美容室が料金の値上げをしても客離れさせない方法とは

美容室の料金を値上げしても客離れさせない方法
作成日
更新日
LINE連携予約
    • 顧客単価を上げたい
  • サロンのリピート率を増やしたい
  • クーポンサイトを脱却したい
  • LINEでの予約管理が大変


無料
かんたん30秒で資料請求

「客数が減るかもしれない」といった理由から「利益を上げたい」「優良顧客を残したい」と考えながらも、値上げに踏み切れない美容室は多いのではないでしょうか。
そこで今回は、美容室が料金を値上げしても客離れさせない方法をご紹介します。

値上げのタイミングを見極め、事前の通知を丁寧に行うことで、失客を最低限に行抑えることは可能です。同時に失敗例も確認して、自身の成功につなげましょう。

美容室の客数を落とさずに値上げするには

美容室では、値上げをすることが必ずしもマイナスイメージになるとは限りません。
ここでご紹介する内容を理解することで、美容室の客数を落とさずに値上げすることも可能です。

普段からよい接客を心掛けておく

まずは料金に関わらず、普段の接客をよいものにしようと心掛けておくことが大切です。関係性が築けていれば値上げ時にも失客することは少ないでしょう。
「価格が低いから接客は必要最低限」「価格が上がったからよい接客をする」
など、価格によって接客の内容を変えるのは、顧客に不信感を抱かせます。

普段からよい接客を行い、顧客との信頼関係を築きましょう。信頼関係があれば、値上げも理解してもらえる確率が高くなります。

技術やサービスの向上

顧客は価格以上の価値を感じリピーターになります。
価格以上の技術や空間を提供された顧客は、必ず戻ってきます。

値上げ以上の技術やサービスの向上を行うことで客数を落とすことはありません。しかし、
「とりあえず安く髪を切ってほしかった」と、技術やサービスに重きを置いていない顧客は離れていくことが予想されます。

どんな客層に来てほしいかを明確にしてから値上げを行うことで、失客にもメリットを感じられるでしょう。

値上げを考えるタイミング

値上げのタイミング

「思い立ったが吉日」といいますが、値上げに関してはそうもいえません。タイミングを間違えると大きな失客につながります。そこでここでは、値上げのベストなタイミングをご紹介します。
失客を最小限におさえながら、値上げを成功させましょう。

客数が増えたとき

お店全体の客数が増えたときは、値上げを考えるタイミングです。
所属する美容師の人数に対して、顧客が増え過ぎた場合は忙しさからサービスの質が下がる恐れがあります。このタイミングで値上げを考え、顧客を絞ることでサービスの質を維持できるでしょう。この場合は、多少の失客があってもメリットとして捉えられますね。

指名客が増えたとき

美容師の指名をする顧客が増えたときもベストなタイミングです。
指名客=固定客と捉えられるので、失客のリスクが少ないでしょう。また、指名客が増えすぎた場合、お店全体の客数が増えたときと同じように、サービスの質の低下が懸念されます。

指名料の追加や値上げにともなって、サービスの向上にもつなげられます。

優良顧客を絞りたい

優良顧客に絞りたいタイミングでの値上げも有効です。

お店全体の客数が増えたときや美容師の指名をする顧客が増えたときには、値上げによって優良顧客に絞ることができます。優良顧客を絞ることでお店・スタッフにとって、「顧客の単価が上がる」などのメリットが考えられます。

お店によって「優良顧客」の定義はことなりますが、客単価や来店頻度など各店舗で設けた基準を超えた顧客を残し、増やしていきましょう。そのため、値上げ前には独自の「優良顧客」の基準を明確にし、スタッフ感の共通認識にしておくことも重要です。

値上げによる失客に怯えることなく、挑戦してみてください。


無料
顧客をお店のファンにする!予約システムの資料請求

値上げを伝える時期やタイミング

伝える時期

値上げのタイミングを決めたら、顧客に値上げする旨を伝える必要があります。どんなに信頼している美容室でも告知なし・告知不充分で値上げが行われてはよい気分ではありません。
そこで、値上げを伝える時期とタイミングを知って、顧客に理解してもらえるよう心がけましょう。

1か月前には通知をする

値上げの案内は、最低でも1ヶ月前に通知をします。このさいの通知方法は主に以下の3つです。

  • 封書で伝える
  • 店内に掲載
  • HPに掲載
  • DMで伝える

書面で通知する場合はできるだけ封書にしましょう。

ハガキは手軽ですが、挨拶やクーポン・キャンペーンのイメージが強く、簡易的です。値上げは顧客に理解を求めるデリケートな話ですので、封書で伝えることをおすすめします。
同時に、店内には「価格改定」のメッセージカードを起き、美容室のHPのトップにも記載しておきます。こうすることで、予約時に目に入るだけでなく、新規顧客への通知にもなります。

メールアドレスを登録している顧客に対してはDMも有効です。さまざまな媒体で通知を行いましょう。

来店時には口頭でお知らせ

通知は書面だけでなく来店した顧客に対して口頭でも伝えます。どの媒体の書面も見ていない方へも確実に伝えられる方法です。口にしづらいことを直接伝えることで、信頼関係の構築にもなるでしょう。
また、日頃の感謝も伝えられるタイミングですのでしっかりと時間を設けてください。
価格改定後はじめての来店時・施術前にも伝えることで会計時に「聞いていない」という事態を避けられます。

美容室料金の値上げに活用できる理由

値上げの理由

美容室の値上げにはいくつかの理由があります。ここでは、値上げに活用できる理由をご紹介します。
「どんな理由で値上げできるの?」「こんなことで値上げしてもよいの?」
と疑問のある方も解消していきましょう。

薬剤の高騰

パーマやカラーには薬剤が必須です。薬剤にはさまざまな種類があり、髪の毛にとってやさしく、きれいな発色をともなうカラー剤はコストもそれなりにかかります。
カラー剤にだけでなくパーマ剤でも価格の高騰は度々あり、美容室側は薬剤の仕入れがネックになる場合もあるでしょう。

したがって、カラー・パーマの値上げの理由として、薬剤の仕入れ価格の高騰が挙げられるのは仕方ないことです。使用する薬剤のランクを下げて、仕入れ価格を維持することも検討されますが、クオリティーを変えずに提供するのであればやむをえません。

美容室によっては価格か質かなど、「顧客はどちらを求めているのか」を考える必要もありそうです。

家賃の値上がり

美容室は主に賃貸やテナントを借りて営業しています。場所によっては、家賃の変動もあります。また、テナント料の高騰なども美容室は対応しなければなりません。収支のバランスを保つためにも、値上げを考える必要がでてきます。

ただし「家賃の値上げのため」と通知している美容室はほとんど見かけません。「家賃が値上げしただけで値上げしなくてはならないほど危うい経営なの?」と思われる可能性があるからです。

スキルアップによる技術料の値上げ

美容師はスキルを提供する職業です。このスキルは、専門学校を卒業したからといって得られるものではありません。
開店1時間前から練習して、閉店後も終電ギリギリまで練習・研修することもあります。休みの日にセミナーを受講する美容師も少なくありません。

このようにカットのスキル・カラー剤をきれいに塗布するスキル・パーマを思いどおりにかけるスキルなどの取得には時間と努力が必要です。そのため、スキルアップによる技術料の値上げも立派な理由のひとつです。

この場合、値上げ後もより一層満足してもらえる技術とサービスを提供・向上を続ける必要があります。

優良顧客に絞りたい時も

「値上げを考えるタイミング」でもお伝えしたように、優良顧客に絞りたいときにも値上げは有効です。ただし顧客に対して伝える「値上げの理由」には記載しないほうがよいでしょう。
しかし、目的は「サービスの向上」には間違いありません。増えすぎた顧客を優良顧客に絞ることで、分散していたサービスを残った顧客に集中して提供できるからです。

美容師と顧客、お互いのストレスが軽減されるのでよい関係性が築けるでしょう。
「顧客が増えすぎて施術に集中できない」「体力消耗のわりに利益がなくてオーナーから笑顔が消えていく」
といった環境が改善できる可能性があります。

美容室料金の値上げ失敗例

美容室のなかには、値上げを失敗した例もいくつかあります。失敗例を知り、参考にして値上げを成功させましょう。

消費税増税の便乗値上げ

日本ではここ近年で5%から8%、8%から10%と2度の消費税増税が行われました。美容室では、技術料に対しての増税だけでなく薬剤の購入にも影響があるため、「技術料に増税分をプラス」という単純な変更では対応できません。増税以上の価格改定が必要です。

しかし、客数や美容師を指名する顧客が増えていないタイミングでの値上げは危険です。固定客になっていない顧客ばかりでは、
「もう少し安いところにしよう」「ほかの美容室の価格はどうだろう」
などと、お店を変えるタイミングになってしまいます。大きな失客につながるので注意してください。

サービス料金全体の値上げ

サービス料金全体の引き上げも失敗度が高い値上げ方法です。美容院のサービスは
「シャンプー+カット」「シャンプー+カット+カラー」
など、セットで利用する方がほとんどです。

そのためサービス料金全体を引き上げるということは、顧客の「いつものメニュー」の合計金額が一気に上がることにつながります。
ひとつのメニューでみると500円の値上がりでも、顧客の負担が1,500円ということも珍しくないでしょう。客単価を上げたい気持ちはわかりますが、それでは顧客は満足しません。

この場合は、「一部改定料金値上げ」が無難でしょう。また、指名客が増えたタイミングでは「指名料値上げ」も有効です。

値上げをせずに客単価を上げる方法

客単価アップ

これまで、美容室の値上げについてご紹介しましたが最後に値上げをせずに客単価を上げる方法をご紹介します。
「値上げのタイミングではないけど利益をもう少し上げたい」という美容室におすすめの方法です。

セットメニューやオプションメニューで単価アップ

メインのメニューのほかにオプションニューや、それらを組み合わせたセットメニューの提案で単価アップが狙えます。

たとえば、メインの施術がカットとカラーの顧客にたいして、上質なトリートメントやヘッドスパなどのオプションメニューを提案するのもひとつです。
シャンプーついでのオプションメニューなので、顧客の負担も少ないでしょう。

トータルサロンでは髪だけでなくアイラッシュやネイルを提案するのも効果的です。また、それらを組み合わせたセットメニューをつくり、単品で選ぶよりもお得な価格設定をすることで選ばれやすくなります。

「髪質をよくしたいけど、どのメニューを追加すればよいかわからない」
という方でもセットメニューがあることで選びやすくなるでしょう。

「リラックスしたい方におすすめ」「髪質をランクアップさせたい方に」
などとわかりやすい一言を追加して単価アップを狙ってみてください。

アシスタントを使って時間単価を上げる

カットに入れないアシスタントを上手に使って時間単価を上げることで利益がアップします。
カットはスタイリスト、シャンプーはアシスタント、カラーは2人で行うなど、アシスタントを効率よく使うことで顧客1人に対応する時間が短縮されます。

シャンプー・ドライの間に別の顧客を対応することも可能です。顧客自身も拘束時間が短くなるので満足度の向上にもつながります。また、アシスタント側にもメリットがあります。さまざまな年代・髪質の経験はスタイリストになる過程でとても重要です。

1日に顧客と向き合う時間が増える環境は、経験と知識が蓄積されるでしょう。

まとめ:正しく値上げすれば客離れしない

今回は美容室の料金を値上げしても客離れさせない方法をご紹介しました。
客数・指名客が増えていないタイミングや、消費税増税のタイミングでの値上げは顧客がほかのお店へと流れるタイミングになりかねないので危険です。
顧客との信頼関係が築けたタイミングまで、常に気持ちのよい接客を行い、技術やサービスの向上に勤めましょう。

値上げを決めても、実際に価格をあげるのは最短でも1ヶ月後です。値上げの1ヶ月前には、さまざまな媒体で顧客に通知を行って「値上げするなんて知らなかった」ということのないように注意してください。

正しい手順を踏むことで失客を最小限に、優良顧客を残したままの値上げが可能です。

LINE連携予約
  • 生涯顧客を作りたい
  • お店のファンを増やしたい
  • 顧客単価を改善したい
  • 予約管理は一元化したい


無料
かんたん30秒で資料請求

インスタ連携予約
Googleで予約
PAGE TOP