脱毛サロンはどうやったら儲かる?開業までの流れと儲かる仕組みを解説!

脱毛サロンはどうやったら儲かる?開業までの流れと儲かる仕組みを解説!
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脱毛サロンは、大手企業のものから個人が経営しているものまでさまざまで、最近では女性だけでなく男性の利用客も増加しています。

ニーズが高まり、市場規模が拡大しているなかで、どうやったら長くお店を続けて行けるのでしょうか?

ここでは、脱毛サロンの開業の仕方と、儲かる仕組みを解説していきます。これから脱毛サロンを開業するという人や、運営に興味がある人は参考にしてみてくださいね。

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知っておきたい脱毛サロンの市場規模とエステティシャンの収入

知っておきたい脱毛サロンの市場規模とエステティシャンの収入
日本人は、世界から見てもムダ毛に対する美意識が高いと言われていますが、脱毛サロンの市場規模はどれほどなのでしょうか?

脱毛サロンの市場規模とあわせて、施術を行なうエステティシャンの収入についておさえておきましょう。

脱毛サロンの市場規模

エステサロン業界全体の市場規模は、およそ3600億円といわれています。そのうち、脱毛サロンが占める割合は約800億円、全体の22%にも及びます。さらに、脱毛サロンの市場は他業種からの新規参入も相次いでおり、市場は拡大しています。

他業種からの新規参入が増えている理由として、

  • 女性だけでなく男性の脱毛への関心が高まっており、幅広い年齢層のニーズがある
  • 必須資格や必須技術がない
  • 在庫を抱えず低価格で提供できる

といった背景があるようです。

エステティシャンの収入

正社員として働いている場合、エステティシャンの月収は18〜22万円、平均年収は300〜400万円前後とされています。大手サロンほど、収入は高い傾向があります。地方と都市とでも差があり、地方よりは都市部のサロンの方が収入は高くなっています。

独立してサロンを開業する場合、年収はどれほどになるかは分かりません。正社員として働いているときのような固定給はありませんが、お店が軌道に乗れば、これまでの年収を上回る可能性もあります。

開業までの流れ

開業までの流れ
いざ、脱毛サロンを開業したい!と思っても、なにから始めたらよいのでしょうか?
脱毛サロンを開業するために必要な資格や、開業のためにしなければならないことを確認しましょう。

資格の取得とスキルの習得

脱毛サロンを開業するための必須資格はありません。しかし、強いエネルギー光線やレーザー光線のもの、皮脂腺開口部や毛乳頭などを破壊するような脱毛行為は医師免許が必要です。

必須資格がないとはいえ、お客様の皮膚や体に影響する仕事ですから、脱毛に関する資格を取得することが望ましいです。必要な知識や技術を持っていることは、お客様の信頼に繋がります。

民間の資格には、

  • 一般社団法人日本脱毛安全普及協会「脱毛士」[※1]
  • 一般社団法人日本スキン・エステティック協会「認定電気脱毛士(CPE)」[※2]
  • 一般社団法人日本エステティック振興協議会「認定美容ライト脱毛エステティシャン」[※3]

などがあります。

資金準備

お店作りや設備のために必要な資金を算出し、準備をしておく必要があります。なににどれくらいのお金がかかるのかをしっかりと調べておきましょう。

必要に応じて融資を受けたり、助成金を申請することも視野に入れ、自分で賄える金額はどれくらいなのか、開店後しばらくは利益が出にくいことも想定して余裕を持つことが望ましいです。

物件とお店のコンセプトを決める

物件とお店のコンセプトを決めましょう。テナントを借りるのか、自宅で開業するのか、資金や立地などを考慮しお店の設計を行います。

テナントを借りる場合でも、賃貸の自宅で開業する場合でも、事前に家主から営業許可を取っておく必要があります。

コンセプトは、どういったお客様に来てもらいたいのか、ターゲットを決めることが大切です。さらに、どんな空間にすればリラックスできるのか、設備やインテリアなど細部にまで注意を払い、他店とは違う”自分だけのお店らしさ”を演出しましょう。

メニュー、設備、料金の設定

施術メニューや設備、料金の設定を行います。コンセプトや、ターゲットに合ったメニュー、設備になっているかを考えながら設定することが大切です。

料金は、自分の感覚やなんとなくこれくらいかな?という安易な設定は危険です。提供するサービスや設備、地域の競合店の価格などを調べて、適切な値段に設定しましょう。

安すぎたり、高すぎたり、値段に内容がともなっていない場合は、お客様に不信感を与えたり、満足していただけなくなってしまう恐れがあります。

集客方法を選択

お店を開業するにあたって、まずはお店がオープンしたことを認知してもらうための広告・集客活動が必要です。広告にはさまざまな方法があります。どういった方法で集客を行なうのか検討しましょう。

集客方法を選ぶポイントは、ターゲット層に合わせることです。Webサイトを作成したり、予約サイトに掲載したり、SNSで情報を発信するほか、チラシを配布したり、地方紙にお店のことを載せてもらうなどの方法があります。

年代によって広告を目にする媒体が違うため、複数の集客方法をうまく活用するなど適切なアプローチを考えましょう。

開業の手続きを行なう

脱毛サロンを開業する場合、税務署への「開業届」[※4]の提出が必要です。開業届は最寄りの税務署でも入手できますし、国税庁のホームページからダウンロードすることも可能です。

開業届は、開業から1ヶ月以内に提出するよう期限が設けられています。その他、必要な書類は国税庁のホームページ[※5]に掲載されていますので確認してください。

開業場所はどうする?自宅とテナントのメリット・デメリット

開業場所はどうする?自宅とテナントのメリット・デメリット
お店をオープンするにあたって、場所選びはとても重要です。自宅で開業する場合と、テナントで開業する場合のメリットとデメリットをおさえ、自身に合った場所で開業しましょう。

自宅で開業する

自宅のスペースを使って開業する場合のメリットとデメリットをみてみましょう。

メリット

自宅で開業する場合のメリットは

  • 初期費用がおさえられる
  • テナントの家賃が不要である
  • 交通費や移動時間の削減ができる
  • 時間に融通が利く

といったことがあげられます。

テナントを借りる場合と違って、出費がおさえられることが大きな特徴です。敷金や礼金などの初期費用だけでなく、毎月の家賃やお店までの交通費など、継続的に支払わなければいけない費用もおさえることができます。

移動時間が削減できることから、時間に余裕ができますし、合間に家事などができるといった融通も利くので便利です。

デメリット

自宅で開業する場合のデメリットは

  • 生活感がある
  • 空間やコンセプトの演出に手間がかかる
  • プライベート空間との間仕切りが難しい
  • 住所の公開にリスクがある

といったことがあげられます。

自宅の場合、生活感をうまくカバーできるよう、リラックスできる空間づくりとコンセプトにあったインテリアを選びましょう。

玄関やトイレなどのスペースは、どうしてもプライベート空間と分けることが困難ですし、お手入れなどにも手がかかります。家族がいる場合は、共有スペースへの配慮に協力してもらう必要があります。

また、自宅の場合は個人住所ですので、広告などに記載するリスクがあることも事実です。しかし、場所が分からないことにはお客様も足を運べないため、公開することが望ましいです。

テナントを借りて開業する

テナントを借りて開業する場合の、メリットとデメリットをみてみましょう。

メリット

テナントで開業する場合のメリットは

  • 仕事のためだけのスペースが確保できる
  • 場所や内装をコンセプトに合わせて選ぶことができる
  • 機材を置くスペースが確保できる

といったことがあげられます。

テナントを借りる場合、自宅と違って仕事のためだけの場所ですから、生活感などはありません。仕事とプライベートを分けられることで、気持ちの切り替えもしやすいです。

お客様が一目でお店だとわかる外装にもできますし、自宅での開業と違って、内装もコンセプトにあわせて作り上げることができます。

また、脱毛の機材や、施術に必要な備品の置き場に困ることもありません。

デメリット

テナントで開業する場合のデメリット

  • 初期費用や家賃などがかかる
  • 契約金が取られる場合もある
  • なかなかいい場所が見つからないこともある

といったことがあげられます。

自宅での開業に比べて、出費が大きくなることは避けられません。人気の地域や、アクセスしやすい場所は敷金や礼金、家賃も高い傾向にありますし、理想に合った物件を見つけることは、簡単ではありません。

儲かる仕組みをおさえよう

儲かる仕組みをおさえよう
特別な資格や届出を必要としない脱毛サロンですが、どういったことに気をつければ儲かるのでしょうか?儲かる仕組みをおさえ、お客様に愛されるお店作りをしましょう。

初期費用や固定費などの出費をおさえる

お店が軌道に乗るまでに、資金が尽きてしまっては困りますよね。初期費用や固定費の金額をしっかりと管理し、できるだけ出費をおさえるよう心がけましょう。

初期費用に関しては、自宅での開業なのか、テナントを借りるのかでも大きく変わりますし、テナントを借りる場合でも敷金や礼金は物件によって違います。

固定費は、家賃以外にも水道光熱費などがありますが、通信費などはおさえやすいのでよく調べてみてください。

はじめからすべてのものに高いお金をかけるのではなく、少しずついいものに替えていくという方法もあります。脱毛の機材は、購入だけでなくレンタルやリースなどもあるのでそちらを検討してみてもよいでしょう。

特典を付けてリピート率アップ&紹介制度などを使った新規のお客様へのアプローチ

個人で運営するサロンは、リピートしてくれるお客様が欠かせません。来てくれたお客様が継続してお店に来てくれるような特典や、次のお客様を紹介してもらえる仕組みを作り、リピーターと新規のお客様、それぞれの獲得を目指しましょう。

継続して来てもらうために、ポイントカードや紹介カードを発行し、お得感を味わってもらえるような工夫をするのもオススメです。お客様を紹介してくれた人に対する割引や、サービスを付けるといった特典などがあると、紹介したくなりますよね。

紹介サービスは、特典だけでなく他の人に紹介したくなるような対応や接客を行なうことが大切です。まずは、来てくれたお客様へのおもてなしをしっかりと心がけましょう。

相場に見合った適切な値段を設定する

近隣のサロンや競合他社のメニューや設備、値段をチェックし、適切な値段を設定しましょう。

お客様が来てくれるか分からないといった不安や、はじめての経営でついつい値段を安く設定してしまう人もいます。しかしそれでは採算が取れず、せっかく開業してもすぐにお店を続けることが難しくなってしまいます。

適切な価格とメニューを設定し、その値段と内容に納得していただけるようなサービスの提供を行なうことが、経営を持続、成長させる大切なポイントです。

毎月の目標設定と売上・支出の管理

目標の設定、売り上げや支出の管理は、経営を行なううえでとても大切です。市場規模や平均の収入などを参考に、自分のお店の目標値をしっかりと決めておきましょう。出店する場所によって、市場規模や売り上げは変わりますので、まずは地域の情報をしっかりと収集しておく必要があります。

また、支出はなににどれだけのお金を使ったのか、明確にしておくことで不要な出費をおさえることにもつながります。

入出金の管理や帳簿をつけることは、所得税の申告の時にも役立ちますので、日ごろから数字と向き合うことが大切です。

技術だけでなくおもてなしとサービスによる信頼関係の構築

来てくれたお客様が継続して通ってくれるお店になるには、技術やお店の清潔感などはもちろんのこと、お客様へのカウンセリングや会話、おもてなしやサービスによる信頼関係の構築が欠かせません。

会話のやりとりから、お客様の趣向や気になっていることなどを理解することで、お客様にとっても楽しく心おきなくリラックスできる場所になります。

お客様が安心してお任せできるお店になるよう、資格を取得したり、気持ちのいい対応とサービスの提供を行いましょう。

予約の一元管理
  • 複数の集客サイトを使っている
  • それぞれの媒体で設定が面倒
  • 予約のダブルブッキングが起こる
  • 既存集客がおろそか


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儲かる仕組みをしっかりおさえて、長く愛されるお店へ

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脱毛サロンは、市場規模も大きく、今後もさらに拡大していく見込みのある市場です。新しいお店が次々とできるなか、経営を続けていくことは容易ではありません。

儲かる仕組みをきちんとおさえて、自分のやり方に合った方法を見つけ、長く愛されるお店になるよう努めましょう。

※1:一般社団法人日本脱毛安全普及協会「脱毛士」
※2:一般社団法人日本スキン・エステティック協会「認定電気脱毛士(CPE)」
※3:一般社団法人日本エステティック振興協議会「認定美容ライト脱毛エステティシャン」
※4:国税庁「[手続名]個人事業の開業届出・廃業届出等手続」
※5:国税庁「No.2090 新たに事業を始めたときの届出など」

引用元:
厚生労働省「医師免許を有しない者による脱毛行為等の取扱いについて」

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