この記事でわかること
- 施術時間は31〜60分の予約が40.4%で最多、90分以内で7割を占める
- 121分以上の長めの施術も13.2%あり、平均は86分
- 予約枠は60分を基準に、長めの施術は別枠で設計すると実態に合う
調査概要
リザービアに登録された予約データをもとに集計しました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 調査主体 | リザービア(自社データ) |
| 対象期間 | 2025年7月〜2026年6月(12か月) |
| 対象 | 現行システムを利用する全国のサロンの予約(美容室・理容室・ネイル・アイ・エステ・リラクゼーション等) |
| 集計方法 | 予約管理システムに登録された予約データを集計(キャンセルされた予約を除く) |
※施術時間は予約に設定された所要時間(分)です。所要時間が未設定の予約(0.3%)は分布から除いています。
施術時間は31〜60分が4割で最多
予約に設定された施術時間の分布を見ると、31〜60分が40.4%で最多でした。30分以内(14.6%)、61〜90分(16.0%)と合わせると、90分以内で71.0%を占めます。カットやカラー単品、ネイル・アイの単品メニューなど、1時間前後の施術がサロンワークの中心といえます。

2時間超の施術も1割強ある
一方で、121分以上の長めの施術も13.2%あります(121〜180分が9.7%、181分以上が3.5%)。カット+カラー+トリートメントのセットメニューや縮毛矯正などが該当し、全体の平均施術時間を86分まで押し上げています。
60分帯の回転と、長めの施術の単価。この2つは予約枠の考え方が異なります。同じカレンダーで区別せずに扱うと、短い施術の合間に埋まらない中途半端な空きが生まれやすくなります。
サロン経営への示唆
予約枠は60分を基準に設計する
4割が60分帯という結果から、枠の基準は60分に置くと現場の実態に合います。細かすぎる刻みは、空きが断片的に発生する原因になります。
長めのメニューは受付時間帯を分ける
2時間超の施術は、開店直後や午後の空きやすい時間帯に受け付けると、混みやすい時間帯の回転を妨げずに単価の高いメニューを確保できます。ネット予約のメニュー別受付設定を使うと調整しやすい部分です。
まとめ
サロンの施術時間は60分帯が4割で最多、90分以内で7割、平均86分でした。ボリュームゾーンの回転と、1割強ある長めの施術の単価をどう両立させるか。枠設計の基準として、この分布が参考になります。
本調査データの利用について
本調査の数値・グラフを掲載・引用いただく際は、出典として「リザービア調べ」および本記事URLの明記をお願いいたします。
(引用例)出典:リザービア調べ「サロン施術時間の実態調査」(https://rsvia.co.jp/report/salon_treatment_duration_2026/)
