インターネットからサロンの予約ができる予約フォームは、たいへん便利な機能です。
これはお客さまにとっても同じことがいえ、行きたいという気持ちが冷めないうちに予約できることは、サロンの集客においても重要なポイントとなります。
そこで今回は、誰でも無料で使える予約フォームのひとつ、Googleフォームついてくわしくご紹介します。
目次
Googleの予約フォームとは？
Googleの予約フォームであるGoogleフォームとは、インターネット検索の大手・Googleが提供するサービスのひとつで、問い合わせやアンケートなどを手軽に作れるソフトウェアです。
実際に予約フォームを一から作るとなると、レイアウトを考えたりする時間が必要となるでしょう。しかし、Googleフォームには実際に使えるデザインテンプレートが多数準備されているので、それらを使うだけで誰でも本格的な予約フォームが作成できます。
Googleフォームを予約フォームとして使うメリット
Googleフォームは検索大手のGoogleが提供するサービスなだけあって、利用するサロンが増えているようです。ここでは、サロンでも多く使われているGoogleフォームを予約フォームとして使うメリットをご紹介します。
設定が簡単で無料で誰でも使うことができる
使うまでにむずかしい設定をしないといけないとなると、それだけで利用までのハードルが高くなってしまうでしょう。その点、Googleフォームは無料で、しかもかんたんに使えるのが特徴です。Googleアカウントさえあれば誰でも使え、設定もかんたんにおこなえます。
Googleフォームには、使用用途に合わせたテンプレートが豊富に用意されているため、そのなかから項目を選んで設定するだけで、実用的な予約フォームを手軽に作成することが可能です。
さまざまなデバイスから使うことができ、共有も簡単
GoogleフォームはPCだけでなく、スマホやタブレットといったさまざまなデバイスから使えるため、ほかのスタッフとの共有がかんたんにできます。
作った予約フォームをあとでほかのスタッフに確認してもらう、またはタブレットを使ってほかのスタッフと同じ画面を見ながらミーティングするなど、使い方も広がるでしょう。
また、さまざまなデバイスから利用できるということは、外出先やサロン以外の場所でも思い立ったときにすぐに作成や修正ができるというメリットもあります。
Googleフォームを予約フォームとして使うデメリット
これまでGoogleフォームを予約フォームとして使うメリットをご紹介してきましたが、同時にデメリットも存在するようです。ここでは、Googleフォームを予約フォームとして使うデメリットをくわしくご紹介します。
予約を受け付けるだけのシンプルな機能しかない
Googleフォームはサロン向けに用意されているわけでなく、汎用的に誰でもかんたんに使えることを目的としているため、シンプルな機能に特化しています。
そのため、その作成した予約フォームを使って希望のメニューを入力する、美容師を指定するといったサロンであれば基本となる設定はできません。
用意されているテンプレートもさまざまな業種に対応させるために、基本的な構成でデザインのカスタマイズにも限界があります。事務的な見た目となっていることは否めないため、おしゃれさを売りにするサロンなどでは物足りなく感じてしまうでしょう。
高度な顧客管理には不向き
Googleフォームはあくまでも予約などの問い合わせを受け付けるフォームのため、これまでに受けた予約の蓄積などはできません。
このことから、来店履歴や対応メニューなどの予約に関する細かな情報や、次回の来店をうながすためのリマインドメールなどの高度な顧客管理には不向きです。そのため、これらの情報を管理する手間が別途必要となるでしょう。
Googleフォームで予約受付を作成する方法を解説
Googleフォームにアクセスして、用途に合ったテンプレートを選びましょう。
上記のなかからテンプレートを選ぶだけで、予約受付のフォーマットが作成できます。今回は、「連絡先情報」を選んで進めていきましょう。
そうすると、予約フォームのベースがかんたんに完成します。あとは、予約時に必要となる顧客情報を得られるように適宜、設問を編集してください。
設問の内容としては、自分のサロンに適した必要な項目を増やしていくとよいでしょう。
美容室の予約フォームとして使用することを仮定した場合、施術内容の設問を「チェックボックス」で作成するとわかりやすくなります。
Googleフォームで作成した予約フォームを使うには？
Googleフォームで作った予約フォームを使うには、お客さまが直接見られるところに掲載する必要があります。サロンのホームページがある場合は、そこに載せるのもよいですが、多くの人に触れる可能性のあるSNSやブログに貼り付けるほうがより効果的です。
とくにSNSであればフォロワーが増えれば増えるほど、より多くの人の目につくため、予約フォームにアクセスしてくれる人も増えるでしょう。また、作った予約フォームのURLをQRコードにしてチラシに印刷して配布することで、よりいっそう効果が増す可能性があります。
Googleフォームで予約受付を作成する際の注意点とは？
誰もがかんたんに作れるGoogleフォームですが、作成する際にはいくつか注意しなければならないことがあるようです。ここでは、Googleフォームで予約受付を作成する際の注意点を確認しておきましょう。
予約フォームだけではメニューの希望などを把握しづらい
Googleフォームはサロン用に特化したものではないため、汎用的な項目の設定しかできません。そのため、希望する施術や担当する美容師の指名といったこまかい設定をすることがむずかしいです。
このことから、お客さまからのリクエストとサロン側の認識にズレが生じたり、施術時間が大幅にズレてしまったりして、クレームに発展する事態になりかねません。
入力項目が多いと予約前に離脱される
Googleフォームでできるだけ多くの情報を得ようとして、入力項目を多くしてしまうと、予約フォームの入力が完了する前にお客さまが離脱してしまう可能性があります。そのため、できるだけ簡潔に、少ない手順で予約できるようにすることが大切です。
ただし、上記のようなこまかい希望を把握したい場合、あまりに簡潔にしすぎると情報不足となってしまうため、注意しなければなりません。
リマインダー通知は予約時のみ
Googleフォームは、あくまでも予約や問い合わせを受け付けるためのフォームです。そのため、サロンの予約では、重要なお客さまへの予約のリマインド通知や、来店後のお客さまへのフォローメールなども送れません。
このようなお客さまへのフォローをしたい場合は、サロン側にて手動でおこなう必要があることを理解しておくようにしましょう。
リピートにもつながる機能がたくさん。予約システムのメリット
無料で、しかもかんたんに作成できるGoogleフォーム。しかし、店舗の予約フォームとして使用するには、デザインも事務的で機能的にも不満を感じやすいという声が多いのも事実です。
予約管理からお客さまの情報管理、フォローをおこないたいと望むのであれば、高度な機能をもつサロンに特化した予約システムを使うとよいでしょう。
そこでここでは、リピーター獲得にもつながり、高度で細やかな機能を豊富に搭載する予約システム「リザービア」をご紹介します。
メニューオプション・スタッフ設定・設備管理など高度な予約制御が可能
「リザービア」では、サロンにおいて必須ともいえる予約管理機能はもちろん、メニューオプションやスタッフ設定、設備管理など、高度な予約制御機能が充実しています。
たとえば、メニューオプションを設定することで、一般的なメニューのほかにトリートメントやヘッドスパをつけたいという要望にも応えられるようになるでしょう。
また、スタッフ設定をしておけば、予約時のダブルブッキングなどを防げます。設備管理では、施術の際に必要となる設備の重複予約を避けることが可能です。
細かな設定が可能なメッセージ自動配信
サロンの運営において、リピーターのお客さまは重要な存在です。そのようなリピーターを逃さないために、来店後のフォローメールの送信があります。
「リザービア」では、施術日から最大60日後まで設定できるフォローメールの自動配信機能を搭載。そのため、来店直後だけでなく、期間が空いたお客さまへのフォローも可能です。
最短20秒で離脱を防ぐ予約フォーム
お客さまが予約したいと思ってサロンのサイトを訪問して予約フォームに入力したとしても、入力項目が多すぎると面倒になり、予約から離脱してしまう可能性があります。
しかし、「リザービア」では、会員登録なしで予約が可能。入力項目も、サロンにとって必要な情報に絞り込めるため、最短20秒で予約を完了できます。
高度な顧客管理が可能｜前回メニュー・利用クーポン・来店回数など
一度来店してくれたお客さまの情報は、確実に保管しておきたいところでしょう。ましてや、リピーターのお客さまともなればなおさらです。
「リザービア」では、名前や住所といった基本的な情報はもちろん、前回利用したメニューおよびクーポンの情報を保管する以外にも、来店回数などの情報も蓄積します。これらの情報は検索することも可能なので、情報の管理もかんたんです。
InstagramやLINE、Googleマイビジネスとの連携も
サロンの知名度を広めるために有効なのがSNSです。とくにInstagramのような主要なSNSやGoogleマイビジネスは押さえておくべきでしょう。
「リザービア」では、これらの主要なSNSやポータルサイト、メッセージアプリと連携して予約を管理できるため、予約の機会を逃しません。
Instagramからサロンの予約へ遷移させたり、LINEから予約したりすることなども可能です。さらには、ポータルサイトからの予約も含めて一括管理できるため、予約のブッキングも防げます。
サポート体制も万全でトラブル時も安心
一般的な予約システムの場合、導入したらそれで終わり、その後のサポートもフォローもなしということもあるでしょう。
「リザービア」では、導入店舗4,500店の実績があり、導入前のサポートはもちろん、導入後のサポートやアフターフォローも充実しています。
トラブル時も電話やチャットで相談できる万全のサポート体制を敷いているため、導入後も安心して利用できるでしょう。
予約フォームや予約システムをうまく活用していこう
サロン経営において予約の管理は要ともいえ、しっかりとした予約管理があってこそ安心してお客さまをお迎えられます。
来店してくれたお客さまに満足して帰ってもらうだけでなく、また来たいと思わせるようなきめこまかいフォローも重要です。
これまでご紹介した予約フォームや予約システムをうまく活用し、お客さまに喜ばれるサロン経営を目指しましょう。
