マッサージ券を手作りするには?エステチケット導入メリットや注意点も紹介

マッサージ券を手作りするには?エステチケット導入メリットや注意点も紹介
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エステにおいてリピーターを獲得することは、大きな課題です。再度、エステへ来てもらうための施策として、割引券などのエステチケットを配布することが挙げられます。割引券などをもらうことでお客様は、お得感を持ちエステをもう一度利用しようか検討します。

今回は、エステチケット導入のメリットや注意点、手作り方法をご紹介します。

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エステチケットとは?どんなものがあるの?

エステチケットとは?どんなものがあるの?
エステチケットとは、エステを利用する際に使えるお得なチケットのことです。いくつかの種類があり、それぞれ特徴があります。今回は、回数券・割引券・ギフト券・その他という4つの項目に分けて解説していきましょう。

回数券

回数券は、複数回分の利用料をまとめて支払ってもらい、その回数分は1枚1枚の券を使用して施術を受けられるというエステチケットです。

都度支払いよりも1回あたりの価格を安く設定したり、1回分を無料サービスで付けたり(5回分の料金で6枚付いてくるなど)と、お客様にとってお得な方法を導入することで、魅力を感じてもらいやすいでしょう。

また、まとめて複数回分の施術料が入ってくることは自店にとってもメリットです。

割引き券

割引き券は、○○円引きや○○%オフなど、1回分の支払いから値引きされるエステチケットです。自店を初めて利用する新規顧客のみ、継続して来店してくれている顧客のみと、使える対象を絞ることができ、集客にもつなげやすいでしょう。

お店の周年祭やキャンペーン時などに、来店した顧客すべてに対して次回使える割引き券を配布するのもよいでしょう。割引き券を使用できるのは1回きりの場合が多いため、「お得」や「限定」に弱い顧客の心をつかみやすいといえます。

ギフト券

ギフト券とは、購入者が施術を受けるのではなく、プレゼントを目的とされたエステチケットです。

自店を利用した顧客がお店を気に入ってくれて「家族や友人にもすすめたい」と感じた場合や、男性が恋人・配偶者に対して「今以上にキレイになってほしい」と思ったときなどに、ギフト券の料金(相手が受けるメニューの代金)を支払ってもらえば相手にプレゼントできます。

誕生日やお祝い事に贈られるほか、結婚式前のブライダルエステのギフト券も人気です。

引き換え券などのその他のチケット

上記3つのいずれにも区分されないエステチケットといえば、引き換え券や無料サービス券などが考えられるでしょう。引き換え券は、エステで販売している商材や試供品などの「物品」と交換できたり、限定メニューなどの「サービス」と交換できたりするチケット。

無料サービス券は、なんらかのメニューやサービスを無料で利用できるチケットです。顧客にいつも利用するメニューとは違うメニューを提案したいときや、新しい機械を導入した際に既存顧客にお試しがてら無料で提供するなど、いろいろな方法でアプローチできます。

目的にあったチケットを作成しよう

エステチケットには様々な種類があります。チケットを導入する際は、まず誰に配るべきかを決める必要があります。むやみやたらにチケットを作成すれば良いというわけではありません。

例えば、何度もエステを訪れるお客様には回数券の購入を促すことで、今後の再利用率を高めることができます。初めてエステを利用したお客様の場合は、次に使える割引券を渡すことでリピートされる可能性を上げることができるでしょう。

これらのように、チケットを誰に配るかで作成するべきチケットが異なります。

エステサロンでチケットを導入するメリットはあるの?

エステサロンでチケットを導入するメリットはあるの?
エステサロンにチケットを導入すると、どのようなメリットがあるのでしょうか。前述したチケットのなかから、回数券を例にとって解説します。

継続的な利用を期待できる

回数券のメリットの1つめは、継続的な利用が見込める点です。お客様は料金を先払いしているため、回数券の枚数分はサロンを利用して元を取らなければ、という心理が働きます。損をしたくないという気持ちから、継続して利用してもらえる確率が高いのです。

さらに、続けて利用することによってエステの効果を実感しやすくなり、回数券の規定の回数が終わった後も継続してもらいやすくなるでしょう。

施術の計画が立てやすくなる

エステサロンは、1度の施術で完了というケースが少ないものです。そのため、お客様の目的や希望に沿った施術計画を立てる場合もあるでしょう。お客様が回数券を購入するということは続けて通う意思があるということなので、計画を立てやすくなります。

例えば、お客様が5回の券を購入して月に一度施術を受ける場合、お客様の目標に近づけるための施術計画を5回に分けて考えることができます。

お客様が、継続かつ長期的に利用することで効果を実感してもらいやすくなり、満足度が向上する可能性も高まるでしょう。

安定した売り上げにつなげることができる

回数券を購入した場合、券を消化するために施術を受けに来るお客様がほとんどでしょう。そして回数券の購入率が高まれば高まるほど、安定した売上に繋がります。

例えば、20人が15,000円で販売されている3回券を購入して月1度施術を受ける場合、月の売上30万円は確保したことになります。

しかし実際は回数券をまとめて購入するため、回数券を購入した月のみの売上となります。とはいえ、安定した売上を得るために回数券を購入してもらうことは重要な施策です。

回数券は安定に加えて、売上アップが期待できるというメリットがあります。例えば、オプションメニューや商品販売など。お客様は回数券を利用するとその日の分の支払いがないため、購買意欲が働きやすいのです。

ただし、積極的におすすめすることは悪いことではありませんが、売り上げを意識しすぎて売り込み色が強くなるとお客様にマイナスイメージを持たれてしまう可能性もあるため、節度を保ちつつ提案しましょう。

再来店の促進がしやすい

都度払いの場合、お客様が継続して利用してくれるかどうかがわかりにくい部分があります。しかし、回数券を買ってくれたお客様なら、次回も利用してもらえる可能性が高いです。

エステスタッフがお客様に再来店の案内をおこなう際、まだ使用していない回数券があれば、警戒心や不信感を抱かせることなく自然な流れで次の来店をうながすことができるでしょう。

お得感を感じてもらえる

回数券では、都度払いに比べて1回あたりの施術料が安く設定される傾向が高いため、お客様にお得感を感じてもらうことができます。サロン側だけでなく、お客様側にも回数券を購入するメリットがあるのです。

回数券の特典にはさまざまな方法がありますが、たとえば5回分の回数券を買うと1回あたり10%オフで利用できる、10回分の回数券を買うと11回分のチケットが付いてくるなど、お客様にとってお得と感じられるよう特典を工夫することも必要でしょう。

チケットの導入にはデメリットもある

チケットの導入にはデメリットもある
メリットの多いエステチケットですが、マイナス面はないのでしょうか。ふたたび回数券を例にとってデメリットもお伝えしましょう。

客単価が低下する可能性がある

回数券は通常払いよりも1回あたりが安くされることが多いことを前述しました。ということは、同じ回数を都度払いしてもらうよりも客単価は低いです。

例えば、1回の施術5,000円を回数券購入で4,500円で受けられるようにして20人が利用した場合、客単価は500円下がってしまいます。これを続けてしまうと損をします。

つまり、回数券のメニューのみの施術でオプションの追加や商品の購入がおこなわれなければ、回数券の利用によって客単価が下がってしまうことになります。

紛失などのトラブルのリスクがある

紙媒体のチケットは、使い切る前にお客様が紛失してしまうというケースも考えられます。なくした場合にどのような対応をするのかを考えておかなければなりません。

なくした分も施術をおこなうのか、なくした回数分返金するのかなどです。お客様が持ってくるのを忘れた場合も同様でしょう。

また、回数券が余っている状態で、何らかの理由により解約したいとなった場合、返金するのか、解約手続きはスムーズにできるのかなどの点は、スタッフに周知したりマニュアルを整備したりしておく必要があります。

いざというときのトラブルでも、対処法をしっかり徹底しておけば安心です。

規定回数を使い切ったら来店してもらえないかも…

回数券を購入してもらうことで安定した売上を得ることができます。

しかし、来店が安定するからといってサービスを雑にすると、回数券消化後に来店してもらえなくなるない可能性があります。回数券を一度購入したお客様だからといって、もう一度購入してもらえるとは限りません。

チケットを使い終わった後も通って頂くためには、信頼を得ることが大切です。お客様の目標に近づけるためにヒアリングを行ったり、コミュニケーションをとったりするなど、顧客目線に立つことがいいでしょう。

チケットを作る方法2つ

チケットを作る方法2つ
ここまでエステチケットの種類、メリットやデメリットについてご紹介しました。今回の記事をきっかけにエステチケット導入を前向きに検討しているオーナー様は多いことでしょう。

しかし、実際にチケットを作成するにあたって、どう作ればいいのか分からないかもしれません。

そこで、ここからはチケットの作成方法、外注と手作りの2つをご紹介します。

外注して作成

1つ目は、外注してエステチケットを作成する方法です。自分でチケットを作成する場合、デザイン経験がなければ多くの時間が必要になります。しかし、プロに任せることで高いデザイン性のチケットを作成してもらえるほかに、自分で行う作業時間を短縮することができます。

チケットを制作してくれる会社をご紹介します。

サロンプリントではデザインテンプレートが公開されています。また、両者共チケット作成にかかる金額が掲載されていますので確認してみてください。

手作りをする

チケット作成に費用をあまりかけたくないというオーナー様は、自作がいいでしょう。外注で都度依頼をすると費用が重なってしまいます。デザインを決めることさえできれば、後は紙とインク代で済むため、費用面を考えれば自分でチケットを制作する方がコスパはいいです。

チケットを自分で作成する方法は後述しますので、ぜひ参考にしてください。

エステチケットの必要な5項目

エステチケットの必要な5項目
エステチケットを作成するために、どのような項目を付けるべきかわからないですよね。そこで、チケットに記入するべき項目を5つご紹介します。

  • 店名
  • チケット名
  • 施術名
  • 有効期限
  • 注意事項

チケットに記しておくべきことは、ある程度決まっています。どれも大切な項目になっていますので、チケット制作時の参考にしてください。

1.店名

回数券や割引券などのチケットの種類に関わらず、チケットには必ずお店の名前を記しておきましょう。お客様の中には、複数のエステサロンに通っている場合があります。

同様に他のエステサロンもチケットを配布しているのであれば、お客様はどのチケットが、どのお店のものなのかを把握することができません。

もしも、お客様が久しぶりに割引券を見た時に店名が書かれていなければ、利用店舗を思い出すことができずに施術を諦めてしまうかもしれません。大きな字で店名を書く必要はありませんが、チケットを見た時に店名がわかるようにしておきましょう。

2.チケット名

チケット名は、一目見ただけで分かるように目立たせておきます。チケットの真ん中に大きな字で記載しておくといいでしょう。

割引券であれば、「500円OFF」「10%OFF」のように記載します。ギフト券であれば、「ご優待券ギフトチケット」「SPECIAL TICKET」のように記載するといいでしょう。

チケットのデザインプレートを参考にしたい場合は、インターネットで検索してみると様々な参考デザインを見ることができますので、一度調べてみてください。

3.施術名

チケットに施術名を記載しておくことも大変重要です。なぜならば、施術名の記載がないと、全てのメニューに適応されるとお客様が勘違いしてしまうことがあるからです。

無料チケットや割引チケットの場合には、施術後の会計でトラブルに繋がる可能性があります。お客様からすると、全てのメニューが対象だから施術を受けにきた、という場合もあるでしょう。このようなトラブルを防ぐために、施術名は必ず記載しておきます。

4.有効期限

チケットに有効期限を設けることで、再来店を促進することができます。これは、心理学でいうアンカリング効果が働きます。アンカリング効果とは、認知バイアスの一種で、先行情報がそのあとの判断に影響することをいいます。

例えば、5,000円の施術が割引で4,000円で受けられるといったケースだと、先行の値段を受けてあとの料金がお得に感じます。さらに有効期限があることで、早く使わないと損だと判断します。

これらのように、割引と有効期限を組み合わせることでリピート率が上がるかもしれません。

5.注意事項

チケットがきかっけでトラブルが起きないように注意事項を記載しておきます。注意事項は、文章が少し長くなるため、チケットの裏面に記載しておくといいでしょう。主に書いておくべき内容をご紹介します。

  • 有効期限が過ぎた場合は無効
  • 本券は現金に引き換えできない
  • 本券は釣銭の支払いができない
  • 他のクーポンと併用できない
  • 盗難、紛失の場合、お店側は責任を負わない
  • 返金はできない(回数券の場合)

さまざまなトラブルを考慮したうえで、上記の内容を記載しておきましょう。チケットはお金と関係しているため、引き換えや釣銭の支払いができない旨は特に重要です。

また回数券に関しては、引っ越しなどで来店できないといった場合が起こり得ます。返金対応をしないことに後ろめたさを感じる場合は、〇〇%返金と記載するといいでしょう。

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  • 複数の集客サイトを使っている
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  • 予約のダブルブッキングが起こる
  • 既存集客がおろそか


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エステチケット手作りの流れ

エステチケット手作りの流れ
エステチケットを手作りする方法をご紹介します。自身で制作される方にとって、とても重要なことですので、ぜひ参考にしてください。

用意するものは3つ。

  • パソコンで手作りチケット(A-one)
  • Word(Microsoft ソフトウェア)
  • プリンター

主な作成手順は以下の通りです。

  • デザインを決める
  • Wordにデザインを反映させる
  • 印刷する

制作方法については、パソコンが苦手な方でも作成できるように画像付きで詳細を紹介しますのでご安心ください。

1.デザインを決める

まず、デザインを決めなければエステチケットを作成することができません。デザインを考えたことが無い方のために、Web上には無料で利用できるデザインプレートが公開されています。チケットデザインの参考にできるサイトを2つご紹介します。
1.デザインを決める

Pinterest(ピンタレスト)は、写真共有サービスで、写真だけでなく多くのデザインを見ることができます。利用するには、登録(無料)が必要です。商用利用については、「商用利用可能」と記載されている画像かつ、アップロード者に確認を取らなければいけません。

canva
Canva(キャンバ)は、グラフィックデザインプラットフォームとして、様々なデザインを見ることができます。こちらも利用するには、登録(無料)が必要です。Canvaは商用利用ができるため、気に入ったデザインを使うことができます。

PinterestとCanvaを利用することで、エステチケットのデザインを決めることができます。参考に使ってみてください。

2.Wordにデザインを反映させる

デザインが決まれば、Wordを起動します。制作するチケットサイズに文書を分割していきます。一番上の、「差し込み文書」から「差し込み印刷の開始」を選択後、ラベルをクリックしてください。
2.Wordにデザインを反映させる

ラベルの製造元を「A-ONE」に変更して、製品番号を選択します。今回は、参考に品番「51471
」を使用します。
2.Wordにデザインを反映させる

これで差し込み文書は完了です。次に保存したデザインを反映していきましょう。一番上の「挿入」から「画像」をクリックして反映させたいデザインを選択します。
保存したデザインを反映

デザインをWordに反映すると以下のようになります。
デザインの反映

これでデザインの反映は完成です。

3.印刷する

デザインの反映が終われば、あとは印刷するのみです。一番上の「ファイル」から、「印刷」を選択してください。プリンターにA-oneの該当用紙をセットすれば印刷が開始します。

印刷が無事完了したら、ハサミなどでカットして1枚にしてください。

もしも同じチケットの裏面にデザインを付けたい場合は、先ほどと同じ手順でデザインを反映させて、最初に印刷したチケットを逆にし、プリンターにセットすれば裏表に印刷されたエステチケットを作ることができます。

以上の手順で、エステチケットが完成します。画像を見るだけでは理解しにくい部分もあると思いますので、実際に手を動かしてみて試してください。

チケット管理は「リザービア」にお任せ!

チケット管理は「リザービア」にお任せ!
エステチケットの導入にあたって、リザービアの便利な機能を紹介します。リザービアはオンラインでの予約管理システムですが、豊富な機能も自慢で、クーポンの発行機能があるのです。以下で詳細を解説しましょう。

「リザービア」のクーポン機能

リザービアのクーポン機能は、紙媒体ではなくアプリ内(オンライン)での発行・管理なのでとてもかんたん。物理的なチケット作成のコストもかからず、お客様が紛失するリスクもなくなります。

チケットを利用できる回数や人数の設定、対応メニューの設定、表示方法(WEB・アプリ・シークレット)の設定なども可能。新規顧客向けのお得なチケットが、すでにリザービアに登録されている既存顧客の目に触れる機会も減らせるでしょう。

さらに、メニューオプションと紐付ければ、予約時に直接クーポンが使用できて便利です。

チケットの手作りが難しい場合は外注しよう

チケットの手作りが難しい場合は外注しよう
チケットを導入することで、エステサロンの売上を伸ばすことができる可能性があります。売上向上のための施策に困っているオーナー様は、これを機会に導入をしてみてはいかがでしょうか。

まずは、自身でチケットを制作できるかどうか、デザインテンプレートの確認やWordを操作してみてください。もしも、作成が難しいようであれば外注に切り替えてください。費用はかかりますが、自作に時間をかけ過ぎるよりは、外注して効率を上げる方がいいでしょう。

チケット作りを早めに済ませて導入して、効果を測定してみてください。

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