この記事でわかること
- 予約でのクーポン利用率は12か月で14.5%→16.2%と、少しずつ上がっている
- 平均の値引き率は約18%(定価と割引後価格の両方が設定されたクーポン)
- クーポンは新規のお客様獲得だけでなく、閑散期の予約を増やす手段にも使える
調査概要
リザービアに登録された予約データをもとに集計しました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 調査主体 | リザービア(自社データ) |
| 対象期間 | 2025年7月〜2026年6月(12か月) |
| 対象 | 現行システムを利用する全国のサロンの予約 |
| 集計方法 | 予約管理システムに登録された予約データを集計(キャンセルされた予約を除く) |
※クーポン利用率=予約全体のうち、クーポンが使われた予約の割合です。平均の値引き率は「定価」と「割引後価格」が両方設定されているクーポンに限定して計算しています(サロンごとにクーポンの設定方法が異なり、金額指定型・割合指定型など複数の形式があるためです)。
予約のクーポン利用率は約15%で少しずつ上昇
クーポンが使われた予約の割合は、直近12か月で14.5%→16.2%と、少しずつ上がっています。予約の約6〜7件に1件はクーポンが使われている計算です。

1年で+1.7ポイントの伸びは、数字だけ見ると大きくはありません。ただ、下がらずに上向きで安定していること自体が、クーポンが集客の定番手段として根づいていることを示していると考えられます。
クーポンの平均値引き率は約17〜18%
定価と割引後価格の両方を設定しているクーポンでは、平均の値引き率は約18%でした。月ごとに見てもほぼ17〜18%の狭い範囲におさまっており、リザービアを利用するサロン全体で、値引き幅がある程度そろっている様子がうかがえます。

お客様から見れば「クーポンを使うと2割弱お得」という水準が、リザービアを利用するサロンでは標準的な目安として機能しているとも言えます。値引きが深すぎると利益が減り、浅すぎるとお得感が伝わりません。18%前後は「使いたくなる」と「利益が残る」のちょうどいいバランスとして機能していると考えられます。
サロン経営への示唆
閑散期にクーポンを寄せる
クーポン利用率が下がらず安定しているのは、常に一定数のお客様がクーポンを目印に予約している証拠とも言えます。閑散期(1〜2月・9月)に合わせてクーポンを用意・配布することで、予約が少ない時期の落ち込みを緩やかにできます。
値引き率は17〜18%が目安(リザービア利用サロン実績)
値引き率を決めるとき、まず基準にしたい水準はこの調査データから読み取れます。18%前後を軸に、初回だけ深め・リピートは浅めなど、目的に応じて幅を持たせる設計が実務的です。
まとめ
クーポンは予約の約15%で使われ、平均の値引き率は17〜18%で安定していました。数字自体は派手ではありませんが、「一定量が使われ続けている」という定着ぶりそのものに実務上の価値があります。閑散期の予約を増やす施策や、値引き率を決める基準として、このデータを活用できます。
本調査データの利用について
本調査の数値・グラフを掲載・引用いただく際は、出典として「リザービア調べ」および本記事URLの明記をお願いいたします。
(引用例)出典:リザービア調べ「サロン予約のクーポン利用実態調査」(https://rsvia.co.jp/report/salon_coupon_usage_2026/)
