サロン予約のクーポン利用率は約16%で緩やかに上昇|平均割引率は17〜18%

サロン予約のクーポン利用率は約16%で緩やかに上昇 アイキャッチ

サロン予約システム「リザービア」の予約データを集計したところ、クーポンが使われた予約の割合は12か月で14.5%から16.2%へ上がっていました。予約の約6〜7件に1件はクーポン経由です。値引き率は月ごとに17〜18%の狭い範囲におさまっており、「2割弱お得」が標準的な水準として定着していることが確認できました。

この記事でわかること

  • 予約でのクーポン利用率は12か月で14.5%→16.2%と、少しずつ上がっている
  • 平均の値引き率は約18%(定価と割引後価格の両方が設定されたクーポン)
  • クーポンは新規のお客様獲得だけでなく、閑散期の予約を増やす手段にも使える
12か月でクーポン利用率は16.2%1年前は14.5%
クーポンが使われるのは6〜7件に1件予約全体に占める割合
平均の値引き率17〜18%

予約のクーポン利用率は約16%で少しずつ上昇

クーポンが使われた予約の割合は、直近12か月で14.5%→16.2%と、少しずつ上がっています。予約の約6〜7件に1件はクーポンが使われている計算です。

クーポン利用率の12か月推移
14.5%→16.2%(+1.7ポイント)と少しずつ上昇。予約の約6〜7件に1件でクーポンが使われている

1年で+1.7ポイントの伸びは、数字だけ見ると大きくはありません。ただ、下がらずに上向きで安定していること自体が、クーポンが集客の定番手段として根づいていることを示していると考えられます。

1年で+1.7ポイント。利用率は小幅ながら堅調に推移

クーポン利用率は12か月を通じて一度も下向きにならず、14.5%から16.2%まで上がった。伸び幅より「使われ続けている」ことのほうが、集客手段としての定着を示している。

クーポンの平均値引き率は約17〜18%

定価と割引後価格の両方を設定しているクーポンでは、平均の値引き率は約18%でした。月ごとに見てもほぼ17〜18%の狭い範囲におさまっており、リザービアを利用するサロン全体で、値引き幅がある程度そろっている様子がうかがえます。

クーポン平均割引率の12か月推移
値引き率は12か月とも17〜18%の範囲。サロンによる差が小さい。

お客様から見れば「クーポンを使うと2割弱お得」という水準が、リザービアを利用するサロンでは標準的な目安として機能しているとも言えます。割引率が高すぎると利益が減り、低すぎるとお得感が伝わりません。18%前後は「使いたくなる」と「利益が残る」のちょうどいいバランスとして機能していると考えられます。

リザまる

1万円のメニューなら、1,700〜1,800円ほど引く計算です。

割引率が高すぎると採算が悪化し、低すぎると訴求力が弱まります。他のサロンもこの水準に落ち着いており、目安として参考になります。

サロン経営への示唆

閑散期にクーポンを寄せる

クーポン利用率が下がらず安定しているのは、常に一定数のお客様がクーポンを目印に予約している証拠とも言えます。閑散期(1〜2月・9月)に合わせてクーポンを用意・配布することで、予約が少ない時期の落ち込みを緩やかにできます。「どう出すか」は、埋めたい枠から逆算すると決めやすくなります。平日の昼が空くなら平日限定・時間帯限定、新規のお客様を増やしたいなら初回限定、単価を落とさずに来店を促したいなら人気メニューに追加施術を組み合わせた内容にして、単なる料金割引にとどまらず、付加価値を高める形で提示することが有効です。また、全枠一律の割引を避け、稼働率を高めたい時間帯に絞って設定することで、利益率を保ちながら集客効果を高められます。

値引き率は17〜18%が目安(リザービア利用サロン実績)

値引き率を決めるとき、まず基準にしたい水準はこの調査データから読み取れます。18%前後を軸に、初回だけ深め・リピートは浅めなど、目的に応じて幅を持たせる設計が実務的です。

あなたのお店ではどうですか?

  • クーポン経由の予約が全体の何割か、把握していますか
  • 値引き率は17〜18%と比べて高すぎ・低すぎになっていませんか
  • 閑散期(1〜2月・9月)にクーポンを用意していますか

まとめ

クーポンは予約の約16%で使われ、平均の値引き率は17〜18%で安定していました。利用率は小幅ながら年間を通じて堅調に推移しており、集客手段として定着していることに実務上の価値があります。閑散期の予約を増やす施策や、値引き率を決める基準として、このデータを活用できます。

この記事を自店に活かす3ステップ

ステップ1:30秒で自店の数字を出す

  1. 直近1か月の予約表から、クーポンを使った予約の件数を数える
  2. 予約全体の件数で割って、クーポン経由の割合を出す
  3. 16%より高いか低いかで、自店の位置を確かめる

ステップ2:明日からできる3つ

  1. 値引き率が20%を超えているクーポンを洗い出す
  2. 閑散期(1〜2月・9月)に配るクーポンを先に用意する
  3. 初回は深め・リピートは浅めなど、目的別に幅を持たせる

ステップ3:特定の枠に限定して配信する

平日の昼間や閑散期(1〜2月・9月)など、稼働率を高めたい時間帯に絞って配信します。全枠一律の割引を避けることで、利益率を保ちながら集客効果を高められます。

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調査概要

リザービアに登録された予約データをもとに集計しました。

項目内容
調査主体リザービア(自社データ)
対象期間2025年7月〜2026年6月(12か月)
対象現行システムを利用する全国のサロンの予約
集計方法予約管理システムに登録された予約データを集計(キャンセルされた予約を除く)

※クーポン利用率=予約全体のうち、クーポンが使われた予約の割合です。平均の値引き率は「定価」と「割引後価格」が両方設定されているクーポンに限定して計算しています(サロンごとにクーポンの設定方法が異なり、金額指定型・割合指定型など複数の形式があるためです)。

本調査データの利用について

本調査のデータは「リザービア調べ」として引用いただけます。引用の際は、出典と本記事URLの明記をお願いいたします。

【出典記載例】
出典:リザービア調べ「サロン予約のクーポン利用率は約16%で緩やかに上昇」
https://rsvia.co.jp/report/salon_coupon_usage_2026/

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