この記事でわかること
- 稼働サロンの約6割(57.3%)が指名機能(スタッフを選ぶ機能)を運用中
- 指名機能を運用中のサロンのWEB予約(指名/フリー明示分)では、約3分の1(32.3%)が指名を選択
- 一定数のお客様は選択肢があれば指名を選び、機能の可視化が指名予約の機会を広げる
調査概要
リザービアに登録された予約データをもとに集計しました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 調査主体 | リザービア(自社データ) |
| 対象期間 | 2025年7月〜2026年6月(12か月) |
| 対象 | 現行システムを利用する全国のサロンの予約 |
| 集計方法 | 予約管理システムに登録された予約データを集計(キャンセルされた予約を除く) |
※本記事の「指名機能を運用中」は、店舗設定でスタッフ選択(指名/フリー)を有効にしているサロンを指します。予約の指名/フリー内訳はWEB経由の予約に限定した集計です(手動入力・電話・店頭経由は指名情報が明示的に記録されないため対象外)。
稼働サロンの約6割が指名機能を運用中
まず、現時点で予約を受け付けている稼働サロンのうち、57.3%(約6割)がスタッフ指名機能を運用中でした。指名かフリーかをお客様に選んでもらう設定になっているサロンが、半数を超えて多数派になっています。
「指名機能」はリザービアの標準機能です。店舗が有効にすれば、予約時にお客様がスタッフを選べるようになります。設定の負担は大きくなく、多くのサロンで既に運用されていることが実データから見て取れます。
運用サロン内では予約の3分の1が指名
指名機能を運用中のサロンで、実際に予約がどう入っているかを見ると、指名かフリーかがはっきりわかる予約のうち指名が32.3%、フリーが67.7%でした。3件のうち1件は「このスタイリストに」という指名が入っている計算です。

「担当は誰でもいい」というお客様の方が多数ですが、3割のお客様は明確に担当を選んでいる実態があります。この3割は、リピートしたい・特定のスタッフを信頼しているお客様と考えられ、店舗にとって重要な指標です。
指名機能を「見せる」ことがお客様の選択機会になる
視野を広げてWEB予約全体で見ると、指名10.4% / フリー21.7% / 指名機能を提示していない予約が67.9%となります。指名機能を提示していない予約が全体の3分の2を占めています。これは、機能を使っていないサロンほど予約数が多い(または、使っていないサロンでも予約数自体が多い)ためです。

裏を返せば、指名機能を提示していない予約の中にも、「担当が固定されているなら指名したい」というお客様は一定数いる可能性があります。運用サロンで指名率3割という結果が出ている事実は、機能をONにするだけで、お客様の選択機会が広がることを示しています。
サロン経営への示唆
指名機能を有効化して「選ぶ機会」を提示する
指名機能はリザービアの標準機能で、店舗設定を有効にするだけで運用を始められます。運用サロンで指名率3割という実データがある以上、機能ON=お客様の選択肢を1つ増やすだけで、指名予約という単価アップの機会が生まれます。
指名データはスタッフ育成の資産
誰が何回指名されているか、どのメニューで指名が集まるかは、スタッフの得意分野と成長を測る手がかりになります。指名機能を運用することで、この可視化が予約データから自然に得られます。
指名を伸ばしたいサロンは接客導線から見直す
機能をONにするだけでは指名は増えません。施術後の名刺渡しやLINEの友だち追加、次回予約時の「担当を選ぶ」動線など、お客様が「この人に」と思える接点を作ることで、機能運用の効果が最大化します。
まとめ
稼働サロンの約6割が指名機能を運用中で、運用サロンの中では予約の3分の1が指名という実態が見えました。「選ぶ機会があれば選ぶ」お客様は一定数います。まず設定をONにし、次に接客導線を整えるという順序で、指名予約を伸ばしていけます。
本調査データの利用について
本調査の数値・グラフを掲載・引用いただく際は、出典として「リザービア調べ」および本記事URLの明記をお願いいたします。
(引用例)出典:リザービア調べ「サロン予約における指名の実態調査」(https://rsvia.co.jp/report/salon_reservation_shimei_2026/)
