美容師のマネージャーとはどんな仕事?必要なスキルは?|おすすめの経営本も紹介

美容師のマネージャーとはどんな仕事?必要なスキルは?|おすすめの経営本も紹介
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美容師として働き続けていくために、キャリアプランを立てている方もいると思います。そんな美容師のキャリアプランのひとつに、「サロンマネージャーになる」というものがあります。

美容師のマネージャーとは、どういう仕事をするものなのでしょうか?本記事では、美容師のマネージャーの仕事内容やマネージャーに求められるスキルについてなど、「美容師のマネージャー」について詳しく解説していきます。

キャリアを重ねて美容師として長く働きつづけたいと考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。

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美容師のマネージャーとは?

美容師のマネージャーとは?
美容師のマネージャー、と言ってもどんな仕事をしているのか、よく知らない美容師の方も多いのではないでしょうか。まずは、美容師のマネージャーがどんな仕事をしているのかについて見ていきましょう。

スタッフの統括や教育

マネージャーは、店舗に所属しているスタッフの統括や教育を担当する立場です。

スタイリストやアシスタントのスケジュール管理をして、シフトの作成や業務の割り振りなどを行います。スタッフの要望や不満を聞いて相談を受け、より働きやすい店舗を目指すのも業務の一環です。

また、店舗のコンセプトや方針に添って研修や技術指導、接客指導などのスタッフ育成を行います。スタッフ全体の質を高め、お客様に満足していただける店舗づくりを推進します。

商品の管理

マネージャーの業務のひとつに、商品の管理があります。シャンプーやトリートメント、ワックスなど、店舗で販売している商品の在庫管理をします。

単純な在庫管理だけでなく、販売計画の立案も業務に含まれます。売れ筋商品を分析し、どの商品をどれだけ仕入れるか、新しく販売を始める商品の選定などを行います。お客様の客層や店舗の方針を把握し、適切な商品を販売できるよう努めます。

店舗のメンテナンスやマネージメント

人や商品だけでなく、店舗のメンテナンスやマネージメントもマネージャーの業務です。

店舗の清掃はマネージャーだけが行うものではありませんが、責任者となり店舗の衛生管理をします。清掃だけでなく、使用している備品や機器を長持ちさせるべく、点検やメンテナンスも必要です。

また、店舗の方針やコンセプトに合わせてインテリアを配置し、ときには模様替えをして雰囲気づくりに努めます。

クリスマスや年末年始、ひなまつりや母の日など、季節ごとのイベントに合わせてキャンペーンを行う店舗もあることでしょう。そういった店舗では、イベントに合わせた飾り付けもマネージャーの監督のもとで行います。

店舗の経営計画

店舗の経営そのものにも関わります。売上をより伸ばすために、店舗の方針や売上に合わせてメニューを考案します。

また、新規顧客の集客のためのキャンペーンやイベントの立案をしたり、新規事業の企画制作などに携わったりと、経営計画の中心として立ち回ります。もちろん、売上や経費をはじめとしたコストの管理も、この経営業務に含まれます。

本社と関わることも

独立した店舗でなく、複数の店舗を展開している場合、所属している店舗のことだけでなく、運営している本社と関わるのもマネージャーの役割です。

本社や関係会社との全体会議に出席するなど、本社と連携をしながらよりよい店舗の経営を目指します。

お客様への施術を行うこともある

マネージャーはどちらかというと店舗経営そのものに携わることが多く、裏方の立場が強いといえます。とはいえ、美容室に所属する美容師なので、お客様への施術を担当することもあります。

もちろん店舗にもよりますが、お客様の対応をする一人の美容師として、また、店舗全体を見通す経営スタッフとして、さまざまな業務に関わりながら店舗の経営を支えるのが美容師のマネージャーです。

美容師のマネージャーにはどんなスキルが求められる?

美容師のマネージャーにはどんなスキルが求められる?
美容師のマネージャーは、さまざまな業務に関わる必要があることがおわかりいただけたのではないでしょうか。

ここからは、美容師のマネージャーとしてどんなスキルや能力が必要なのかについて見ていきましょう。

高いリーダーシップ

マネージャーは、店舗に所属するスタッフをまとめ、統括していかなければなりません。そのため、高いリーダーシップが求められます。

ときにはスタッフ同士で揉め事が起きてしまうこともあるかもしれません。スタッフに指示を出す必要もあるでしょう。そんなとき、高いリーダーシップを発揮できればスタッフ同士の人間関係を円滑に築き、結果として働きやすい店舗づくりにつながります。

人と関わることが好きでコミュニケーション能力がある

スタッフはもちろん、取引先や本社、同業他社、ときにはお客様とも関わることが考えられます。そのため、人と接することが好きで、高いコミュニケーション能力がある人はマネージャーに向いているといえるでしょう。

スタッフとコミュニケーションを取ることで、他のスタッフが店舗に求めていることや店舗への不満点などを読み取り、労働環境の改善につなげることができます。

お客様と接すれば、お客様の声からどんな点に満足しているのか、経営を続ける上で改善が必要そうな点などを汲み取ることができるでしょう。

経営に関する知識やスキル

マネージャーは、売上やコストの管理、経営計画の立案などに携わる立場です。そのため、経営に関する知識が求められます。経理や事務処理などの実務的なスキルも必要です。

一般的な経営に関する知識だけではなく、美容業界ならではの知識を求められることもあります。美容師として現場に立ったことのある人は、美容業界の経験を持っているため、マネージャーの業務にも役立てることができるでしょう。

美容やファッションのトレンドに敏感

美容師は、美容室を訪れるお客様を美しく仕上げるのが仕事です。また、お客様も、美容やファッションに敏感な人が多いです。そのため、美容やファッションのトレンドに敏感で、常に変化する流行を学び続けていくことを求められます。

お客様に対応するときだけでなく、店舗の運営にも必要です。経営計画や店舗の方向性を定める際には、トレンドを把握し反映させることが重要になります。

美容師として高い技術力

マネージャーは経営やマネージメントで美容室を支える立場です。ですが、お客様の目線に立ってみると、マネージャーも美容師のひとりです。

お客様は、マネージャー=役職がついている偉い人=技術力も高い、と判断することが多く、施術を担当することになったとき、お客様は高い技術力を期待するでしょう。

また、スタッフをまとめ教育していくためには、自身が高い技術力を持っていなければ説得力がありません。

店舗によっては、マネージャーに就任することで現場に立つ機会が減ってしまうかもしれませんが、美容師としての技術はしっかりと磨いていく必要があるといえるでしょう。

美容師の資格を持っていないとマネージャーになれる可能性は低い

基本的に、マネージャーは経理や事務といった裏方の業務がメインとなるため、美容師の資格が必須というわけではありません。しかし、美容室の経営には美容業界や美容室、美容師の知識が求められるため、美容師として現場に立っていた経験は役に立つでしょう。

また、アシスタントやスタイリストを経てからマネージャーに就任する、といったケースが多いため、マネージャーに就任するためには、現実では美容師資格を持っていないとほぼ不可能と考えられます。

美容師免許が不要のマネージャーの求人が出ていることもありますが、求人の全体数から見るととても少ない印象です。美容師のマネージャーを目指すためには、美容師の資格が必要と考えてよいでしょう。

インテリアのセンス

マネージャーは店舗のメンテナンスやマネージメント、雰囲気づくりも担当します。そのため、インテリアを配置するセンスや色彩のセンスが必要になります。

インテリアや色彩は持ち前のセンス以外にも、知識として学ぶことができます。こういったものに関わる資格や試験にはインテリアコーディネーターの資格や色彩検定があるので、勉強してみるのもよいでしょう。

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美容師のマネージャーになるには?

美容師のマネージャーになるには?
美容師のマネージャーは、幅広い知識やスキルが求められる立場です。そんな美容師のマネージャーになるには、どんなことをすればよいのでしょうか?美容師のマネージャーになるための具体的な行動について見ていきましょう。

長く勤務して技術を磨き知識を学ぶ

美容師のマネージャーになるためには、現場の美容師としてさまざまな知識を学び技術を磨くことが求められます。美容師として長く勤務することで、技術と知識を学ぶことができるでしょう。

特にひとつの店舗に長く勤務する場合では、店舗を熟知することができ店長やオーナーの信頼を得やすいため、マネージャーに就任するケースが多いです。

ただし、実際は、経験を積んだ美容師ほど、独立を考える人が多いのも事実。店長やオーナーからすると、独立するかもしれない美容師を、マネージャーという重要な役割にはしたくありません。

あらかじめ「独立しないで勤務を続ける」と伝えておくと、マネージャーになれる確率はあがります。しかし、結果的に独立は難しくなってしまいます。キャリアプランで独立も視野に入れている方は注意しましょう。

マネージャー候補を募集している店舗に転職する

所属している店舗にすでにマネージャーがいる場合、勤務歴が長く技術も高いベテランの美容師でも、マネージャーに就任することは難しいです。

今すぐでなくゆくゆくはマネージャーになりたい、という方はそのまま勤務を続けていると、将来的にマネージャーになれる可能性はありますが、確実ではありません。

そんなときは、マネージャー候補の求人を出している他店舗への転職も考慮にいれましょう。特に大規模な経営を行っている美容室の場合、新規店舗の開業に合わせてマネージャー候補の求人を出しているケースも少なくありません。

現在所属している美容室でなかなかマネージャーになれそうにない、と感じたら、思い切って転職してしまうのもひとつの手段です。

美容師のマネージャーにおすすめの本を紹介!

美容師のマネージャーにおすすめの本を紹介!
美容師のマネージャーは、前述したように幅広い知識が必要になります。そこで、マネージャーに必要な知識を学ぶことができる書籍を紹介します。

美容室「幹部」の教科書

美容師の実績”で経営幹部は務まらない。のべ4000店の課題を解決した美容室の「マネジメント」に必要なスキルを習得しよう!

のべ4000店の問題を解決した、美容室の「マネジメント」に必要不可欠なスキル
「スキルピラミッド」

マネジメント力/戦略構想力・未来構想力/組織売上開発・ヒューマンスキル・組織開発/技術力・営業力・コミュニケーション力・公人力 に基づいて、幹部の役割・仕事を紹介。

引用: amazon 美容室「幹部」の教科書 (DOBOOKS)

百貨店・スーパーの食品売り場担当を経て美容室専売メーカーに転職し売上のV字回復を遂げ、さらに全国的な新規事業の展開を達成した、佐藤康弘氏の著書。多数の美容室オーナーとの面談で、業界が抱える問題を解決してきた体験談を通し、美容室経営のノウハウと経営戦略を学ぶことができます。

選ばれる条件 -こうやれば、突き抜けられる-

断言する。「君は思い描いた通りになれる」

美容師の枠を超えて活躍する二人が「選ばれる人」に登りつめ、
「選ばれる店」を創り上げ、世間の注目をさらい続けられる理由を徹底解明。
月会費8,000円のサロンで発信した「選ばれる人」になるためのエッセンスを本書に凝縮。

大人気美容室『air』『LOVEST』のDirectorを務め、個人としても著名人から指名の絶えない木村直人氏。
そして、23歳で独立して「フリーの美容師として月に340万円を売り上げ、
「今、美容師が憧れる美容師11人」にも選出された伝説の美容師エザキヨシタカ氏。
いかにして二人は、日本を代表する美容師に登りつめたのか。
彼らが時代の最先端に立ち続けるマインドセットを紐解く、
美容師は読書必至、そうでない方にも通ずる、人に「選ばれる」ための教科書!

引用:amazon 選ばれる条件 -こうやれば、突き抜けられる

美容師として女性の髪に新たな美を作り出してきた木村直人氏と、オーナー美容師としてヘアメイクだけでなくセミナー講師なども務めるエザキヨシタカ氏の共著。

日本を代表する美容師といっても過言ではない二人の経験を通し、美容師としての未来を目指すメソッドが詰め込まれた1冊です。

著者サイト

マネージャーは美容師の経験や技術以外に経営の知識も大切!

マネージャーは美容師の経験や技術以外に経営の知識も大切!

美容師のマネージャーは、美容師の知識や技術の他にも経営に関する知識やコミュニケーション能力、インテリアや色彩のセンス、高いリーダーシップなど、さまざまな知識やスキルが求められる立場です。

マネージャーを目指すためには、ひとつの美容室に長く勤務することで信頼を得て就任したり、マネージャー候補の求人を出している美容室に転職したりといった方法があります。

いずれにせよ、美容師の技術を磨くのはもちろん、経営をはじめとした幅広い知識を学ぶ必要があります。

探究心や好奇心を持って常に新たな知識を学びながら美容師の技術も磨き、スタッフやオーナーとの信頼関係を構築していけば、マネージャーの道が開ける日が来るでしょう。本記事で紹介した書籍も参考に、美容師のマネージャーを目指してみてください。

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