grønn(ギュルン)spa&hairは蒲田駅東口から徒歩7分、賑やかな駅前から外れた公園のすぐそばにある隠れ家サロン。完全予約制のマンツーマン施術で、日常を離れゆっくりくつろぎの時間を過ごせます。
今回は、grønn spa&hairのオーナー/スタイリストの鈴木様に、サロンのコンセプトや特徴、予約システムを導入した背景などを伺いました。
空間づくりにもこだわった、大人の女性向けの隠れ家サロン
お店のコンセプトや特徴を教えてください
当サロンは、「大人の女性を五感で癒す隠れ家サロン」をコンセプトにしています。
大人の女性がゆっくりと癒やされて、日々の疲れから解放される空間を作りたい、という想いで開業しました。
お客様にリラックスしていただくため、メニューはもちろん、サロン内でお香を焚くなど、雰囲気づくりや内装にもこだわっています。
ヘッドスパメニューについて、こだわりや他店との違いを教えてください
私自身もリラクゼーションが好きで、ヘッドスパを始め、様々なリラクゼーションを体験してきました。隣に他のお客様がいる状態で10~15分ほどのヘッドスパは、はたしてリラクゼーションと言えるのか、と疑問を持ちました。
当サロンでは完全マンツーマンで接客をしています。また、ヘッドスパだけで1時間、カットやカラーと合わせると、3時間ほどの時間をいただいています。
さらに、よりよいヘッドスパを提供できるように、美容師向け商材メーカーの研修を受け、技術と理論を覚えるとともに商材を揃えています。
実際のサロンは想像よりもゆったりした印象を受けました。内装のこだわりを教えてください
当サロンは7坪ほどですが、窮屈さを感じず、居心地よく過ごせるようにしたいと考えて内装を工夫しました。
たとえば、入口はガラス張りにして、オープン感を出しています。ただし、お客様には人目を気にせずにくつろいでいただきたいので、外から店内が見えないよう、入口付近に大きな壁を置いています。
席の鏡は大きなものを壁に直接貼り付けています。これは、お客様が全身を確認できるような大きさながら、窮屈さを感じさせない工夫の一つです。
鏡のうえの照明は最近つけたのですが、お客様から「ここに照明があると顔色がよく見える」「髪色が明るく見えるよ」などの感想をいただいています。
お客様からもご意見をお伺いし、今も内装の改善を続けています。
多くのお客様から悩み相談を受けるとのことですが、カウンセリングはどのような流れでされていますか?
お客様のやりたいことを極力優先したいので、まずはお客様にお話いただいています。お客様が悩みを出し切るまで、とにかく話を伺うことが大切だと考えています。
次に、お客様の話をもとに、何に悩んでいてどんな解決を求めているのかを整理します。その後、こちらから解決方法についてメニューやケア剤などの提案をしています。
当初はこちらから様々な提案させていただいていたのですが、あれこれ提案しすぎてしまうと、かえって迷ってしまうお客様もいらっしゃいました。そのため現在では、提案をする前に、お客様のお悩みをしっかりと把握するようにしています。
クーポンサイト脱却を目標に、予約アプリを活用
開業したきっかけを教えてください
私は前職も美容師で、当サロンを開業する前は別のサロンに勤めていたのですが、将来のビジョンは漠然としていました。指名をくださるお客様が増えてきて「いずれは開業したい」と思うようになりました。
美容師の仕事は嫌いではないけれど、アシスタントの指導などサロンワークをこなすだけの美容師でよいのか、と疑問を持つようになりました。このままサロン勤務の美容師を続けるのではなく、お客様がより満足できる空間を作りたい、と考えたのが開業のきっかけです。
サロンの場所や物件を決めた理由はなんでしょうか?
実は、蒲田で開業する予定はありませんでした。蒲田で働いていたこともありますが、駅前には競合サロンが多く人通りも多いです。賑やかな場所よりも、日常の音が気にならないところで物件を探していたんです。
ところが、蒲田駅から程よく距離がある静かな場所で、テナントを募集している物件があったんです。緑も近くにあり、すぐに不動産屋に連絡をしました。
それまで品川や横浜などの近隣エリアで探していました。しかし、なかなかピンと来る場所を見つけることができなかったんです。蒲田で物件を決めたときは、決め手があったというより直感で「ここだ!」と思いました。
現在の主な集客方法や、新規集客のために工夫していることを教えてください
リザービアとクーポンサイトを併用しています。
元々、クーポンサイトを使わずIntagramで集客しようと思っていましたが、開業直前に集客に不安を感じてクーポンサイトの利用を始めました。ただ、一番安いプランで利用開始したところ、なかなか新規の予約が入りませんでした。
そこで、1年間クーポンサイトを徹底的に使って集客しようと計画を立て、クーポンサイトのプランを上げました。スタイル写真を動画で投稿して施術をよりイメージしやすいようにするなどの工夫をするとともに、Instagramにも毎週必ず投稿するようにしました。
クーポンサイトやSNSを利用するのは当サロンが想定するターゲット層より若い世代という印象が強かったため、チラシの配布もしました。その結果、少しずつ新規のお客様が増え、現在では新規のお客様よりリピーターのお客様の割合が高くなっています。
リピーターを獲得するためにどんな工夫をしていますか?
お会計時に、リサービアの予約アプリ「サロンカード」を必ずご案内しています。サロンカードから予約していただくとクーポンサイトの新規来店クーポンと同じ価格で予約ができるなど、アプリ予約のほうがお得なことをお伝えしています。
3回来店すると1,000円オフの特典があることを伝えると、ほとんどの方が「次からこれで予約すればいいんですね」とおっしゃって、アプリをインストールしてくださっています。
このままいけば、当初の目標、1年間でのクーポンサイト脱却を達成できそうです。
アプリ予約の活用でリピート率アップを実現
予約システムを導入しようと思ったきっかけは何でしょうか?
クーポンサイトをいずれ脱却するのであれば、予約システムは必ず必要になると考えていました。クーポンサイト以外にも、Web上でサロンのご案内をして予約ができる媒体が欲しいと考え、予約システムを探していました。
探していたとき、Instagramの広告で見つけたのが、リザービアでした。
リザービアを導入しようと思った決め手を教えてください
Googleと紐づけられることです。もともとクーポンサイト以外では、Googleでの集客を考えていました。
LINEで予約できるシンプルなシステムも見たのですが、私自身はLINEを使うとき、企業からの未読通知が溜まってしまうと面倒くさいと感じるタイプなんです。
LINEよりもアプリを利用したいと考えたとき、リザービアが合っていそうだなと感じて導入を決めました。
リザービアを導入して良かったことを教えてください
お客様目線で、予約がしやすい点が気に入っています。また、サロン側としてもメニューの変更や予約ページの更新が圧倒的にやりやすいです。
さらに、アプリのサロンカードも使いやすいと感じています。たとえば、LINEでメッセージをみるときは、LINEを開いてサロンのアカウントを探さないといけないですよね。サロンカードだったら、他アカウントに埋もれずに、このアプリだけで済む手軽さが魅力です。
サロンカードをご案内することで、順調にリピーターのお客様を増やせています。
最後に、grønn spa&hair、および、鈴木様の今後の展望をお聞かせください
今いらっしゃるお客様を大切にし、「ここでしかできない」体験をもっと提供していきたいです。ゆくゆくはスタッフを増やし、店舗の拡大もできればと考えています。
編集後記
多くのお客様がリピートするサロンの共通点のひとつに、ターゲットにするお客様が明確で、その方々に喜ばれることを徹底的に考えて実行していることがあります。
7坪ながらゆったりくつろげる空間で、ヘアスタイルの要望や髪質の悩みをじっくり聞いてもらえ、極上のヘッドスパを心ゆくまで受けられること。grønn spa&hairは、お話を聞けば聞くほど、「大人の女性を五感で癒す隠れ家サロン」というコンセプトを体現していると感じました。
grønn spa&hairでは、ヘアスタイルの写真やお客様に向けてのメッセージをInstagramで発信しています。
記事を読んで興味を持った方は、 grønn spa&hairのInstagramアカウントをご覧ください。