株式会社トライハッチ様は、店舗・施設に特化したデジタルマーケティング支援会社として創業されました。25,000店舗以上に活用され、Googleマップの上位表示や検索対策となる「MEOチェキ」をはじめ、デジタルマーケティング事業、SaaS事業、メディア事業、エンジニアリング事業を通じて「業界のスタンダードを構築しリーディングカンパニーになる」という想いがある会社です。
今回は、株式会社トライハッチ取締役 COO藤井 智(ふじい さとし)様に事業内容や今後のビジョン、リザービアとのパートナー制度への想いなどについてお伺いしました。
御社の主な事業内容、サービス、藤井様のお仕事について教えてください
株式会社トライハッチは、2018年1月5日に店舗・施設に特化したデジタルマーケティング支援会社として創業しました。社名は「Try=挑戦」と「Hatch=生み出す」を掛け合わせた造語であり、常に挑戦し続け、新しい価値・可能性を創出し続ける会社で在りたいという想いから付けた社名です。
私は元々前職で直属の上長であった代表の武藤に誘われ、創業メンバーとしてトライハッチにジョインしました。現在トライハッチ取締役 COOとして、営業組織戦略や、全国100社近い販売代理パートナーの管理、一部財務関係の業務を担っています。
前職は広告代理店であったが故に顧客に向き合ったサービス品質の向上や開発が出来ていなかったため、自分達が自信をもって提供できる顧客に満足してもらえるサービスを自分達で創っていこう、という想いが現在のデジタルマーケティング事業やSaaS事業になっています。
おかげさまで、SaaS事業ではここ1年半で当社が開発するGoogleビジネスプロフィール(旧Googleビジネスプロフィール)の運用・管理ツール「MEOチェキ」をご利用いただく店舗様が急増し、今では27,000店舗以上にご導入いただいています。またデジタルマーケティング事業においても2,000店舗以上のGoogleビジネスプロフィール(旧Googleビジネスプロフィール)の運用改善に携わっています。
御社サービスのMEOチェキをはじめ様々な魅力があると思いますが、御社の強みやお客様に好まれている点はどこだと思いますか?
トライハッチの強みはMEOチェキをご利用頂いている27,000店舗様のデータを活用し、集客までの運用支援を行える点であり、お客様から好まれている点でもあります。
MEOチェキは、多店舗のGoogleビジネスプロフィール(旧Googleビジネスプロフィール)、SNSなどの店舗情報を一元管理することのできるSaaSツールであり、多店舗企業様が抱える運用負担の削減や情報発信、棄損リスクの軽減、MEO集客までをオールインワンで解決することのできるサービスです。
元々はデジタルマーケティング事業でローカルSEO(MEO)対策をお任せいただいている店舗様の管理・運用・分析を目的に開発しました。そのため、正直MEOチェキを販売する予定はありませんでした。しかし、すべての店舗様がローカルSEO(MEO)対策を外部の企業に依頼できるとは限りません。
店舗様自身ができるだけ低い広告費用でMEOチェキを利用することで、ローカルSEO(MEO)対策ができるようにしたいと考え、MEOチェキツールのみでも利用可能なかたちでサービス提供を開始しました。
そのため、店舗様が「ツールを入れてはみたが運用管理工数が削減できただけで、集客増加に繋がっているかはわからない。」といった状況にならないように、MEOチェキはご導入頂いている27,000店舗様の業種・地域・Googleビジネスプロフィール(旧Googleビジネスプロフィール)の活用状況など、データを蓄積し、あらゆる店舗様の目的・状況に応じた最適な改善項目を管理画面上で確認することが可能です。
これらのことから、MEOチェキの強みは実際に店舗様のローカルSEO(MEO) 対策を行ってきた当社のノウハウとご利用頂いている店舗様のデータを活用し、情報の一元管理は勿論、集客まで支援できる点であると考えています。
2018年に創業され、サービス導入店27,000店以上と大拡張されていますが、仕事をする上で、大事にしていることは何ですか?
現状を疑い満足しない点です。ありがたいことに導入数27,000店舗の実績にお褒めのお言葉を頂くことも増えてきたのですが、実際は日本の全店舗数に対してほんの数%に満たない導入数となっています。
またGoogleMaps関連サービスの需要がいつまでも続くとは限らないため、常に店舗様が抱える課題を解決できる新しいソリューションを模索しながら日々サービス品質の向上に努めています。
今回リザービアとパートナー制度に取り組もうと思ったきっかけや経緯を教えてください。
弊社がローカルSEO(MEO)対策のサポートをした結果、実際の集客や予約につながったのか、実来店数の数値化が詳細にできないことが課題であると感じています。自分が店舗側であったら、この対策を行って実来店数にどのような影響があったのか数値で見えたらいいなと思うかなと。
そこで、自社で予約システムを構築して予約まで一気通貫してサポートするということも検討しましたが、集客・予約システムの領域に関しては力を持っていらっしゃるリザービアさんのお力をお借りして、弊社がサポートする店舗様の予約数にどのような影響が出ているのか、店舗様の集客にとって一番欲しいと思われる予約情報のデータも活用させていただけたら嬉しいなと思いお声がけさせていただきました。
今後のリザービアに期待することがありましたら教えてください。
是非、共催セミナーを行いお互いのサービスをクライアント様にご紹介する場を設けることが出来れば嬉しいなと考えています。3月か4月あたりにセミナーを実施したいですね。
そして、最終的にはMEOチェキとリザービア様の予約システムの連携を実現し、GoogleMapsからどのくらい予約が入っているか、ローカルSEO(MEO)対策と実来店に紐づく予約データの相関関係の可視化を行いたいと考えています。
御社の今後の目標、ビジョンを教えてください。
トライハッチは「今ここにない、未来を創る」をビジョンに今後も増え続けるインターネット上の店舗データを取得・整理し、定量データから確信性のある解を提供することにより、店舗のデジタルマーケティングを効率的・効果的に運用することに貢献していきます。そして将来的には「100年続く100億円企業」をつくってまいります。
最後に、メッセージをお願いします。
MEOチェキは更に店舗ビジネスの情報管理やデジタルマーケティングの効率化・効果最大化を加速化させるため、機能アップデートやユーザビリティ向上、サポート体制の充実化を行い、店舗ビジネスに引き続き貢献していきます。
複数店舗のGoogleビジネスプロフィール(旧Googleビジネスプロフィール)管理・運用には、多くの手間と時間がかかります。また、複数店舗運営における情報の改ざんリスクなどもあります。MEOチェキは、このような複数店舗運営を行う企業様向けの機能を豊富に備えていますので、ご興味ある方は当社までお問い合わせください。(勿論個店の方も大歓迎です!)
インタビューを終えて
現状に満足することなく目の前のお客様にお役に立てることはないかと考え続け、先を見据え行動していく姿勢がお客様にも伝わり27,000店舗導入という成果に繋がっていると感じました。 MEOチェキはもちろん、リザービアの人気サービス「Googleで予約」、そしてトライハッチ様との共催セミナーが、双方のお客様の成果により繋がるきっかけになるよう、今後も努めてまいります。
リザービアでは新規開業や集客に関するサポートも行っております。下記フォームよりお気軽にお問合せください!
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<企業概要>
株式会社トライハッチ
2018年1月創業。本社、東京都新宿区。代表取締役、武藤尭行。
2018年3月にローカルSEO(MEO)特化型メディア「Local Engine(旧:MEO対策の窓口)」を開始。その後、ローカルSEO順位計測・効果測定ツール「MEOチェキ」、クチコミ促進・管理ツール「星カクトくん」をリリース。創業時より、ローカルビジネスに特化したデジタルマーケティング支援に従事。
2019年8月 MEOチェキをリリース
「ITreview Grid Award 2022 Winter」のMEO部門において、「ITreview Grid Award 2021 Fall」に続き「Leader」を連続受賞