サロン予約の2割は土曜に集中、ピークは午前10時|キャンセル率は曜日でほぼ変わらない

サロン予約の2割は土曜に集中、ピークは午前10時

サロン予約システム「リザービア」の予約データを集計したところ、土曜だけで予約の20.5%、週末で37.7%を占めていました。来店のピークは午前10時(11.1%)で、13時に第2の山があります。最も混み合うのは土曜10時で、この1コマだけで週全体の2.6%が集中します。一方でキャンセル率は曜日間で均一であるため、発生件数が最も多くなるタイミングに合わせて対策することが合理的です。

この記事でわかること

  • 土曜だけで予約の2割(20.5%)、週末で4割弱(37.7%)を占める
  • 来店のピークは午前10時で、13時に第2の山がある
  • キャンセル率は曜日でほとんど変わらない(14.9〜15.9%)

土曜が占める予約の割合

20.5%

日曜17.2%・週末2日で37.7%

午前10時が占める割合

11.1%

13時に第2の山(10.2%)

最少の月曜

9.7%

土曜との差は2倍以上・定休日にする店舗が多い

土曜だけで予約の2割、週末で4割弱を占める

美容サロンの予約は曜日別に見ると土曜が20.5%と突出し、日曜17.2%と合わせて週末だけで37.7%を占める。金曜(15.0%)を加えた週末3日間で、週の予約の半分以上が集中しており、土曜が最需要曜日であることが分かる。

サロン来店予約の曜日別構成比。土曜だけで2割
土曜20.5%・日曜17.2%。定休日が多い月曜は9.7%と最少

最も少ないのは月曜の9.7%です。定休日にする店舗が多いことが背景にあり、土曜と月曜では2倍以上の開きがあります。稼働の山と谷がこれだけ大きいと、シフトも販促も「週の平均」ではなく曜日ごとの実態に合わせて組む必要があります。

ピークは午前10時、13時に第2の山がある

最混雑は土曜10時。この1コマで週の2.6%が集中します

逆に平日の18時以降は全体的に空いています。会社帰りのお客様を取り込めるかは、この時間帯の導線と訴求次第です。

時間帯で見ると、午前10時が11.1%で1日のピークです。11時(10.3%)が続き、昼休みを挟んで13時に第2の山(10.2%)ができる、ふたこぶ型の分布になっています。

サロン来店予約の時間帯分布。午前10時がピーク
10時11.1%がピーク。12時にいったん谷、13時に第2の山(10.2%)

曜日と時間帯を掛け合わせると、最も混み合うのは土曜の10時で、この1コマだけで週全体の予約の2.6%が集中しています。

曜日×時間帯の予約混雑ヒートマップ。最混雑は土曜10時
土曜は9時台から17時台まで高水準が続く。平日は10〜11時と13〜15時が中心

逆に、平日の夕方以降(18時〜)は全体的に空いています。会社帰りのお客様を取り込めるかどうかは、この時間帯の予約導線と訴求次第と言えます。

キャンセル率は曜日でほとんど変わらない

リザまる

率が同じでも、予約数が最多の土曜はキャンセルの件数が週で最も多くなります。金曜夜のリマインドが、件数ベースで最も効きます。

「週末の予約は直前の取り消しが多いのではないか」という印象を持たれがちですが、データ上、全キャンセル率は曜日間でほとんど差異がありません(14.9〜15.9%)。なお本記事の数値は事前キャンセルを含む全取消率です。無断キャンセル(ノーショー)のみで見ると平日が高く土曜が最も低い傾向があり、別調査で扱っています。最も高い金曜(15.9%)と最も低い日曜(14.9%)の差は1ポイントです。

ただし率が同じでも、予約数が最多の土曜はキャンセルの件数としては週で最も多いことになります。土曜前日のリマインド配信は、件数ベースで最も効果が出やすいタイミングです。

サロン経営への示唆

土曜午前に人員と予約枠を寄せる

週の予約の2割が土曜、その中でも10時前後に集中します。土曜午前のスタイリスト配置と予約枠の組み方が、予約を逃さないための最大のポイントです。

平日夕方・月曜の空きは「見せ方」で埋める

平日18時以降と月〜火曜は構造的に空いています。この枠に限定したクーポンやLINE配信で「空いている時間の見える化」を行うと、混雑をならすことにつながります。

リマインドは土曜前日を最優先に

キャンセル率は曜日で変わらないため、対策は件数の多い曜日ほど効きます。金曜夜のリマインド配信を起点にするのが効率的です。

曜日×時間帯で見直したいこと

  • 土曜午前のスタッフ配置と予約枠は、需要に合っているか
  • 平日18時以降と月・火曜の空き枠に、打ち手を用意できているか
  • リマインド配信を金曜夜に寄せられているか

需要集中日の受入体制強化と閑散日の販促施策

ステップ1:土曜午前に人員を寄せる

週の予約の2割が土曜、その中でも10時前後に集中します。ここの配置と枠の組み方が、予約を逃さない最大のポイントです。

ステップ2:空き時間を見える化する

平日18時以降と月〜火曜は構造的に空いています。この枠に限定したクーポンやLINE配信で混雑をならします。

ステップ3:リマインドは金曜夜から

キャンセル率は曜日で変わらないので、件数の多い土曜の前日に出すのが最も効率的です。

まとめ

サロンの来店予約は土曜(20.5%)と午前10時に集中し、最混雑は土曜10時でした。一方でキャンセル率は曜日間で均一であるため、発生件数が最も多くなる土曜日に焦点を当ててリマインドを強化することが実務上最も効果的です。需要が集中する日の受入体制強化と、閑散日の販促施策。曜日×時間帯のデータは、その配分の根拠になります。

調査概要

リザービアに登録された予約データをもとに、来店予約が集中する曜日・時間帯を集計しました。

項目内容
調査主体リザービア(自社データ)
対象期間2025年7月〜2026年6月(12か月)
対象現行システムを利用する全国のサロンの予約(美容室・ネイル・アイ・エステ・理容室・リラクゼーション等)
集計方法予約管理システムに登録された予約データを集計。曜日・時刻は来店予定日時基準

※曜日・時間帯の集計はキャンセルされた予約を除いています。キャンセル率の集計のみ、取消処理された予約を含めて算出しています。

本調査データの利用について

本調査のデータは「リザービア調べ」として引用いただけます。引用の際は、出典と本記事URLの明記をお願いいたします。

【出典記載例】
出典:リザービア調べ「サロン予約の2割は土曜に集中、ピークは午前10時」
https://rsvia.co.jp/report/salon_reservation_dow_hour_2026/

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