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スタッフファーストとクオリティを両立するダメージ予防サロン。リザービアで無駄を最小限に

  • allier(アリエ) / 内田 佳希様
  • 愛媛県松山市

スタッフが余暇を確保できるように、無駄を最小限にする。

愛媛県松山市にあるダメージ予防サロンallier(アリエ)は、スタッフファーストの考えのもと、スピード感のある育成と技術力のキープに取り組まれています。

どのような店舗運営をされているのか。allierの内田 佳希様にお話を伺いました。

スタッフ育成と集客のかけ算から、1店舗内で2ブランドを運営

お店のコンセプトを教えていただけますか?

会社全体で共通しているテーマは「ダメージ予防」です。

痛ませないカラー、痛ませないパーマ。「痛ませない」ことをコンセプトにしています。

当店では「エイジングケア」も掲げています。「髪質が変化してきた年代に対して、どういうアプローチができるか」をテーマにしています。

事前にwebで情報を見させていただいたのですが、同じお店で韓国風カットも提供されているのでしょうか?

1つの店舗内で、「エイジングケア」と「髪質改善 × 韓国風」を別ブランドとして提供しています。

店舗内で集客を分けているイメージですね。ホットペッパービューティーのページもそれぞれあります。

カルムアリエ(CALME allier)髪質改善&韓国ヘア専門店 allier

 

エイジングケアのほうは、ショートカットやダメージ予防、髪質変化について。韓国風は、顔周りのデザインやロングヘアをメインで扱っています。

若手のスタッフは、ブームやトレンドのスタイルをしたい方も多いので、関心があるもので集客して自分がやりやすいお客様を担当していく。

キャリアがあるスタッフは、自分と同世代のお客様を施術するほうが得意だと思うので、同じ悩みを持った人を集客して、トレンドだけでなくやりやすさに重きをおいて長く美容師をする。このようにコンセプトを分けています。

スタッフ教育の観点で集客を分けているんですね

スタッフ教育と集客のかけ算ですね。

スタッフに無理をさせない。お店の形に無理やりはめるのではなく、働き方のバリエーションを持っておく。スタッフが働きやすく、キャリアアップできるようにする。

たとえば、韓国風のブランドではパーマとメンズのメニューを置いていません。パーマとメンズカットができなくてもデビューできるので、教育期間が半年くらい短くなります。

給料を稼ぎ出すのが半年早くなる。プレッシャーも半年分減る。失敗するリスクも減る。若手のスタッフはだいぶ過ごしやすいと思います。 

無駄を最小限にしてスタッフの余暇を確保する

働きやすい環境を作るためにされていることはありますか?

まず、挨拶を大事にしています。当店は朝と夜の挨拶が決まっています。

「おはようございます。今日も1日よろしくお願いします」「お疲れ様でした。明日も1日よろしくお願いします」

スタッフの上下関係なく、この挨拶を必ずしています。

指示伝達を敬語にしたり、「ワンオーダー・ワンサンクス」という方針もあります。ちょっとしたストレスがかからないようにすることを大切にしています。

※ワンオーダー・ワンサンクス…「1つ頼んだら、1つ感謝を伝えよう」という取り組み

 

あと、美容室のわりに帰るのが早いかもしれないです。

担当者と、もう1人残っていればいいので、18時には閉店作業がほとんど終わっています。

余暇 —— 自分の時間 —— をきちんと取れれば、だいたいのことは解決するんじゃないか」というオーナーの考えがあります。会社がスタッフを拘束する時間を短くして、スタッフが自分の時間を取れれば、施策より効果的になるのではないか、と考えているんです。

スタッフ教育にはYouTubeを活用しています。教えることを動画にしているので、教育者は育成スタッフにつきっきりでなくていいんですよ。

「動画のわからないところを聞いてください」と伝えています。

何回も聞くのは気まずいですし、動画なら自分で振り返ることができます。教育者も質問が絞られて上がってきますから、お互いに時間をうまく使えていますね。

いい意味で、接点を減らしたほうが人間関係にもいいと思います。

スタッフの余暇を確保しながら業務改善もされているのでしょうか?

もちろんです。リザービア導入もその1つです。アリエはスタッフ全員参加のミーティングもありません。

個々にヒアリングした内容をまとめる。決めたことをYouTubeにアップする。「わからないところがあったら言ってください」の繰り返しです。

案件があったとき、関わる何人かにヒアリングして意見交換をします。

いいなと思うものを10分くらいの動画にして、「これでいいと思うんだけどどうかな」や「これでやります」と、スタッフに連絡して進めることが多いです。

全体ミーティングをしても、全体の前で意見を言える人って少ないと思うんですよね。個々に聞いたほうが思っていること・感じていることを話してくれます。

育成スピードとクオリティをいかに両立するか

うまくいっているサロンには秘訣があるんですね

うまくいっている反面、問題もあります。

このやり方だとクオリティが保ちにくくなるんです。サロンのクオリティはどうしても反復時間と比例してしまうところがあるので。

「どうやってクオリティを上げていくか」は、また別の課題ですね。

クオリティを上げるために必要なことは何でしょうか?

1番の課題は技術力です。

当店は、スタッフ教育をシンプルにして、マニュアルを整備して無理のないスピード感を優先しているところがあります。なのでスピードを維持しつつ、技術力を向上させていくのが課題ですね。

若手の育成をしつつ、店舗全体の技術を上げるのが課題ということでしょうか?

課題は2つあります。1つは若手の育成です。もう1つは、技術って劣化するんですよ。

ベテランだからうまいっていうのは、間違いだと思います。ベテランのほうがやり方がぐちゃぐちゃなこともあるんですよ。

培った技術をどうやってキープするか。10年スパンで考えた教育の流れが必要だと考えています。

勤続年数と技術レベルは必ずしも一致しないんですね

人間のタイプを考えるといいかもしれません。

主体的に学び続ける人ばかりではないですよね。受動的な「現状維持」タイプの人もいます。

お店の看板のなかで働く際は、「できたらいいや」だとお店の看板の価値を下げることになります。アリエはどの基準で技術力をキープするのか。この基準を上げたいイメージですね。

デビューから3年目ぐらいまでに言われることを中堅、ベテランになっても見直して技術の劣化を防いでいくと考えています。

スタッフのモチベーションをあげる取り組みはされていますか?

モチベーションに関しては、その方の未来と相談だと思います。

管理者になりたいのか。プレイヤーでいきたいのか。ママさん美容師としてライフワークバランスを取って働きたいのか

ライフワークバランスを整えて働きたい方だったら、優先順位も変わると思うんですよ。

 

「勤務時間は短くしても美容師は続けたい」「ある程度の収入は欲しい」「旦那に依存したくない」

このような要望を聞いた上で、できることから行動プラン・達成プランをを提示します。

管理者を目指す場合は、技術よりも人望の集め方。プレイヤーの場合は、スキルとアシスタント教育、給与に対してどういうプランがあるのかを提示します。

オペレーションのマニュアル化で再現性を高める

リピート率アップの工夫は何かされていますか?

あまりよく聞こえないかもしれませんが、オペレーションを全部決めています。

来店してからクロージングまでの流れをマニュアル化しています。

スタッフが独自のやり方をするのではなく、マニュアルに沿ってお店のコンセプトや来店サイクルの理由を説明した上で、次回来店を提案するようにしています。

マニュアルでやり方が決まっている良さもありそうですね

最初のうちは、クロージングでの言葉選びも難しいと思います。

マニュアルを通して、顧客の増やし方を学び、力にしていって欲しいですね。

「決められたことをやる」から始めるほうがやりやすいし、「失敗リスク=自信を無くす」を極力避けれますね。必要なスキルも下げれるので、みんなができます。

システムがシンプルなほどミスを減らせる

予約システムを変えようと思ったキッカケを教えていただけますか?

業務量を減らしたかったのが1番の理由ですね。

以前使っていた予約システムには不便なところがあったのでしょうか?

以前は、1つの予約を何回も打ち込まないといけなかったんです。

ホットペッパービューティー、予約システム、紙の予約表。電話で予約を受けたら、この3つに予約情報を打ち込んでいたんです。

絶対にミスが起こりますよね。

リザービア予約ページ

リザービアを使っていて便利さを感じることはありますか?

リザービアを導入して、朝の開店作業がシンプルになりました。

シンプルになればなるほどミスって減るじゃないですか。ミスがある1日と、ミスがない1日では「疲れ」が全然違うと思うんですよ。

ミスがないだけでスムーズに働けると思うんですよね。

他にもラクになったことはありますか?

あとは予約入力ですね。仕事が終わってからの業務が減りました。以前は予約が連動しないので、予約が入ったら仮に打っておかないといけなかったんですよね。

退勤後22時や23時に予約が入ったとき、クーポンサイトを開いて予約を打ち込んだり、POSのほうにも自分の名前で枠だけ埋めたりしていました。

今はこの作業が減り、安心して余暇を過ごせています。スタッフからも好評です。

 

最後に、今後の展望を伺えますか?

1番壮大なテーマとしては、続く企業になりたいです。

美容室は、お客様やスタッフの生活の一部になっていますよね。だからこれから10年、20年、30年と続く企業でありたいなと思っています。

そのために改善を繰り返して、その時代にあったあり方や不変の芯を大切にしたいと考えています。

まだまだなのでだいそれたことは言えないですが、私たちのやり方に賛同してくれるスタッフやお客様など、せめて自分たちの近くの方々が幸せであるような企業であれたらなと思います。

 

編集後記

スタッフの関心があること、得意なことで集客する。

スタッフの要望に合わせて、お店でできることを提示する。スタッフが余暇を確保できるよう無駄は最小限にする。スタッフを尊重しつつ技術力をキープする。

表には見えない企業努力を続けることで、スタッフだけでなく、お客様にも喜ばれリピートに繋がっているのだろうなと思いました。

興味を持たれた方は、allierのホームページInstagramをご覧ください。

  • allier(アリエ)
  • 愛媛県松山市保免中2-2-10

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