その前に:リザービアはLINE予約や自社アプリでリピート強化ができます
広告費を払って集客できたコロナウィルス前時代に加えて、コロナウィルス後時代は自分のお店が好きで通ってくれるお客さんを強化する仕組み作りも必要になります。
集客が難しい時期の備えとして、LINE連携予約や自社アプリ予約で2回以上通ってくれるお客様への対応を強化しましょう。
1、スタッフの健康管理や在宅中の作業を考えておく
※1、は緊急事態宣言で店舗をお休みにしている方向けの内容になります
店舗営業の自粛を決断したサロンオーナーさんは働くスタッフのため、お客様のために決断をされたと思います。自宅で自粛を行うサロンスタッフ向けに不要な外出を行わないこと、宅飲みと称して複数人で集まらないことを再度指導おすすめします。
また、サロンスタッフが在宅中にできる作業として、
- 美容ブログやYouTubeの更新(1日1美容を発信など)
- 撮影画像・動画の編集作業
- 自己学習(美容師さん向けオンライン学習ツール:Hair study)
を与えることでスタッフさんにお給料を支払う理由を作りやすくなります。
2、 ホームページやDMでお客様にコロナウィルス対策での営業状況の告知
ここ数日でインスタグラムなどに自粛期間中の休業連絡や営業時間短縮についての投稿が目立つようになってきました。
SNSでの告知と合わせてホームページのお知らせにも掲載して、お客様に正しい店舗の営業時間を告知しましょう。(休業の告知が増えているので、営業中のサロンさんは営業時間短縮で営業しているなど情報発信する価値ありです)
この時、LINE公式(旧:LINE@)のアカウントを作成し、今後の予約情報など最新情報を流す入り口の共有をすることで、既存のお客様への情報発信をサロンさんから行いやすい土壌を作っておくことは有効です。
また、Google My Businessで店舗アカウントをお持ちのサロンさんは、営業時間を更新しておくとGoogle検索結果に一番目に触れるのでおすすめです!
3、 お客様が自宅で購入できるECサイトを制作
飲食・ホテル業界で行われ始めているギフト券販売。お客様も自宅にいて困るのは、髪の悩み別に対応する解決方法としてシャンプーやトリートメント、ヘアケアアイテムをご紹介するいい機会になります。
サロンで販売している商品のメリットを掘り下げて紹介し、ECサイトをBASEやSTORESで作成して購入や決済ができるサイトを作成しておくことがおすすめです。もちろんギフトカードの販売も上記のECサイトから行えます。
実際にNORA HAIR SALONでカットの前売り券やカラーの前売り券の事例があります。
4、 助成金や融資で休業中の経費コストを確保
休業を選択したサロンさんは、休業中にもスタッフさんのお給料、家賃など経費はかかります。すでに対策済みのサロンさんが多いかと思いますが、スタッフさんの休業中の手当を助成金で対応し、家賃などは融資を絡めてまずは生き抜くことの選択をおすすめします。
雇用調整助成金
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いい点:
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対象者は、雇用保険加入者に関わらず、働いているスタッフ全員
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お休み中のスタッフ給料の80 – 90%が助成される
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支給限度日数は100日+α(令和2年6月30日まで)
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検討事項:
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直近1ヶ月の売上が昨年同月比5%以上の減少
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(設立1年未満の場合は、令和1年12月と比較して直近1ヶ月が5%以上の減)
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雇用保険の適用事業所であること
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資料準備で社労士さんへの依頼がベター
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新型コロナウイルス感染症特別貸付 + 特別利子補給制度
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いい点:
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信用や担保がなくても一律金利で融資
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融資後の3年間は0.9%の引き下げ
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融資限度額は6,000万円
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無担保
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検討事項:
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最近1ヶ月の売上が前年又は前々年の同期と比較して5%以上の減少
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貸付期間は設備資金20年以内 / 運転資金15年以内
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創業後3ヶ月以上の事業所
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小学校休業等対応助成金
臨時休校等により小学校等に通う子の保護者やコロナウイルスに感染・感染した恐れのある子の保護者などの労働者(正規雇用・非正規雇用を問わない)の有給休暇を取得させた企業に対する助成金。
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いい点:
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非正規雇用も対象
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就業規則などが整備されていない場合も対象
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年次有給休暇や欠勤、勤務時間短縮を事後に振り替えた場合も対象
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検討事項:
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上限額8,330円
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上限額を超えた場合でも全額支給が必要
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広告費を月30万円削減してLINE予約や自社アプリでリピート強化
お店が休業中の4つの対策でした。上記に加えて、いつまで続くかわからない今回の新型コロナウィルスへの懸念から集客に関する考え方も改めるタイミングがきています。
広告費を払って集客できた時代に加えて、自分のお店が好きで通ってくれるお客さんを強化する仕組み追加が必要です。なぜなら広告費を払っても新型コロナウィルスへの懸念から集客が短期的に難しくなるからです。
新規の集客もしつつ、LINE連携予約や自社アプリ予約でリピートしてくれるお客様を強化します。