2016年4月に東京の渋谷からスタートした
薄毛に悩む男性のためのヘアサロンINTI(インティ)の宮本様に下記のお話を伺いました。
- ヘアサロンを始めるに至った理由
- 開業前に考えていた成功するヘアサロンの3つの条件
- 予約システム導入から7ヶ月で予約数が181%になった理由
個人的なヘアの悩みとお客様の手紙から始まったヘアサロンINTI
宮本様:ヘアーディメンションに11年勤め、原宿の面貸し美容室のatreve(アトレーブ)でフリーランス美容師をしていました。その時、個人的に薄毛に悩んでいて、同じように悩んでいる人のために自分の美容師としての知識を使って改善する方法を匿名でブログに書くようになりました。
ブログを見たお客様から連絡をもらうようになり、実際に髪を切りに美容室まで足を運んでくれるお客様もいらっしゃいました。
その時あるお客様からもらった手紙が自分のヘアサロンをスタートするきっかけとなりました。
「自分はずっと薄毛にコンプレックスを持っていて、外出時はずっと帽子をかぶっている。髪もずっと自分で切っていた。薄毛のことを考えすぎてどうしたら良いかもわからず会社も休職する始末だ。」といった内容でした。しかしその後こう続いていました。「宮本さんに切ってもらってから、帽子を被らずに外出できるようになった。職場にも復帰できた。宮本さんのカット技術はうつ病をも改善するほど素晴らしいものだ。」
成功するヘアサロンの3条件
ヘアサロンを始めるとは言っても、都内の有名エリアは美容室はすでに多く、自分よりも優れている美容師は多いので、どんな条件が揃えば勝負できるのかずっと考えていました。
そこで見えてきたのが、3つの条件でした。
①明確なコンセプト
何がウリなのか、どんなサービスを提供するのかが明確。何を求めている人が行けば良いのかなどターゲットも明確。
②独創性
世に溢れていないもの。
独自の技術やサービス。
そして斬新なアイデア。
③永続的な需要
ある一定数の需要があること。流行りなどの一過性のものではなく、5年10年と長期的に需要が予想されること。
INTI(インティ)のターゲットは自分自身
インティのターゲットは30代の薄毛に悩む独身男性です。
自分自身がターゲットなので、自分の行動分析をして、悩みを深掘りしてターゲット像を明確にしていきました。
自分で知りたいことを自分の言葉で発信することが最大の集客方法
インティをオープンする2年前から自分の存在を明かさず、自分の知りたい情報を自分で記事にして発信していました。
その記事に共感してくれたお客様がお店に通ってくれています。
髪に悩みをかかえるお客様は検索結果100番目までくまなく探す
一般的には検索結果は1ページを見てほとんどのお客様は離脱していきます。しかし、悩みを抱えていらっしゃる人はくまなく探します。たとえ検索結果が10ページ目の100番目でも探します。
それだけ悩みを解決したい気持ちが大きいです。
その解決策がインターネットの記事を読むか、専門医療院に行くしかなく、気軽に立ち寄れて相談できる場所がありませんでした。INTIはヘアサロンという立ち位置で、個室で髪の悩みを打ち明けられ、ヘアカットのプロとして頭皮を綺麗にする、成長因子を投入する、植毛まで全てアドバイスできる場所です。
Line@と電話からの予約対応に当てていた時間をお客様と向き合う時間に変えたかった
オープン当初、Line@と電話から予約を受け付けていました。しかし、予約の対応に追われるようになり、業務に集中できなくなってきました。
そこで、予約システムの導入を考えるようになりリザービアの予約システム導入を決めました。
予約管理システムを導入したことで、施術に集中する時間が大幅に増えました。(→手間削減)
電話とLine@のみで予約を受け付けるなんて今では考えられないです。
電話を受けた時はお客様向けのアプリで予約を代行していれる
予約でカレンダーが埋まってしまった時、代わりに電話で予約を受ける時があります。
そんな時はお客様向けのサロン予約アプリを立ち上げて、お客様に変わって予約を代行します。個人携帯でお客様に希望メニュー、日時、お名前、メールアドレス、電話番号を会話の中で確認し、自分のスマホで代行で予約を入れます。
そうすることでデスクトップやノートPCから離れていても、予約を受け付けることができます。
美容業界で新たな価値を創造できる仲間を募集中
コンセプトをぶらさないように、全国で悩んでいる人の助けになるように店舗を増やしていきます。
大阪店舗をオープンする前に、大阪から東京まで足をはこんで髪を切りにきていただけるお客様もいました。
お客様の期待にこたえるには、まだまだ一緒に挑戦できる仲間が足りていません。
僕たちの会社はベンチャーです。美容業界で新たなことに挑戦できる仲間を募集しています。