サロンの予約管理において、業務負荷を減らすために、予約システムの導入を検討するサロンは少なくないでしょう。しかし予約システムとひと口に言っても、どのシステムが自分の業態に合っているのか判断することは難しいくらいさまざまな予約システムが存在します。
この記事では、オンライン予約システムのひとつ「EDISONE(エジソン)予約」について、その特徴や料金プラン、そして導入のメリットを解説します。
目次
EDISONE(エジソン)予約とは
EDISON予約はさまざまな業種に対応した、汎用性の高い予約システムです。月額利用料が無料のプランもあるため、まずは予約システムを導入したい・試してみたいといったサロンでも気軽に導入できるでしょう。
設定が簡単にできる「かんたんモード」や、操作についてのチュートリアルが用意されているなど、パソコンの使用に慣れていない人でも使いやすいように配慮がされています。
選べる9つの予約タイプ
EDISON予約には、業種に合わせた下記の9つの予約タイプがあります。
- クリニック向け
- サロン向け
- 飲食店向け
- スクール向け
- 施設向け
- イベント向け
- レンタル向け
- テイクアウト向け
- 宿泊向け
サロン向けの予約タイプでは、スタッフを指名しての予約が可能です。また、スタッフごとに対応可能なメニューを制限したり、出勤しているスタッフの人数に応じて予約受付の上限を設定することもできます。
EDISONE(エジソン)予約の料金プラン
EDISON予約はプランに応じて、予約件数や顧客台帳の登録件数が変わります。
引用元:EDISONE予約:料金プラン
いずれのプランも、導入の際に初期費用はかかりません。
月額料金も無料のフリープランもありますが、こちらは広告の表示があります。
月ごとにプランを変更することも可能となっているため、多くの予約を見込んでいる月はプランをアップグレードする、といった利用も可能です。
EDISONE(エジソン)予約を導入する8つのメリット
EDISON予約を導入するメリットを8つ、順番に紹介します。
予約タイプが豊富にある
さまざまな業種に対応できる汎用性の高い予約システムは、業種特融の細かいところまでは手が届かない、といったことも少なからずあります。
しかしEDISONE予約は、9つある予約タイプから業種を選べることで、さまざまな業種ごとの予約に対応しています。
たとえば、宿泊向けにはチェックイン機能、飲食店向けでは予約人数に応じた座席の自動割り当て、サロンの場合は担当者を指名しての予約などが可能です。
システムの導入が簡単にできる
EDISONE予約は、設定が簡単にできるよう作られており、あまり時間をかけずに導入することができます。
下記の3ステップのみで、導入が完了します。
- メールアドレスとパスワードを入力し、アカウントを作成
- 業種に合わせたテーマを選択し、店舗ページを作成
- 店舗名や営業時間などの店舗情報を入力
これだけで予約ページが作成でき、予約受付が可能になります。
簡易ホームページの作成ができる
テンプレートを使用した簡易ホームページを作成する機能があるため、今までホームページを持っていなかった店舗でもすぐにホームページが作成できます。
商品やスタッフの紹介を画像付きで掲載できるほか、問い合わせの受付も可能です。
料金プランが豊富にある
予約件数や利用可能な機能の異なる6つの料金プランがあり、月額0円からの利用も可能です。
予約件数や顧客台帳の登録件数がプランによって大きく異なるため、自店で必要な件数と合わせてプランを検討しましょう。
予約の条件や制限が設定できる
店舗の営業時間に連動した予約受付を行えることはもちろんのこと、予約数の上限設定なども可能です。
また、予約時に選択できるメニューを登録しておくことで、予約の入った時間からそのメニューの所要時間分が予約受付へ反映されます。
クレジットカード決済ができる
ベーシックプラン以上の場合は「事前クレジットカード決済」が利用可能です。予約時の事前決済を必須とする設定も可能なため、当日キャンセルの発生リスクを減らすために役立てられます。
スタッフのシフト管理ができる
スタッフのシフトと予約受付を連動させることが可能です。スタッフによって対応できる施術等が異なる場合は、対応できるスタッフが勤務する時間帯のみ、そのメニューを受付可能にするといった管理ができます。
手作業での管理に手間がかかる作業であるため、その分の業務負担削減に役立ちます。
メール配信機能が充実している
予約やキャンセルを受け付けた際の通知メールはもちろんのこと、リマインドやサンキューメールも自動配信できます。
ベーシックプラン以上を利用している場合はオリジナルの自動配信メールも送れるため、クーポンの配布やキャンペーンのお知らせなどとして活用し、再来店のきっかけ作りに役立てられます。
EDISONE(エジソン)予約を導入する際の注意点
料金プランや設定の手軽さが魅力的なEDISONE予約ですが、導入する際に注意して確認しておきたいポイントがあるため、紹介します。
プランによる予約件数の上限
EDISONE予約はプランによって、受け付けられる予約件数が大幅に異なります。フリープランは月30件、一番月額料金の高いアドバンスプランでは月2,000件の予約受付が可能です。
毎月の予約数をある程度把握し、状況に合ったプランを選びましょう。なお、アドバンスのひとつ手前であるベーシックプランの予約件数は500件です。ベーシックからアドバンスの間にかなり開きがある点にも注意しておきましょう。
プランによる機能の制限
クレジットカードによる決済機能や、複数店舗での利用など、ベーシック以上のプランのみが対象となっている機能もいくつかあるため、注意しましょう。
特にカード決済機能については、予約を受けた時点で決済することで急なキャンセルを減らせるため、サロンにとっては魅力的な機能ですが、有料プランでもエントリープランからライトプランには対応していません。
利用を検討しているプランに、使いたい機能は含まれているか、利用開始前にしっかりチェックしましょう。
美容サロンなら予約システム「リザービア」がおすすめ
美容サロンの運営にあたって、予約管理以外にもさまざまな業務が発生します。そのため、さまざまな業務を関連付けて管理できることで、業務の効率化が可能となります。
美容関連に特化した予約システム「リザービア」は、顧客情報や設備管理、スタッフのシフトも連携して管理ができます。
お客様の利用が多かったクーポンの集計なども可能なため、その利用者に対象を絞ってキャンペーンの告知を行うなどの、リピーター獲得に向けた施策にも活用できるシステムです。
サロン運営に役立つさまざまな機能のなかから3つの機能について、詳しく紹介します。
ダブルブッキングを予防する「予約の一元管理」機能
美容サロンの場合、予約の受付窓口はさまざまです。店頭で対面で受けることもあれば、電話での問い合わせやSNS経由、サロンの公式ホームページからの予約もあるでしょう。さらにポータルサイトに掲載している場合は、その分、窓口が増えます。
それぞれの予約窓口から入った予約を調整することを、手作業で行うことはかなりの業務負担となるでしょう。時間が被ったり、使用する部屋や機材が被ってしまった場合は、お客様に連絡し、改めて調整する必要があります。
リザービアの「予約の一元管理」機能を活用することで、予約管理の手間を減らし、お客様側でも空いている時間をわかった状態で予約ができる状態を提供できます。
関連記事:予約の一元管理
リピート率向上にも役立つ「LINE連携予約」機能
LINEからの予約を「リザービア」と連携することで、サロンの営業時間を気にすることなく、お客様が予約を入れられるようになります。
また、予約完了やリマインドメッセージの送信などもLINEのトークで行えるため、当日キャンセルを減らすためにも役立てられます。
LINE予約限定のクーポン配信やスタンプカードの発行も可能となっており、リピーターの獲得にも役立つでしょう。
関連記事:LINE連携予約
検索結果から直接予約ができる「Googleで予約」機能
サロンを探す際に、Googleの検索やマップを利用する人も少なくありません。その検索結果やマップに表示されたサロンの情報から、直接予約ができる「Googleで予約」機能も使えます。
ポータルサイトなどの他サイトを経由する必要がないため、お客様にとって予約の手間が減らせるといったメリットがあります。
もちろん、この「Googleで予約」を経由した予約もリザービアの予約台帳へ自動的に反映されます。
関連記事:Googleで予約
EDISONE(エジソン)予約はさまざまな業種に対応できる予約システム
EDISONE予約は業種に合わせて予約タイプを選べる、汎用性の高い予約システムです。プランによっては予約時にクレジットカード決済も行えるため、キャンセルの削減にも役立つでしょう。
予約管理以外のサロン業務もまとめて管理したい場合は、美容関連に特化した予約システム「リザービア」がおすすめです。顧客管理や売上集計など、サロン運営に必要なさまざまな機能を搭載しています。
システムの導入によって負担を減らせるところは減らし、施術や接客などに集中できる環境づくりに役立てましょう。