「美容室やサロンの経営形式の一つである”シェアサロン”ってどんな場所だろう」、「特徴やメリット・デメリットはなに?」と考えている方も多いのではないでしょうか?
サロンから独立して美容師として働こうと考えている方にとって、自分のお店を持つ前に自分で集客をし、売上を伸ばす工夫を考える機会が欲しいと考えている方も多いです。
本記事では、自分でサロンを開業・集客する形の一つである「シェアサロン」の特徴やメリット・デメリットをメインに紹介します。
また、集客におすすめな予約システムについても解説しているので、シェアサロンで独立して効率的な集客を成功させたい方は参考にしてみてください。
- サロンのリピート率を増やしたい
- クーポンサイトを脱却したい
- LINEでの予約管理が大変
- 予約はリザービアで一元管理
目次
シェアサロンとは一体どんなサロンか?
「シェアサロン」という言葉を聞いても、具体的な意味についてわからない方も多いのではないでしょうか?この章では、以下の3点について解説します。
- シェアサロンの具体的な意味
- シェアサロン開業に必要な準備
- シェアサロンで開業した場合の集客方法
シェアサロンに興味・関心がある方は、参考にしてみてください。
面貸しの美容サロンとの違いは?
シェアサロンは、複数の事業者にサロンスペースを貸し出す目的で、店舗内のスペースを利用しているサロンです。似たようなサロンスペースに面貸しサロンもありますが、こちらは営業中の美容室の、空いているスペースを貸し出す形となっています。
どちらも空いているスペースを利用したサロンスペースですが、シェアサロンはシェアサロン用として営業しているサロンのスペースを貸し出す形。その一方で、面貸しサロンは営業中の美容室・サロンの空いているスペースを有効活用するために貸し出される形です。
シェアサロンでの開業に必要な準備とは?
シェアサロンの開業には必要な設備や備品が必要になります。具体的には以下のような設備や備品が揃っていることが理想です。
- 施術ベッド
- まくら
- ハンガー
- 姿見
- ヒーター
- 間接照明
- 各種タオル
- 紙パンツ
- 紙ブラ
- 施術着
自分が希望するサロンの環境を満たせるような備品が揃っているかチェックすることで、シェアサロンを借りた後にトラブルにあって後悔するケースは避けられるでしょう。
詳しいシェアサロン開業の準備に関しては、以下の記事を参考にしてみてください。
シェアサロンで開業した場合の集客方法とは?
シェアサロンで開業した場合は、以下のような方法で集客する必要があります。
- 近隣の住宅にビラまき
- インターネット広告を出稿する
- 美容系の雑誌にお店を掲載してもらう
- SNSを活用してPRする
- お店のホームページ・ブログを作成
このように、シェアサロンで開業したことを近隣住民やネット上の広告宣伝でアピールすることで、新規顧客やすでに担当しているお客様に対してアピールするのが一般的です。
しかし、集客したお客様からの予約を手動で対応するのは限界があり、なおかつ予約管理の人為的なミスが発生してしまうリスクもあります。
予約システム「リザービア」を予約受付・管理に導入することで、利便性や予約数の向上が期待できるでしょう。シェアサロンの予約受付・管理の効率化を考えるなら、「リザービア」の導入を検討してみてはいかがでしょうか?
シェアサロンで集客する4つのデメリット
シェアサロンで開業・集客する上では以下のデメリットも考えられます。
- 自分自身で集客する必要がある
- 道具の仕入れや経費処理が必要になる
- 他人が所有するスペースを借りて営業する必要がある
- 将来性に不安を感じてしまうケースも
美容室やサロンから独立したいと考えている方は、シェアサロンで独立すると、一体どのようなデメリットがあるのかを確認してみましょう。
1.自分自身で集客する必要がある
シェアサロンで開業・集客するデメリットは、自分自身でサービスの魅力をアピールして、新規顧客の開拓や既存顧客に対するケアをする必要がある点です。
美容室やサロンで長年働いていた方の中には、店舗がどのように集客していたのかを知らずに、いざ自分で集客するとなると途方にくれてしまう方も。
自分が所有するお店ではないにせよ、「シェアサロンの一角に自分のお店を持つ」という意気込みを持って、自分自身で集客方法を考えなければならないのがデメリットです。
2.必要な道具の仕入れや経営にまつわる経理が必要になる
シェアサロンには、必要となる備品が揃っていないこともあります。そのため、必要となるシャンプーやリンス、オイル、ハサミやシェーバーなど、シェアサロンに準備されていない備品に関しては、自前で準備しておく必要があるのです。
加えて、シェアサロンで開業する場合は、会計処理を自分でしなければならないのがデメリットだといえます。会計・経理業務の効率化のためにも、決済・経理システムの導入を考えておく必要があるでしょう。
3.あくまでも他人が所有するスペースでの営業になる
シェアサロンで開業・集客する際の注意点は、あくまでのシェアサロンのオーナーに決まった金額を支払って、スペースを間借りさせてもらう開業スタイルだということです。
どれだけ集客して、売上を稼いでも、いつまで借りているスペースで営業できるかわかりません。また、シェアサロンを利用している限り、自分のお店を持つことも不可能です。
このように、苦労して獲得したお客様に作り上げたサービスを提供できるかどうかを、シェアサロンのオーナーの決定に委ねるしかない点がデメリットです。
4.将来性に不安を感じてしまうことも
美容室やサロンから独立してシェアサロンで開業しても、シェアサロンを所有するオーナーに自分の命運が握られている状況は変わりません。
たとえば、何らかの原因で借りていた場所が使えなくなると、また一からのスタートになってしまいます。
自分でお店の将来を決められないシェアサロンでの開業は、将来性に不安を感じてしまう要素もある点がデメリットです。
シェアサロンで開業・集客する4つのメリット
シェアサロンで開業・集客するメリットは、以下の4点にまとめられます。
- 自由な働き方を実現できる
- 低リスクで美容師として独立できる
- 収入が高くなるケースも多い
- 場所に縛られずに働ける
これらのメリットを確認して、シェアサロンで開業・集客すべきか判断しましょう。
1.自由な働き方を実現できる
シェアサロンを活用した開業・集客の利点は、自分が働きたい時間帯・日程でサービスを提供できる点です。シェアサロンの予約をして、お客様から事前予約を受けた分だけ働けるので、予約待ちの無駄な時間を効率化できます。
先輩の下働きや後輩の面倒、各種のミーティングに時間を費やす必要がなく、よりお客様の満足度向上に役立つスキル向上に時間をあてられるのです。
また、本業で対応しきれないお客様に対して、シェアサロンのスペースを使って個別にサービスを提供するという活用方法も考えられるでしょう。
2.低リスクで美容師として独立できる
シェアサロンで開業・集客することの一番のメリットは、自分の店舗を開業するような金銭的な余裕がなくても、少ない資金やリスクで開業できる点です。
シェアサロンのスペースを借りているだけなので、もし集客がうまくいかなくても、損失を最小限におさえながら撤退できます。
店舗の雇われの身の美容師やエステティシャンから卒業して、独立して自分でサービスを提供する機会や経験が欲しいという方に、おすすめの開業スタイルだといえるでしょう。
3.収入が高くなるケースも多い
シェアサロンのタイプや利用するスペースの広さなどにもよりますが、シェアサロンの方が雇われで働くよりも稼ぎが多くなるケースもあります。
例えば、以下のようなシェアサロンの賃料が一般的です。
- 固定賃料タイプ:固定額をオーナーに支払う
- 一部固定+歩合賃料タイプ:固定金額と売上の20%前後の上乗せで支払い
固定賃料は、固定の賃料を支払えば、残りの利益をすべて得られる形式です。ただし、固定賃料は、一般的にかなり高めに設定されていることが多いでしょう。
一部固定賃料と歩合制を組み合わせた賃料の場合は、数万円の固定賃料に、売上の20%前後を上乗せして支払うことになります。
一方、美容室やサロンで勤務している方の場合は、たとえ指名が入っても70%程度の売り上げがお店に入ってしまう場合もあるのです。
そのため、シェアサロンでの開業・集客は、お客様からの売り上げを多く受け取れるメリットの大きい働き方だといえるでしょう。
4.場所に縛られずに働ける
シェアサロンで開業・集客するメリットは、複数の場所を転々としながら、好きな場所でサービスを提供できる点です。シェアサロンを事前予約していれば、日本全国、好きな場所でお客様に対してサービスを提供できるのがメリットだといえます。
すでにお客様を多数抱えていて、遠方のお客様にサービスを提供したい方や、新たな場所で新規のお客様を開拓したい方におすすめです。
シェアサロンの予約システムに「リザービア」をおすすめする3つの理由
シェアサロンにおける予約受付・管理業務の効率化は、より満足度の高いサービスの提供体制を整える上で重要です。予約システム「リザービア」には、シェアサロンでの開業・集客に嬉しい、以下のような特徴があります。
- 日本全国4,500店舗以上で導入されている
- お客様からの予約を一括管理できる
- オプションで外部サービスと連携もできる
予約システム「リザービア」をおすすめする理由を知って、シェアサロンでの効率的な集客を目指しましょう。
1.日本全国4.500店舗以上で導入されている
予約システム「リザービア」は、日本全国の美容室やサロン約4,500店舗以上で導入された実績があります。この導入実績の伸びは、お客様が最短4秒で予約完了できる利便性の高さにあるという評判が大きいです。
2.お客様からの予約を一括管理できる
見やすく管理しやすい予約台帳システムで予約漏れを防止すると共に、予約受付・管理業務を効率化することで、シェアサロンにおけるお客様へのサービス提供により多くの時間を割けます。
3.オプションで外部サービスと連携もできる
リザービアはLINEやGoogleといった外部システムとの連携オプションも提供しています。お客様がよく利用する外部サービス経由で予約受付・管理できることで、お客様にとっての予約の利便性をさらに向上させられるでしょう。
- 指名予約を増やしたいスタイリスト
- インスタグラムで集客したい方
- DMでのやりとりが面倒と感じている方
- 予約はリザービアで一元管理
シェアサロンの集客には「リザービア」をうまく活用しよう!
この記事では、サロンの開業・集客の方法の一つである「シェアサロン」の概要やメリット・デメリットを主に紹介しました。
シェアサロンは専用の貸し出しスペースで、そのスペースを借りる形で開業・集客する形の美容サロンです。
自由な働き方を実現でき、収入が高くなる可能性がある一方で、営業努力や必要に応じた道具を事前に揃えておく必要がある働き方だといえます。
シェアサロンで営業するにあたって、営業効率を上げて、お客様の利便性を向上させるためには、リザービアのような予約システムを適切に取り入れるのもおすすめです。
美容室やサロンからの独立を考えている方は、まずは低リスクで開業できるシェアサロンからはじめてみてはいかがでしょうか?