銀座駅から徒歩2分という好立地にある、大人気のネイルサロン『la vela tokyo』は、「大人ニュアンスネイル」をテーマに、銀座・丸の内の都心エリアで働く女性を中心にさまざまなお客様から支持されているネイルサロンです。
『la vela tokyo』では、2021年8月より予約システム『リザービア』をご利用いただき、自社予約の実現と、大手クーポンサイトの無料化を実現しています。
今回は、『la vela tokyo』のオーナー 田崎 明日香様に、『la vela tokyo』が高い人気を誇る集客の秘訣と、予約システムの活用についてお話を伺いました。
目次
銀座エリアのお客様のニーズに応える、高いレベルの技術と接客の両立を実現したネイルサロン
『la vela tokyo』の特徴と、魅力を教えてください。
『la vela tokyo』は、ホテルライクな空間で、高品質なサービスを提供するネイルサロンです。
当サロンのお店づくりは、五つ星ホテルを参考にしており、グレーとゴールドを基調とした落ち着いた雰囲気のなかで、お客様にゆったりとお過ごしいただけるような空間が特徴です。
勤務するネイリストの接客面にも力を入れており、高品質なサービスを提供するためにこだわっているポイントです。
ネイルのデザインとしては、「大人ニュアンスネイル」をテーマにしています。
当店のInstagramにもスタイルを掲載しており、当サロンが得意とするデザインに共感してくださる、幅広いお客様に多くご支持をいただいております。
ネイルサロンの『接客』に注力するようになった理由を教えてください。
一番の理由は、やはり当サロンが銀座エリアにある店舗、というのが大きいです。
銀座エリアにいらっしゃるお客様は、様々な一流のサービスに触れる機会が多くあります。当サロンにいらっしゃるお客様のなかには、様々な高級店のサービスに精通されている方や、一流ホテルや百貨店などに勤務し、サービスを提供する側として働かれている方もいらっしゃいます。
そうしたお客様が求めるのは、やはり品質の高い接客であり、レベルの高いサービスが求められる環境にあります。
私自身も、他のネイルサロンに通うのが好きなのですが、さまざまなネイルサロンに足を運んで感じるのは、どんなにデザインが良くても、サービスや接客の改善にはそれほど注力していない店舗が多いことを感じていました。
サービス、接客、デザインの3点が良いサロンこそ、お客様に満足していただけるサロンと考えており、『la vela tokyo』も、この3点に注力し取り組んでいます。
その結果、現在では多数の高評価の口コミをいただけるようになり、銀座エリアでもトップの口コミ評価をいただけるようになりました。
『la vela tokyo』には、どのようなお客様がいらっしゃるのでしょうか。
当サロンに通っていただいているお客様でもっとも多いのは、銀座や丸の内といった近辺で働かれている20代後半~40代前半の方々です。また、近郊にお住まいの方も多くいらっしゃいます。
ただし、銀座エリアということもあり、年代やエリアを問わず、幅広いお客様からご好評をいただいております。
現在の場所に店舗を移転してからは、Instagramや口コミを見て、当店の得意とする「大人ニュアンスネイル」や店舗の雰囲気を気に入っていただき、遠方からお越しくださるお客様も増えてきています。
高いレベルのサービスを実現するためには、スタッフの育成が不可欠だと考えます。どのような体制づくりを行っていますか。
スタッフの育成に関しては、技術面と接客面のスキルの体系化を行っています。
コロナ禍で店舗の業務がゆるやかになった際には、社内向けのマニュアル作りや動画の作成など体制の整備を行い、体系化してスタッフが学べる環境をつくりました。
また、こうした体制の構築には、「私の分身」ともいえる、オープン当初から一緒に働いてくれているスタッフが2名いるという点がとても大きいです。
彼女たちが、高い目線で日々の業務に取り組み、新しいスタッフが入った際も指導にあたってくれるので、新しいスタッフでも同じような接客レベルを保てるという点が当サロンの強みです。
こうした体制づくりを行うことで、高いスタッフの定着率を誇っています。
激戦区・銀座エリアでの開業。現在は海外からのお客様も訪れる人気のネイルサロンに
『la vela tokyo』は、2017年に開業されました。激戦区の銀座エリアで開業したきっかけを教えてください。
私はもともと、ネイリストとして銀座の大手ネイルサロンで4年間働いた後、1年間カナダに留学をしていたのですが、ちょうど日本に帰ってきたタイミングで、表参道や青山エリアにある有名なサロンが、相次いで銀座に移転するという業界の動きがありました。
美容業界で、銀座エリアがこれから盛り上がるタイミングと感じましたし、私自身も銀座エリアでのネイリストとしての経験がありましたので、この機会にネイルサロンを銀座に開業したいと考えていたところ、縁があって、お知り合いの方のサロンを引き継ぐ形で借りることができました。
開業当初は、どのような方法で集客を行っていましたか。
前オーナーから引き継いだクーポンサイトからの集客が主で、口コミが高評価だったため自然と集客もできていました。
サロンを引き継ぎ開業したこともあり、元々あった商材が借りられたことに加え、前の店舗のお客様も引き継ぐ形でスタートすることができました。この点は、非常に幸運に助けられたと感じています。
現在の集客方法を教えてください。
既存のお客様からの紹介のほか、大手クーポンサイト数社と、ホームページ、Instagramがメインです。
ただ現在では、キャンセル等で当日枠が空いた直後に予約が入るケースもあるので、新規の集客には、それほど力を入れていない状況です。
当サロンはGoogleの口コミが良いのもあり、海外のお客様からGoogle経由のご予約やお電話をいただくことがあります。
その他、直接のご来店などをしていただくケースもあり、毎日3~4件は当日のご予約があります。
海外からのお客様の獲得は、当初から想定されていたものだったのでしょうか。
いえ、元々対象としていたわけではありません。
ただ、海外からのお客様が増えてきたのに伴い、現在では店舗に英語で書かれた料金表や同意書を用意するなど、インバウンド対応を行っています。
また、Google予約も英語のメニューを用意しています。その結果、海外からのお客様にも、Google連携の予約が使いやすいとご好評をいただいております。
コロナ渦に予約システムの変更を決意。リザービアを選んだポイントとは
予約システム導入のきっかけと、その中からリザービアを選定した理由を教えてください。
以前は前オーナーから別の予約システムを引き継ぐ形で使っていたのですが、コロナ禍に入り不便さを実感し、このタイミングでシステムを切り替えようと決意しました。
以前のシステム運用では、店舗に行かないと予約状況が確認出来なかったり、結果的に電話対応もすごく増えてしまうような状況でしたので、代替となる予約システムを探したところ、いくつか候補となるものを見つけたのですが、リザービアはまさに当店が求めていた機能が揃っていて、価格帯もマッチしたので、導入を決定しました。
リザービア導入後の、メリットや効果を教えてください。
予約台帳やカルテを紙から電子化したかったので、実現出来たことが良かった点です。
特に電子カルテは、導入したことで、iPadで各席からカルテを見れるようになり、大変便利になりました。
また、お客様目線で見た際に、リザービアは「予約がスムーズに進む」点もポジティブに感じています。
例えば大手クーポンサイトも、サクサクと動く操作感がユーザーに好まれる理由だと考えており、リザービアも、お客様目線で使いやすい操作感を持つ予約システムという点が気に入っています。
数値的なインパクトとしては、予約システム導入時に目標としていた、大手クーポンサイトの無料化を今年(2023年)実現できた点が一番大きかったです。
これにより、広告宣伝費を削減することができたので、その分お客様へのサービスや、従業員へ還元していく予定です。
リザービア導入後の、店舗での活用方法を教えてください。
リザービアを導入するにあたって、接客時のクロージングの設計を見直しました。
お客様には、施術後にアプリや公式LINEの登録についてお声がけし、自社からの予約をいただくことでクーポンサイト経由よりもお得になる、ということをお伝えするようにしています。
お客様からも、自社からの予約が一番安いという点は、明確でわかりやすいとご好評をいただいています。
ネイルを軸に、様々な事業展開を実施。すべてはお客様とスタッフのために
『la vela tokyo』は、店販にも力を入れていると伺っています。お話を聞かせてください。
『la vela tokyo』では、店販でジュエリーを取り扱っています。かねてより、ネイルに合うジュエリーをお客様に提案したいと思っており、販売をスタートしました。
私自身もジュエリーが好きで、ネイリストでなかったらジュエリーデザイナーになりたかったほど思い入れが強かったので、私自身も楽しんで商品を扱っています。
スタッフも身に着けるのを楽しんでくれており、お客様からもご好評をいただいています。なかには、ジュエリーを目的に店舗に来てくださるお客様もいらっしゃいます。
店販で取り扱う商品には、こだわりを持っています。私たちは、大きい問屋さんやパートナーさんからの仕入れにはあまりこだわっておらず、洗顔や化粧水も、自分たちで見つけてきたよいものを店舗で取り扱うようにしています。
サロンのほかに、ネイルスクールを運営されているとのことですが、どのような背景でスタートされたのでしょうか。
2年前から、学びたい技術をマンツーマンで学べるスクールとして、ネイルスクールを開講しています。
ネイルスクールを立ち上げた背景は、『la vela tokyo』の技術を広く教えることはもちろんのこと、一緒に働くスタッフのセカンドキャリアの構築を考えてスタートしました。
ネイリストのキャリアを長い目で見ると、やはり体力的な面などから、40代、50代になってもネイリストとして仕事を続けている方はあまり多くないのが実情としてあります。
スタッフに長く続けてもらうためにも、サロンワークだけではない形を用意できないかと考え、今後はスクール用に別店舗を借りるなども検討しており、大きく展開する準備をしています。
一緒に働いてくれているスタッフも、スクールを楽しみにしてくれていたり、長く働ける安心感を持ってもらえるような環境づくりに繋がっていると思います。
今後の『la vela tokyo』および、事業の展望を教えてください。
サロンの更なる充実化はもちろんのこと、ネイルスクールの拡大を行うとともに、将来は海外にも店舗を出したいと考えています。
私自身も、留学経験が今に活きていると感じており、ぜひスタッフにも若いうちに海外での経験を積んで欲しいと考えているので、海外にネイルサロンをオープンすることで、スタッフが経験を積める環境づくりをしていきたいです。
そのためには、店舗を安心して任せられるスタッフをより増やしていく必要があると感じており、ゆくゆくは、自社のスクールでネイリストを育てて、自社のサロンのスタッフとして雇用していける体制を作っていきたいです。
編集後記
今回、『la vela tokyo』の田崎様のお話をお伺いし、スタッフを大切にするお気持ちと、経営者としての視座の高さに感銘を受けるとともに、高い口コミ評価を獲得することで、激戦の銀座エリアでGoogle予約に繋げた集客方法は、他のサロン様の参考にもなると感じました。
『la vela tokyo』では、現在ネイルスクールを開講しています。銀座の人気サロンで働く、プロのネイリストからマンツーマンで実践的な技術やデザインを学ぶことができるスクールです。
ご興味がある方は、ぜひ『la vela tokyo』のネイルスクールのホームページをご確認ください!