさや小さめなど
名刺を作成する際には、サイズにも気を配るようにしましょう。一般的な名刺サイズは、「横91mm×縦55mm」といわれています。しかし、財布のカード入れにも入れやすいように、クレジットカードやキャッシュカードなどに使われるサイズである「横85mm×縦54mm」くらいの少し小さめサイズにしてもよいでしょう。
使用する素材や加工|上質紙・箔押し・エンボスなど
名刺の紙の質感や触り心地などにこだわることも、重要なポイントです。たとえば、ツルツルやサラサラなどの触感や名刺の厚さなどのほかにも、エンボスや箔押しなどの特殊な加工を施した名刺もお客様へのインパクトが大きくなるでしょう。
ただし、特殊加工を施した名刺はそのぶん作成費用も高くなるので、費用対効果をじゅうぶんに検討することをおすすめします。
スマホアプリで名刺を作成する方法・流れ
ここ最近は、スマホのアプリを利用すれば、自分好みの名刺を作成することが可能です。つづいては、スマホを利用した名刺の作成方法のおおまかな流れをご紹介します。
ただし、アプリごとに少しずつ表示方法や流れが違う場合もあるので、アプリの使い方に合わせて作成することが大切です。
会員登録/アカウント作成|必要ない場合もある
名刺作成のスマホアプリを利用する場合、メールアドレスなどを使った初期登録をして、アカウント作成が必要となるアプリがあります。
しかし、すべてが登録を求めるようなものではなく、なかにはアカウント作成などが不要な場合もあるようです。
デザインを決める|豊富なテンプレートから選択
実際に名刺を作成する場合、豊富な種類があるテンプレートのなかから、自分のイメージに合いそうなデザインを選ぶことからはじめましょう。その際には自分の考えているイメージばかりを優先して考えるのではなく、自分が勤務しているサロンや美容室のイメージも考慮することも大切です。
また、スマホアプリのなかには、さまざまなテンプレートを組み合わせてカスタマイズすることが可能なものもあります。自分が求めているデザインのテンプレートを選ぶようにしましょう。
必要な情報を入力する
デザインが決まったあとは、名刺に必要な情報を入力します。ここでの入力情報が名刺に載ることになるので、誤った情報を入力しないように気をつけましょう。
また、スマホアプリのなかにはフォントや文字サイズなどを変更することが可能な機能を搭載したものもあるので、名刺全体のイメージを考えながらバランスをとるようにしてください。
完成したらデータを保存する
必要な情報の入力が完了したら、入力したデータを保存しましょう。せっかく作成・入力したデータが消えてしまわないように保存しておくことが大切です。
アプリによっては、一度入力したデータを保存しておけば、その後何度も利用することが可能なものもありますので忘れずに保存しておくとよいでしょう。
印刷に進む
データ保存を終えたら、印刷へと進みます。自宅のプリンターで印刷するような場合にはPDFなどの形式でスマホにダウンロードしたり、利用しやすい場所にメールで送付したりして、ダウンロードした先から印刷するようにしましょう。スマホアプリのなかにはアプリ内に保存して、そのまま印刷できるものもあるようです。
コンビニで印刷する場合には、コンビニで保存した名刺データを呼び出して、マルチコピー機にアプリ上に表示されたプリント番号を入力して印刷しましょう。アプリから印刷業者などに注文する場合には、枚数・料金・送料などをしっかりと確認してから発注することが大切です。
また、さまざまな支払い方法から決済方法を選べるアプリもあるので、好きな決済方法を選択して決済しましょう。
名刺を渡すときのマナーや注意点
どんなにインパクトがあって素敵な名刺でも、名刺をお客様に手渡す際のマナーがきちんとしていなければ、お客様の印象が変わってしまう可能性があります。そのため、最低限のマナーを身につけておくようにしましょう。
名刺を渡すタイミング|開始前やお会計時
名刺をお客様に渡すマナーも大切ですが、渡すタイミングもかなり重要です。ベストなタイミングとしては、施術をはじめる前に挨拶をする際、もしくはお会計時にお礼の気持ちと一緒に名刺をお渡しするのがよいと考えられます。
施術前であれば名刺に記載されている情報にもとづいてお客様との会話が弾む可能性がありますし、会計時であれば落ち着いた状況で印象に残りやすい可能性が考えられるからです。
見た目を確認する|汚れや折れがないか
名刺の見た目を確認しておくことも、大切なマナーです。もしも、名刺が汚れていたり、折れていたりするとお客様に対して非常に失礼であるだけでなく、だらしない、非常識といったマイナスの印象を与えてしまう可能性があります。
また、ポケットや財布のなかから名刺を取り出すのではなく、きちんと名刺入れから名刺を取り出して名刺入れの上で持って、笑顔でお渡しすることが重要です。
持ち方や渡すときの高さにも注意
名刺の持ち方や渡す際の高さにも、注意が必要です。自分の胸よりも低い位置で、両手で名刺を持ち、立っているお客様であれば正面からお渡ししましょう。
座っているお客様であれば、お客様の目線ぐらいまで上半身を折り曲げて、胸元よりも低い位置で、軽くお辞儀をするような形でお渡しします。
AndroidでもiPhoneでも!スマホで名刺を作成するのにおすすめのアプリ6選
Android端末でもiPhone端末でも名刺作成がおこなえるスマホアプリを6つご紹介します。それぞれに特徴があるので、ご自身のスマホのOSに合ったアプリを選ぶようにしましょう。
名刺作成 アーティス名刺工房
https://meishi.artisj.com/index.html
こちらは、名刺作成や刺印刷などの名刺専門店が、アプリでもかんたんに注文できるように開発されたアプリです。印刷用のデータを入稿する作業以外は、すべてスタッフがデザインをしてくれるので、スマホ操作が苦手な人でも安心して利用できます。
Android端末のみ利用可で、料金は30枚カラー印刷の場合は片面2,100円、両面3,680円(裏面のみモノクロの場合は3,150円)~となっており、別途送料が必要です。
すぐ名刺
https://iki-p.jp/app/
パソコンもプリンターも不要で、最短で当日発送翌日到着が可能なアプリです。iPhoneとAndroidの両方の端末に対応しています。自由度が高い名刺作成アプリなので、スマホ内の画像を使用することも可能。
豊富なテンプレートのなかから、好きなデザインを選択するだけのかんたんな操作で作成できます。料金は40枚で片面960円、両面1,060円~となっており、送料は無料です。
Bizicard
https://apps.apple.com/jp/app/bizicard/id844746648
スマホやSNS上の気に入った写真に、自分の好きなフテンプレートを合わせてコンビニでかんたんにプリントできるコンビニ印刷専用アプリです。iPhoneとAndroidの両方の端末で、利用できます。
そのため、外出先などで急に名刺が必要になった場合にも対応できるでしょう。プリント番号が生成されたら、近くのコンビニのマルチコピー機でコンテンツプリントサービスを選択。そのうえで、プリント番号を入力すると、名刺などを印刷できます。
デコプチカード
http://gateweb.jp/ourapp/card
iPhone端末でもAndroid端末でも利用できる名刺作成アプリです。別途パソコン用のアプリも用意されています。豊富なテンプレートの種類が準備されていて、テンプレートの種類は3,000種類以上。テンプレートの組み合わせ方法によっては、1億通り以上もの種類のテンプレートを利用することが可能です。デザインはすべて無料となっています。
ただし、印刷を依頼する場合には別途所定の料金が必要になるのが特徴。多彩な決済方法を用意しているので、便利なアプリです。
かんたん名刺
https://kantan.graphic.jp/meishi/
iPhoneやiPadに対応している、かんたんにオリジナルの名刺を作成できるアプリです。名刺のサイズには、一般的に使用されることが多い「横91mm×縦55mm」、角が丸みを帯びていて可愛らしい「横85mm×縦49mm」、小さくてカジュアルな雰囲気がある「横73mm×縦35mm」の3種類を用意。
料金は一般サイズ20枚で片面760円、両面1,200円~となっています。注文金額が1,000円以上の場合は送料無料ですが、1,000円未満の場合には別途送料が200円必要です。
Canva
https://www.canva.com/
こちらのアプリはパソコンでも利用できますが、アプリも用意されているのでスマホでもかんたんに名刺を作成できます。ただし、会員登録が必要です。自宅でも、コンビニでも印刷することが可能。
このアプリには、可愛らしいテンプレートが豊富に用意されているのが特徴。また、プロレベルでの名刺作成を希望する人には有料の「Canva PRO」というサイトを利用することをおすすめします。
- サロンのリピート率を増やしたい
- クーポンサイトを脱却したい
- LINEでの予約管理が大変
- 予約はリザービアで一元管理
スマホの名刺作成は高機能!手軽におしゃれな名刺を作成しよう
最近の名刺作成ができるアプリは、高機能なものが多いです。そのため、名刺印刷業者に依頼しなくても、スマホアプリでも満足のできる出来栄えの名刺を作成できます。どのアプリも豊富なデザインのテンプレートを用意しているので、自分の好みはもちろん、自分の勤めているサロン・美容室の雰囲気に合うデザインを選ぶようにしましょう。
ただし、アプリによっては対応するOSが限られていることもあるので、AndroidとiPhoneのどちらの端末で利用することが可能なのかを確認したうえで利用するようにしてくださいね。