monohair様は、東京都町田市にあります。
セット面4面、シャンプー台2台の美容室。
代表の宇野様に、開業から今に至るまでの、クーポンサイトに頼らずに成功したWeb集客方法についてお話しをお聞きしました。
開業前に750記事!?
Q 開業してどれくらい経ちましたか?
宇野様: 2年3ヶ月が経過しました。(2017年9月時点)
Q:開業前から取り組んだWeb戦略はありますか?
宇野様:monohairをオープンするまでに半年ありました。
この期間を利用してお店のホームページを作ることを決意。
でも、予算もあまりかけれないため、自分で作ろうと思いました。
できれば、他にないホームページを作ろうと思ったのです。
Q:他にはないホームページとはどんなものですか?
宇野様:お店のホームページをご覧いただくと、店名をタイトルにあえて入れていないことがわかります。
【町田の美容院知恵袋】というタイトルにしました。
一般的にタイトルのセオリーは、エリア+美容院+店名です。あえてそこを無視しました。
Q&A項目をメインにして、ユーザーにとって有益な情報発信をメインにしました。
そして、ユーザーがこのサイトの美容院はどこか?とおもった時に、【monohair】が伝わればいいなと考えました。
Q:開業前からサイトの作成に入ったとのことですが、
具体的にどう作成していったのですか?
宇野様:お店のオープンまで半年間ありました。
そこで私は、圧倒的に記事数を増やすことを目的にしたのです。
この半年間で、750記事以上書きました。(1ヶ月で125記事、1日4記事以上)
ホームページの記事数を増やす(SEO)ために取り組んだことは、カラオケボックスに10時間篭って、ひたすらボイスレコーダーにQ&Aの内容を吹き込みました。
実は、私文章書くのが苦手で(笑)だから、ボイスレコーダーにとってその声を文字起こししてもらうために、
ライターに依頼したのです。
クーポンサイトにできれば頼りたくない
Q:オープン前から750記事以上。すごいですね!その効果を教えて頂けますか?
宇野様:オープン初月からクーポンサイトに頼らずにホームページだけで、オープン前から20件以上、既存のお客様も含めて予約してくれました。
750記事以上書けたおかげで、ホームページにアクセスが集まるようになったので、後は予約に繋げるだけです。うちでは、【リザービア】を使わせて頂いています。
お店をオープンする前に、友人や先輩のオーナー様方にお聞きして、リザービアの評判が良かったので導入を決めました。
Q:実際にリザービアを導入していただいていかがですか?
宇野様:シンプルで使いやすいですね。
お客様が予約するとき面倒な顧客登録がないので、お客様も予約が楽だと喜んでいただいています。
独立当初1人で開業したため、極力電話予約を減らしたかったんです。
だから、ホームページ内で電話番号がすぐわからないようにあえてしました。
その結果、全予約の内9割がWEB予約からとなっています。
リザービアは、スマホから予約が見やすいのも大変気に入っています。
私が、ホームページを作成する上でこだわったのは、スマホユーザーが予約しやすい点です。
このように、
どのページを見てもすぐ画面上部からWEB予約できるように工夫をしました。
また、予約ボタンと同様に口コミもお店選びの際にお客様から多く見られるので、画面上部に設置するように工夫しました。
すぐ予約できない人への配慮
Q:ソーシャルメディアの活用法を教えてください。
宇野様:ホームページに訪れてくれた人は、すぐ予約をしてくれるとは限らないと思っています。
そこで、LINE@とFacebookから「髪の悩み」について質問を受けています。
うれしい悲鳴なのですが、毎日、多くのホームページをご覧いただいた方から、髪の悩みについてのご質問をいただいています。
これは余談ですが、帰宅後もスマホを手放せないので妻がイラッとすることもしばしば(笑)
質問を受けるというスタンスは、成功していますが、時間配分など考えないとプライベートの時間を削らないといけなくなる危険性がありますw
まとめ
monohairの宇野様からお話を伺い思ったことは、お店のホームページを育てることの重要性です。
おそらく日本全国探しても、開業前の半年間で750記事以上を書いた美容室のオーナー様はいらっしゃらないのではないでしょうか?
ホームページが育てば、多くのアクセスが集まってきます。
アクセスが集まれば、予約につながる導線をしっかり整えることで、予約につながることが改めて認識することができました。
そして、ホームページをご覧になった方々は、予約する時点で、宇野様のファンになっています。
なぜなら、宇野様を指名してご予約してくることが多いためです。
このように、専門性を発信し続けることで、会っていないのに「ファン化」することの成功モデルを教えていただきました。
宇野様
この度は、お忙しい中お時間を割いていただき、誠にありがとうございます。
今後、貴店がさらなる発展をすることを願っております。
monohair 代表 宇野様
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