サロン予約の年間繁閑パターン|12月ピーク・1月底で20%差・土曜と月曜で2.16倍差

サロン予約の年間繁閑パターン

サロン予約システム「リザービア」の予約データを集計したところ、月別のピークは12月(指数108)、底は1月(指数90)で年間約20%の振れ幅がありました。曜日別の差はさらに大きく、土曜(指数143)と月曜(指数66)で2.16倍です。年間最高は12月27日の26,395件、最低は元日の415件で、元日は通常日の約3%まで沈みます。

この記事でわかること

  • 月別ピークは12月 (指数108)・底は1月 (指数90)で年間約20%の振れ幅 (12か月平均を100とした指数)
  • 曜日別は土曜 (指数143)が最大・月曜 (指数66)が最少で2.16倍の差 (7曜日平均を100とした指数)
  • 年間最需要日は12月20日 / 12月27日 (年末)、最低需要日は元日 (415件)で通常日の約3%

月別の振れ幅

20pt

12月108・1月90・12か月平均を100とした指数

土曜と月曜の差

2.16倍

指数143と66・曜日差は年間を通じて安定

元日の予約件数

415件

通常日は約15,000件・通常日の約3%

月別 需要変動と季節性の全体像

サロン予約 月別 1日あたり平均予約数
月別の1日あたり平均予約数。12月が指数108で年間ピーク、1月が90で最も落ち込み、振れ幅は20ポイント。

月別の予約量を12か月平均=100とした指数で見ると、12月が指数108で年間ピークとなり、年末駆け込み需要が最も強い。次いで5月104、3月104と、季節の変わり目や大型連休前に指数が高まる傾向がある。

底は1月の指数90で、元日〜三が日の需要激減が月間平均を大きく引き下げている。ピーク月と底月の差は約20ポイントで、店舗運営における年間の資金繰り計画に大きく影響する規模の振れ幅。

曜日別 需要変動と繁閑パターン

曜日ごとの需要差は、年間を通じて極めて安定した構造特性です

週末3日で全予約の約半分が集中し、月曜(66)・火曜(72)は年間を通じて低水準で安定しています。

サロン予約 曜日別 1日あたり平均予約数
曜日別の1日あたり平均予約数。土曜143に対し月曜66で2.16倍の差があり、週末3日に予約が集中する。

曜日別の予約量を7曜日平均=100とした指数で見ると、土曜が指数143で突出しており、次いで日曜120・金曜105が続く。週末3日で全予約の約半分が集中する構造。

底は月曜の指数66で、土曜との比は2.16倍。火曜も指数72と低水準で、週の前半は稼働率が構造的に低い。この曜日間の格差は季節によるブレが少なく、年間を通じて定常的に発生する構造的な特徴といえます。

年間ピーク日・ボトム日の特定

リザまる

12月20日・27日は年末休業前の駆け込みです。2月末や6月中旬に予約のピークが生じるのは、給与支給日直後の週末需要が重なるためと考えられます。

年間TOP5 需要日

  • 2025-12-27: 26,395件
  • 2025-12-20: 25,382件
  • 2026-06-20: 24,405件
  • 2026-02-28: 24,296件
  • 2026-06-13: 23,980件

年間最高需要日は12月末 (12/20・12/27) に集中。年末年始休業に向けた駆け込み予約と、忘年会・成人式前後の需要が重なる。次いで2月末・6月中旬の月末平日にピークが立つのは、月末給与日・週末前予約の合流と読める。

年間BOTTOM5 需要日

  • 2026-01-01: 415件
  • 2026-01-02: 983件
  • 2025-12-31: 4,616件
  • 2026-01-03: 5,468件
  • 2026-02-02: 8,883件

元日の415件は通常日 (約15,000件/日) の約3%まで需要が沈む。三が日全体で通常需要の10〜35%に留まる。人員計画は、この水準を前提に組む必要がある。

サロン経営への示唆:12月の人員集中・1月の閑散期販促・月火の活用

1. 12月ピーク・1月ボトムを前提にした人員・在庫計画

年間20%の月次振れ幅は、パート人員のシフト計画・消耗品在庫の月次発注量に直接影響する。12月は指数108・1月は指数90を目安に発注/シフト計画を組むと、余剰在庫と欠品の両方を減らせる。

2. 平日 (月・火) の使い方を決める

月曜・火曜は土曜の半分程度の需要水準。この2日を「休業日」にするか「販促強化日」にするかを決めておくと、年間の計画が立てやすくなる。定期メンテナンス顧客の平日誘導・平日限定割引・法人向け受注などの打ち手を平日に集中させる運用が実効的。

3. 年末年始の予約枠設計は「12月末集中→元日休業→1月4日再開」を前提に

12月20日〜30日は通常の1.5倍の需要が来ると想定した予約枠拡張、元日〜3日は最小人員での運用、4日以降に段階的に通常運用へ戻す3段構成が、需要ピークの取り逃しと元旦の無駄稼働を両方防ぐ。

年間の計画に落とせているか

  • 12月(指数108)と1月(指数90)を前提に、シフトと在庫を組めているか
  • 月曜・火曜を「休業日」にするか「販促強化日」にするか決めているか
  • 年末年始の予約枠を、12月末集中→元日休業→1月中旬回復で設計できているか

繁閑の振れ幅を計画に織り込む

ステップ1:月次指数で発注とシフトを組む

年間20%の振れ幅は、パート人員のシフトと消耗品の発注量に直接影響します。余剰と欠品の両方を減らせます。

ステップ2:月・火の使い道を決める

土曜の半分程度の需要水準です。この2日の扱いを先に決めておきます。

ステップ3:平日に打ち手を集中させる

定期メンテナンスのお客様の平日誘導、平日限定割引、法人向けの受注などを平日に寄せます。

まとめ

サロン予約は月別の予約量指数で12月にピーク (指数108) を打ち、1月に底 (指数90) を打つ年間約20%の振れ幅を持つ。曜日別は土曜が月曜の2.16倍と週末に集中する構造で、この2つの需要変動を前提にした人員・在庫・予約枠設計が、店舗の年間稼働率と利益率を大きく左右する。

調査概要

項目 内容
調査主体 リザービア(自社データ)
対象期間 2025年7月1日〜2026年6月30日(365日)
対象 現行システムを利用する全国のサロンの予約 (12ヶ月分)
集計方法 予約開始日別に日次予約数を集計し、月別平均・曜日別平均・年間TOP15/BOTTOM15日を算出
指標定義 1日あたり平均予約数 = 対象期間の合計予約件数 / 対象日数。曜日別は2026年上半期 (26週間) のみで算出

全業種・全店舗の合算値。業種別・店舗別の内訳は他レポートを参照。deleted=有効な予約のみを対象とし、キャンセルは含む。

本調査データの利用について

本調査のデータは「リザービア調べ」として引用いただけます。引用の際は、出典と本記事URLの明記をお願いいたします。

【出典記載例】
出典:リザービア調べ「サロン予約の年間繁閑パターン」
https://rsvia.co.jp/report/salon_holiday_season_swing_2026/

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