サロン予約システム「リザービア」の予約データを集計したところ、予約数は12月が最多(12か月平均を100とした比率で109)、1月が最少(92)で、差は約17ポイントありました。同じお店でも月によって予約数が2割近く変わります。春(3月106・5月107)にも増える時期があり、9月(94)と1〜2月(92〜93)は落ち着く時期です。
この記事でわかること
- 予約数は12月が一番多く(12か月平均を100とした比率で109)、1月が一番少ない月(92)。忙しさの差は約17ポイント
- 春(3〜5月)にも予約が増える時期があり、9月・1〜2月は予約が落ち着く時期にあたる
- 予約が落ち着く時期の対策は、1〜2月・9月に集中させると効果が出やすい
最も多い12月
109
12か月平均=100・年末にかけて増える
最も少ない1月
92
年明けに落ち着く
繁閑の差
17pt
予約数が2割近く変わる
12月が一番多く、1月が一番少ない — 差は約17ポイント
月ごとの予約数の比率を見ると、12月が109で1年のうち一番多い月でした。その直後の1月は92で1年のうち一番少ない月になっています。年末にかけて増えた予約が、年明けに落ち着くという分かりやすい流れです。一番多い月と一番少ない月の差は約17ポイントで、同じお店でも月によって予約数が2割近く変わることになります。

春(3〜5月)にも予約が増える時期がある
繁忙は年末だけではありません
3月106・5月107と、卒業・入学や新生活、大型連休前の需要で増える時期があります。
12月ほどではありませんが、3月(106)・5月(107)にも予約が増える時期があります。卒業・入学や新生活、大型連休前の需要が背景にあると考えられます。一方で、9月(94)と1〜2月(92〜93)は予約が落ち着く時期にあたります。
この12か月では、こうした1年の流れが見られました。「忙しくなってから慌てる」のではなく、直近の実データをもとに早めに準備しておくと安心です。
サロン経営へのヒント
忙しい時期は「予約を取りこぼさない」準備を先にしておく
12月・3月・5月はシフトを厚めにし、ネット予約の空き枠をこまめに開放しておくと、機会損失を防ぎやすくなります。忙しい月はキャンセルの件数も増えやすいため、リマインドの連絡が特に役立つ時期でもあります。
予約が落ち着く時期の対策は1〜2月・9月に集中させる
クーポンやメンテナンスメニューの案内、既存のお客様への再来案内は、予約が減る1〜2月・9月にまとめて実施すると、費用対効果が高くなりやすいです。
1年のリズムに備える
- 12月・3月・5月のシフトを厚めに組めているか
- 忙しい月ほどキャンセル件数も増えるため、リマインドを出せているか
- 販促を1〜2月・9月に寄せられているか
繁忙は受け入れ、閑散は呼び込む
ステップ1:忙しい月は取りこぼさない準備
12月・3月・5月はシフトを厚くし、ネット予約の空き枠をこまめに開放します。
ステップ2:落ち着く月に販促を集中
クーポンやメンテナンスメニューの案内、再来案内は1〜2月・9月にまとめると費用対効果が高くなります。
ステップ3:早めに準備する
「忙しくなってから慌てる」のではなく、直近の実データをもとに前月から動きます。
まとめ
サロンの予約数は、12月に一番多く1月に一番少なくなる年末年始の流れを軸に、春に増える時期、9月に減る時期という1年のリズムが見られました。忙しい月と落ち着く月の差は約17ポイントです。このリズムに合わせて、忙しい月は受け入れ体制を広げ、落ち着く月は予約の呼びかけを計画的に行うことが、1年を通じた売上を安定させる近道になります。
調査概要
リザービアに登録された予約データをもとに集計しました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 調査主体 | リザービア(自社データ) |
| 対象期間 | 2025年7月〜2026年6月(12か月) |
| 対象 | 現行システムを利用する全国のサロンの予約(美容室・理容室・ネイル・アイ・エステ・リラクゼーション等) |
| 集計方法 | 予約管理システムに登録された予約データを集計(キャンセルされた予約は除く) |
※月ごとの予約数を、12か月平均を100とした比率で示しています(どの月に数えるかは来店予定日を基準にしています)。
本調査データの利用について
本調査のデータは「リザービア調べ」として引用いただけます。引用の際は、出典と本記事URLの明記をお願いいたします。
【出典記載例】
出典:リザービア調べ「サロンの繁忙月は12月、閑散月は1月」
https://rsvia.co.jp/report/salon_reservation_seasonality_2026/
