Rr salon TOKYO代表 加藤 隆一様は、東京と名古屋に5店舗美容室を展開されていらっしゃいます。
それぞれコンセプトの違う美容室様ですが、今回は、代表加藤様とスタッフ1名の隠れ家美容室Rr salon TOKYO様でのインスタグラムから毎月100名以上集客できている3つのポイントとは?
について話しをお聞きしました。
サロンコンセプト
オーガニック
髪にも
人にも
環境にも優しい
シンプルナチュラルで
品のあるスタイルと
落ち着いた空間で
最新の技術スタイルを提案。
Rr salon TOKYOはどんな美容室ですか?
【セット面2台・シャンプー台1台・スタッフ2名で300万近く売り上げています】
Q:お店のターゲット層をお伝えください。
加藤様:
20代半ば〜50代・60代のセレブ層です。
中でも、コアなメインターゲット層は
30代半ば〜40代後半となります。
Q:ターゲット層に共感していただくためのお店のウリ3つを教えてください。
加藤様:
①他店では真似できない!お客様がうっとりする「艶髪」を提供
出典:https://www.instagram.com/rr_daily/
当店のオリジナル技術で、お客様がうっとりする「艶髪」を提供しています。大変評判が良く、インスタグラムをみて「私もその艶髪にしたい!」と新規のお客様からご予約をいただいております。
また当店では、お客様がご自宅でスタイリングしやすいように、「再現性」を徹底的にお伝えしています。
②著名人の奥様も安心して通い続けることができる「隠れ家」
当店は、著名人の奥様が多数来店いただいており、その方のインスタグラム・フェイスブックからの紹介が
非常に多いのが特徴です。当店は、マンションの1室にあり、看板を出していませんし、クーポンサイトも店名も出していません。
完全に知る人ぞ知る美容室で、新規のお客様は最初お店の場所がわからず、電話してきます。
③ハイエンドのものにこだわっている
著名人の奥様やセレブ層にご来店いただいておりますので、
ハイエンドな飲み物をご提供しております。
どのような手段で集客をしていますか?
出典:https://www.instagram.com/rr_daily/
Q:成功している集客施策を教えてください。
加藤様:
インスタグラムからの集客が成功しています。
ポイントは3つです。
①インフルエンサーを見つけること
インフルエンサーを見つけるためにこだわっていることは、お店で、自信があるメニューを最大限に尖らせることです。
当店の例で言えば、「#艶髪」となります。
出典:https://www.instagram.com/explore/tags/艶髪/?hl=ja
また当店は、運が良いのですが、某全国有名美容雑誌の編集・ライターの方が、インスタグラムで当店について発信をしてくれています。
また、新規のお客様はインスタグラム経由が非常に多いため、インフルエンサーのお客様の場合が非常に多いです。
そして、インスタグラムは@マークでタグづけできますので、タグづけの許可が緩いのも特徴の一つであると思います。
②見えない努力をすること
お客様が当店のことをどんな投稿してくださっているのか毎日確認することです。
その投稿に対して「いいね」や「コメント」をしてコミュニケーションをとることが非常に重要であると思います。
また、フォロワーが多くても少なくても次もやってもらえるように、ダイレクトメッセージをする。こういった地道な努力が成功の秘訣です。
③個人アカウントとお店アカウントを分けて活用すること
他店の美容室様のインスタグラムのアカウントを拝見すると、ご飯ネタ・旅行ネタ・髪のことなどバラバラで一貫性がないものが
多いという印象です。そのように投稿内容がばらけてしまうと、お店の強みがなかなか伝わらないと思います。
そこで、当店ではお店アカウントと個人アカウントを分けています。
お店アカウントでは、「#艶髪」を中心に投稿。
個人アカウントでは、趣味のサーフィンや車について投稿しています。
お店アカウントを作成するために、Facebookページと連動することや、最初は、フォロワー0からスタートしないといけないというデメリットはありますが商業用として使うのであれば、お店アカウントは必須です。
Q:失敗した集客施策を教えてください。
加藤様:
当店のあくまで事例ですが、フェイスブックでインスタグラムと同じように「艶髪」を宣伝しましたが集客にはなかなか成果が出ませんでした。
フェイスブックページのいいねを集めるのも苦労するわりに、広告を出稿しないとリーチしない仕様だったり、アルゴリズムで自然にリーチするのがなかなか伸びなかったりというのが集客に結びつかない原因だと思っています。
リザービアのここが好き
【操作性がシンプルで使いやすい】
加藤様:
ネット予約は、大変そうなイメージがあります。
しかし、リザービアは、操作性が非常にシンプルで気に入っています。
お客様が予約する時、
スタッフ選定→メニュー選定→日時選択→基本情報入力
(名前・TEL・Mail)の4ステップで完結します。
面倒な登録がいらないので、お客様はストレスフリーで予約できます。
また、ソーシャルアカウント(Facebook / Twitter / LINE)のログインから
予約できるのもお客様から評判が非常に高いです。
ネット予約にシフトしたことで、電話が減り、予約率が高いのも実感できています。
インスタグラムとも相乗効果が良いですね!
今後お店をどうしていきたいですか?
加藤様:
スタッフが働きやすい環境を整えてあげたいです。
5店舗のグループでバックアップして、みんなでどんどんできる仕組みづくりの構築。ソーシャルメディアを駆使したサロンにしていきたいと思っています。
インスタグラムをメインにお話ししましたが、あくまでデジタルツールです。
重要なことは、インスタグラムを見てご来店くださったお客様が、想像していた以上に、「艶髪」になれたというリアルな実感。
この実感があることで、インフルエンサーの方々がどんどんお店を宣伝してくださるのだと思います。
あとは、ありのままの自分で多店舗展開をできていくのが理想です。
リザービアスタッフのコメント
阿部:
Rr salon TOKYO代表 加藤様との出会いは、前職の時、今から5年前に一度お会いしたことがありました。
その時は、Rr salon TOKYO代表 加藤様は、ほぼ毎日「ブログ」を発信し続けていらっしゃいました。
5年前から、コンテンツマーケティングを実践していらっしゃり、新規集客を獲得という結果を出していた方という印象です。
あれから、5年が経ち今は「ブログ」をほぼ発信しておらず、インスタグラムでの集客に着目していらっしゃいます。
少し極端な言い方を言えば、「ブログ」は必要ない。インスタグラムで情報を発信することで「きてほしいお客様」にリーチして、集客につなげていらっしゃるのです。
私の立場からすると、ブログやホームページはストック型のツール。
つまり、グーグルやヤフーで検索したときにブログやホームページがインデックスされ、どんどん蓄積していきます。
それとは逆にインスタグラムは、いくら投稿したとしてもグーグルやヤフーに蓄積されることがないいわゆるフロー型です。
つまりインスタグラムで投稿して多くの見込み客の目に触れ「認知」してもらう。
そして、ブログやホームページに誘導して、リザービアの予約に繋げる。
このフローが集客において重要であると思います。
しかし、Rr salon TOKYO代表 加藤様の話をお聞きして、インスタグラムからでも集客に繋げることができるのだなと思いました。
最近よく聞く話ですが、20代の女性はインスタグラムのハッシュタグで、美容室・ネイルなどを検索して、グーグルやヤフーの検索エンジンをあまり
使わないと言われていますよね。
時代の流れが、そのようになっていくのかなという気持ちになった取材でした。新しいものをどのようにサロン集客に活かしていくのか昔成功している集客だけにとらわれず、何が良いのかを見ていくことも重要なんだなと改めて感じました。
取材を快く承諾していただいたRr salon TOKYO代表 加藤様にこの場を借りて感謝申し上げます。ありがとうございました。
今後、Rr salon TOKYO様がさらに発展することを願いまして、終わりにしたいと思います。
最後まで、ご覧いただきありがとうございました。
Rr salon TOKYO代表 加藤様