朝の予約はキャンセルされやすい? サロン予約の時間帯別キャンセル率は10時台16.6%が最高

サロン予約 時間帯別キャンセル率 アイキャッチ

サロン予約システム「リザービア」の予約データを集計したところ、キャンセル率が最も高いのは10時台の16.6%、最も低いのは22時台の11.2%でした。全時間帯の平均は15.2%です。朝のピーク帯(10〜11時)は予約が集中する一方でキャンセル率も高止まりし、夜が遅くなるほど下がります。遅い時間帯の枠ほど「本当に来店する顧客」で埋まる傾向が、データから確認できました。

この記事でわかること

  • 時間帯別のキャンセル率は10時台の16.6%が最も高く、22時台の11.2%が最も低い
  • 午前ピーク帯 (10〜11時) は予約数と同時にキャンセル率も高止まり、夜遅い時間帯ほど下がる
  • 全時間帯 予約数を反映して計算した平均は15.2%で、遅い予約枠ほど「本当に来る顧客」で埋まる傾向がデータで裏付けられた
最もキャンセルが多い10時台キャンセル率 16.6%
最もキャンセルが少ない22時台キャンセル率 11.2%
全時間帯の平均15.2%

時間帯別 予約数とキャンセル率の全体像

サロン予約 時間帯別 予約数×キャンセル率
予約が集中する10〜12時台は、キャンセル率も同時に高い。夜が遅くなるほど両方とも下がる。

予約数は10時台が最大で、13〜16時台まで高い水準が続く。19時以降は急速に減り、22時台には少数まで落ち込む。予約が入る時間帯には、はっきりとした「昼間の山」がある。

キャンセル率は10時台の16.6%が最も高く、11時台15.7%、12〜14時台15%前後で推移する。夜になるほど下がり、22時台は11.2%まで低下する。予約数のピーク帯とキャンセル率のピーク帯が一致している。

予約が最も多い時間帯は、キャンセルも最も多い。

10時台は予約数のピークであると同時に、キャンセル率も16.6%で最も高い。混んでいる時間ほど、埋まった枠がそのまま売上になるとは限らない。

朝ピーク vs 夜遅い時間帯の顧客特性差

朝〜昼のピーク帯は「思いつきで取ってしまう予約」「複数候補と併用する予約」が混じりやすい時間帯と読める。予約の動きが最も活発な時間帯は、同時に離脱しやすい顧客も呼び込みやすい面がある。

夜遅い時間帯 (20〜22時) はキャンセル率が11〜13%まで下がる。仕事後に確定した気持ちで予約する顧客が多く、「本当に来る予約」で埋まりやすい。予約数は少ないが、稼働率×来店率で見ると効率が良い時間帯と言える。

全時間帯を予約数を反映して計算した平均キャンセル率は15.2%。単純平均ではなく「実際に発生している予約のキャンセル率」がこの水準で、経営指標の目安として参照できる。

リザまる

朝いちばんの枠が埋まっていても、およそ6件に1件は当日いなくなる計算です。

逆に夜の遅い枠は、埋まりにくいぶん来店につながりやすい枠と言えます。

サロン経営への示唆

1. 朝ピーク帯 (10〜12時) の予約は「仮予約」のつもりで備えたい

この時間帯はキャンセル率が最も高いため、離脱を減らす小さな工夫を入れる価値がある。確定リマインダの前送りやキャンセルポリシーの明示が有効。

2. 夜遅い時間帯 (20〜22時) は「取り逃し防止」に力を入れたい

キャンセル率が最も低い時間帯を意図的に営業対象に含めると、実売上と稼働率を両立できる。予約枠の解放時間を延長する・遅い時間の予約に小さな割引を付与するなど、逆張り的な運用が効果を持ちやすい。

3. キャンセル率は「時間帯ごとの重み」で見る

時間帯別の単純平均ではなく、予約数を反映して計算した平均キャンセル率 (15.2%) を目安にするのが実務的。時間帯の予約構成が変わると単純平均は動いてしまうので、「稼働の実態を反映した数値」で追う必要がある。

あなたのお店ではどうですか?

  • 午前の枠と夜の枠で、キャンセルの数に差はありますか
  • キャンセルが出やすい時間帯に、前日の連絡を入れていますか
  • 空いた枠を当日に埋める手立ては用意してありますか

まとめ

サロン予約は10時台にピーク (キャンセル率16.6%) を迎え、22時台まで少しずつ減っていく。キャンセル率は予約数のピーク帯と重なり、夜遅い時間帯ほど下がる。予約数を反映して計算した平均キャンセル率は15.2%で、朝ピーク帯の運用強化と夜間枠の取り逃し防止の両輪が、店舗の実稼働率を上げる打ち手として有効。

この記事を自店に活かす3ステップ

ステップ1:30秒で自店の数字を出す

  1. 直近1か月の予約表を開き、10〜12時台のキャンセル件数を数える
  2. 同じ期間の20〜22時台も数えて、件数を比べる
  3. 差が出たら、その時間帯を「対策する枠」として印をつける

ステップ2:明日からできる3つ

  1. 午前の予約に前日リマインドを入れる
  2. キャンセルが出やすい枠を把握しておく
  3. 空いた枠をその日のうちに案内する

ステップ3:調査レポートを受け取る

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調査概要

項目内容
調査主体リザービア(自社データ)
対象期間2026年1月1日〜6月30日(26週間)
対象現行システムを利用する全国のサロンの予約(美容室・理容室・ネイル・アイ・エステ・リラクゼーション・ヘッドスパ専門店)
集計方法予約開始時刻を1時間単位でまとめて集計し、業種横断で予約数とキャンセル(直前・当日含む全キャンセル理由)率を算出
指標定義キャンセル率 = 対象時間帯の全キャンセル件数 / 対象時間帯の全予約件数。件数が極端に少ない深夜早朝は集計対象外(9〜22時のみ表示)

本調査データの利用について

本調査のデータは「リザービア調べ」として引用いただけます。引用の際は、出典と本記事URLの明記をお願いいたします。

【出典記載例】
出典:リザービア調べ「朝の予約はキャンセルされやすい? サロン予約の時間帯別キャンセル率は10時台16.6%が最高」
https://rsvia.co.jp/report/salon_hourly_cancel_rate_2026h1/

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